タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

蝋梅の 花から花へ メジロ鳥。

2014-01-31 | その他

この時期屋外で一番目につく花、それは『蝋梅:ロウバイ』」の黄色い花です。

白(紅)梅に先立って咲く春告げ花とも言われ、透き通る蝋細工の様な黄色い

梅の花。(花名由来:中国原産)

とても甘く強い芳香を放ち、注意して通り掛かれば、香りで「あぁ・・・どこかにロ

ウバイの花が咲いている」、と分かるほどです。

今日、海沿いの民家の路地裏を歩いていると、「ロウバイ」が花盛りで道に張り

出していたので、近づいて良く見ると、小さなメジロが花から花へ(枝から枝へ)

と、蜜を求めて飛び移っているのに気が付きました。

また、枝に沢山の「みの虫」がぶら下がっていると思い、手に取って見ると、これ

がみの虫に非常によく似たロウバイの種子だったのです。

この種子を2~3個、勝手もぎ取り(盗って?)帰り、殻を開けて見ると中には、コ

ーヒー豆によく似た種が数個入っており、早速、発芽の準備に取り掛かりました。

実は、花木を実生(種)から育てる技は、私の得意とするところなんです。

早ければ2~3年後には、我が家の庭にも、ロウバイが数個の花が着けるはず

です。

屋外で出会った綺麗な花木の種を採集してきて、実生から育て、そして花を見る。

(これも花木の楽しみ方の一つでしょうか

ちなみに4年前、露天風呂の庭園で拾ってきた、真っ赤な「いろはモミジ」の種

から育てていたのが、随分大きくなってきたので、先日、和庭に移植したばか

りです。(あっという間に大きくなりますヨ

~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

 


~陽射しも暖かい今朝の大橋川の景色~

2014-01-30 | 風景

昨日描いた絵(鉛筆画)に色を乗せてみました。

やはりモノクロと違って、色を乗せることで空気感・生命感・臨場感が生まれて、見る人に

訴えたいことが伝わるな気がします。

人間が平素、ごく当たり前に感じている「太陽の光(光源)を受けて、物体が吸収、反射す

光によって、リンゴは赤くバナナは黄色く視覚に飛び込んでくる」、なんて・・・昔教科書で

習ったものですが、今日は鉛筆画に色着け作業をすることで、お天道様(太陽)のこんな恵

みを改て感じることとなった次第です。

            ~今日も良い一日でありますように~


  ~陽射しも暖かい今朝の大橋川の景色~

2014-01-29 | 風景

ここは宍道湖から大橋川が中海に至る中間地点、途中で中州で遮られて分流し、再び三方か

合流する朝酌地区(町)の水辺の景色です。

奥まった入り江から小船が一艘出てきて、中海への漁に向かうために通り掛かると、それまで

のんびりと漂っていた水鳥達が、驚いて一斉に移動して行きます。

寒々とした冬の朝のいつもと変わらない景色ですが、中洲のススキの原の冬枯れの色が、何故

か、若葉の頃とは一味違った、暖か味を覚える景色に映ります。

当地では、このところ寒い日と暖かい日が、日替わりのお天気となっていますが、今日は、朝か

ら雲一つない青空が広がり、陽射しが肌に暖かいほどで、気持ちの良い一日となりそうです。

            ~今日も良い一日でありますように~

 


~冠雪をいただく秀峰「大山」~

2014-01-28 | 風景

昨日、当地は昼過ぎ頃から、陽射しが暖かく感じるほどの日和となったため、私の週課?

