タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

涼風が わたる稲田に 赤トンボ。

2012-07-18 | 風景

随分陽が長くなりウォーキングは、少し足をのばして郊外の田園地帯を歩いて

みました。

日中は暑くてとても歩けません! 

だからこれからの季節は、陽の陰った夕方にけて、未舗装の田舎選んで

歩く様にしょうと思って、いろいろコースを考えているところです。

田んぼ道を歩いていると、時折涼風が吹いて来て赤トンボがたくさん飛ぶ懐かし

風景に会いました。

若いお母さんが子供達にせがまれたのでしょう、タモと虫篭を持って虫取りをして

いました。

このトンボは、俗名を「盆トンボ」と呼び、旧暦のお盆の頃に一番多く見られるトン

ボです。

子供の頃には、この薄オレンジ色盆トンボ」(精霊トンボ)が、午後から夕方に

かけて無数に飛んだいましたが、このトンボだけは「ご先祖様の使いだから、絶対

に捕ってはダメ」と教えられていたため、捕らないことにしていました。

この盆トンボ(学名・ウスバキトンボ)は、寒さに弱く冬を越せるのは、日本では沖

縄県ものの様ですが、幸い渡り鳥の様に長距離飛行が出来ることから、冬も

暖かい沖縄・小笠原るいは東南アジア等の地域から、春の早い九州や四国の

南端に飛来して(早春に)、産卵ふ化しつつ個体数を増やして、当県には6月に

ってから姿を見せます。

こうして世代を繰り返しながら、北海道にまで北上し、冬には果てて行くそうです。

だから「昔の人が言うように」、捕らずにそっとしておいてやりたいものです。

        ~今日も良い一日であります様に~