となっている天然水を、中海に面した湧水に汲みに出掛けてきました。

これまでにも何回かUPしている秀峰「大山:伯耆富士」が、空気が澄んでことのほかくっき

りと、それこそ絵葉書に見るような美しい姿をみせていました。

いつも車内に常備しているスケッチ道具を取り出し、鉛筆でクロッキーして帰りました。

今朝丁寧に描きブログUPの予定でしたが、急遽予定が入ったため、パステルで大胆に雰

囲気だけ掴み、10分ほどで描き上げそそくさとUPした次第です。

            ~今日も良い一日でありますように~

 

 


~薄っすらと雪化粧した松江城~

2014-01-27 | 風景

城下街が薄っすらと粉雪化粧をした朝、松江城公園を散策していると、杉林と石垣の

狭間に見上げられる城郭が、往時を偲ばせるぴったりの構図に見え、鉛筆とパステル

いてみました。

さすがに早朝の城山は、人っ子ひとり居らずシーンと静まり返っていて、時折、頭上の

木々に積もった雪が落ちてくる音と、野鳥の鳴き声が遠くで聞こえてくるだけです。

本丸に上って行く、この石敷きの道を踏みしめ上って行くと、今からわずかに160~1

70年前までは、紋付き袴姿の武士が登城していたことを思うと(今も、鎧兜の若武者が往

来しておりますが・・・若武者隊)、時の過ぎゆく重さを感じずにはいられません。

松江城も、寒く長い冬のトンネルの中で、何回か雪化粧をし、桜花散る春(4月)には、

また多くの人々が、この石敷き道を上って来ることでしょう。

          ~今日も良い一日でありますように~

 


水仙や 来る日来る日も 海荒れて  (鈴木真砂女)

2014-01-26 | 植物

今日は日和をうかがいながら、島根半島の海辺の町に、水仙の花を見に出掛けてき

ました。

日本海の頭上に突き出した岩肌を縫うように、すれ違う事もできないないほどの狭い

道が続き、のまた上に、猫の額の様な段々畑と海を望む斜面あって、そこには水仙

が群落を作っています。

淡路島の水仙の大群落には及ぶべくもありませんが、海から垂直に4~50メートルも

断崖を駆け上がって吹いてくる潮風に、水仙の群落は波打ちとても芳しい香り辺り

面に漂っています。この香りを辿れば「シャネルの5番:幻の黒水仙」に行き着く様です

「水仙」の花は、家内の大好きな花で、この時期になるとやって来て、群落の中に腰を

掛け、しばしひと時を過ごすことにしています。

帰り際に少し切り花に頂いて帰り、食卓などに活けて置くと、家の中が清らかな香りで

いっぱいになって、気持ちまで浄化されるような気がします。

この「水仙」の原産地は地中海周辺と云われ、シルクロードを経て中国に渡り、さらに

本に渡来したとされていますが、私は水仙の球根が海に浮かんでいるのを、何回か

たことがあり、案外、中国大陸から黒潮に乗って、遥々と(♪ヤシの実~・・・の様に)流れ

着いたのかもしれませんネ。

           ~今日も良い一日でありますように~



~甘いフルーツについつい手が伸びる~

2014-01-24 | その他

今朝の食卓に上ったフルーツ、どれもこれもとても甘くジューシーなものばかり、最近糖分(A1ーC

の数値が少し高い)の取り過ぎが少し気になっているのに、ついつい買い込みたくさん食べてしまう。

ここ数年、アルコールはドクターストップが掛けられたため、その反動か?甘い物に手が伸びてしま

うようだ。

このスケッチを機に、もう少し食に気を付けようと決意したぞ。

幸い若い頃から、体重の変動がほとんど無く、ダイエットの必要性を感じたことは未だかつて一度も

ないのだが、健康維持のためならば仕方あるま。

ダイエット中の女性の苦労を思い浮かべると、食との闘いも大変なのだろうと思う。

なんせ、本能との根競べなのだから!

少し根性据えて頑張ってみようと、今朝、「それは今でしょう」スタートを切ったばかりなのだ。

~今日も良い一日を~

 


さらさらと 雪にしみいる 水の音。

2014-01-23 | 風景

朝の雪原に出掛けてみた、昨夜来の積雪が高原の冷気にまだ解けもせず、辺り一面は

銀世界。

ここには、白と黒、静寂そのものの世界がある。

身を切るような冷気の中に佇むと、すべてのものが浄化されて行く感覚を覚える。

耳を澄ます、静けさの中に、大地から湧き出る泉が小川を作り、せせらぎながら再び雪

に浸み入る、その微かな水音だけが聞こえるだけだ。

時折、遠くで木枯らしを受けた雑木林が、「ヒュー ヒュー」と鳴いている。

無の世界、空の世界とは、きっとこんな空間ではないだろうかと思う。

 こうして黎明の雪原に身を置くと、雑念が消えて心が真から洗われる気がする。

 今朝は「寒い、寒い・・・」と呟きながらも、近郊のI高原に、思いつくように出掛けてみた。

 

        ~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

 

 


「冬牡丹 千鳥よ雪の ほととぎす」 (松尾芭蕉)

2014-01-21 | 植物

日本一の牡丹の生産地でその名を「大根島」と云うが、島名の大根ではなく、その昔松江藩の朝鮮

人参の栽培地であった島であり、今は「牡丹の島」として、島のあちこちにボタン園があり、春や冬

には多くの観光客が訪れる。

花の中でも、風雅の極みと言えば、やはりこの時季に咲く、寒牡丹(私は雪牡丹と言っている) でし

ょう。

毎年、ゴールデンウィークの頃に、一斉に島を彩る春牡丹とは違って、弱々しく繊細な感じの牡丹が

雪囲いの中に密やかに咲く様は、誠に風雅そのものである。

この牡丹の花は、中国原産で王族が愛した「百花の王」とも云われ、わが国では枕草子に「ふかみぐ

さ(草)」として登場し、その後も多くの文人墨客が、華やかなこの花を愛し、詩や絵画に残している。

この時季、夜更けに降った雪は、昼過ぎ頃までは残るので、『 雪牡丹』?を愛でるのなら、そのつもり

島に渡るといい。

             ~今日も良い一日でありますように~

 

 


銀世界 紅一点の ヤブツバキ。

2014-01-20 | 植物

全国津津浦浦、どこの里山にも咲く「ヤブツバキ」のこの赤い花が好きで、

以前に描いた日本画の小品です。

今日は「大寒」、ヤブツバキの開花にはまだ少し早い様ですが、UPしてみ

ました。

椿の花は、野山の草木が果葉を落とし、彩りの失われる冬から、だんだん

暖かくなって来る春先にかけての長い間・・・・雪の中に真っ赤な花を着け、

やがてやって来る希望の春を予感させてくれる、心和む花でもあり、私の

好きな花の一つです。

 当市と椿の関わりは古く、松江藩七代藩主:松平不昧公(茶人)が、藩財

の足し(椿油の生産)と、茶人大名のコレクションを兼ねて、椿を植栽したと

言われており、今も松江城の堀端には、ヤブツバキノの群生する「椿谷」が

その地名と共に、往時の名残を留めています。(日本3大ヤブツバキ群の一つ 

        ~今日も良い一日でありますように~


~稲穂を啄むコハクチョウ~ (宍道湖畔の田園地帯)

2014-01-19 | その他

風邪もかなり良くなってきたので、今日は空模様を見ながら日課の散歩にと、白鳥ロード?

出掛けてみました。

ここは宍道湖畔の田園地帯、今年も沢山のコハクチョウが日毎に飛来し、稲穂(二番生り)

をせっせと啄んでいます。

宍道湖・中海がラムサール条約・湿地登録を受けたこともあってか、水鳥保護の機運も一

と高まってきているようですが、連日、たくさんの人が平素は見慣れない場所(農道)に車

をズラリと停めて見物、中でもアマチュア・カメラマンの望遠レンズの砲列、すると白鳥達は

何時か見たことのある、猟銃の銃身と間違えるのでしょうか?・・・一斉に首を持ち上げたこ

ーズで、警戒態勢に入ります。

これはこれでカメラマンには画になるでしょうが、白鳥達にしてみれば大変迷惑なことです。

ばらくすると警戒を解いて、再び食(欲)に専念します・・・・・・

ハクチョウ達は、今のうちにしっかりと食べ体力を貯え、しばらくすると約二週間も掛けて、

約4000キロ近くも離れた、北極海に面するシベリアのツンドラへと、北帰行を始めなくては

ならないのですから。

今日も、上空を「コォー、コォー」と鳴きながらコハクチョウが飛来してきます。

           ~今日も良い一日でありますように~

 

 

 


~元気一杯泳ぐ出雲ナンキン~

2014-01-17 | その他

         ~引っ越し先の水槽で元気に泳ぐ出雲ナンキン~

やはり風邪の様でダウン寸前、とてもスケッチする元気がないため、代わりに今日は、飼育中

の出雲ナンキン達に登場してもらいました。

本来ならばこの時期は、屋外のプラ・タンクで冬眠中ですが、以前に「凍結・全滅」させた悲惨

経験があり、これを踏まえて、部屋の中の水槽に引っ越しさせたため、春を先取りして温くぬ

くと、一日中優雅に泳ぎ回り、時間になると餌まで要求します。

生きとし生けるもの、やはり健康が一番の様ですね~

        貴方にとって、今日も良い一日でありますように


智恵子は東京に空が無いといふ ほんとの空が見たいといふ・・・ 『智恵子抄』より

2014-01-15 | 風景

上空のかすかなジェット音にフッと見上げると、山陰独特のどんよりとした冬空に、虹が架かり

雲の切れ間から、一ヶ所だけ真っ青な空がのぞき、光がふり注いでおり、クロスする様に、

田発(出雲空港行)のジェット機が飛んでいました。

この時期めったに見られない、とても気持ちが晴れやかになる様な光景に出会ったため、ソッ

とイメージしながら帰宅し、さっそく絵に描いてみました。

いつもそこにある「空」なのに、随分久しぶりに見上げた様な気がします・・・思えばあのジェッ

で、人生の悲喜交々を乗せてフライトしたことか・・・・・・・

久し振りに空を見て、20代の頃、今では動機さえ忘れてしまったが、高村光太郎(彫刻家・詩人)

の、

『智恵子抄』  ~あれが阿多多羅山(たたらやま) あの光るのが阿武隈川(あぶくまがわ)~

を読んでいたことも思い出し、引出しから引っ張り出してきてめくってみた。 

その中に、妻・智恵子(画家・詩人・福島県出身)について光太郎は、

「あどけない話」

智恵子は東京に空が無いといふ。
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間(あいだ)に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山(あたたらやま)の山の上に
毎日出ている青い空が
智恵子のほんとうの空だといふ。
あどけない空の話である。
と云う「空」に関する、詩の一節を思い出してしまった。

また、詩集の中で光太郎は、だんだん心が壊れてゆき、不治の病に冒された智恵子について・・

「千鳥と遊ぶ智恵子」

人っ子ひとり居ない九十九里の砂浜の
砂にすわって智恵子は遊ぶ。
無数の友達が智恵子の名を呼ぶ。
ちい、ちい、ちい、ちい、ちい――
砂に小さな趾(あし)あとをつけて
千鳥が智恵子に寄って来る。
口の中でいつでも何か言ってる智恵子が
両手をあげてよびかえす。
ちい、ちい、ちい――
両手の貝を智恵子がねだる。
智恵子はそれをぱらぱらに投げる。
群れ立つ千鳥が智恵子を呼ぶ。
ちい、ちい、ちい、ちい、ちい――
人間商売さらりとやめて、
もう天然の向こうへ行ってしまった智恵子の
うしろ姿がぽつんと見える。
二丁も離れた防風林の夕日の中で
松の花粉をあびながら私はいつまでも立ち尽す。

と云う、最愛のつまへの愛と絆の強さを詠った詩も残している。

なぜかこの『知恵子抄』、我が家の本棚ではなく、1冊だけ場違いな和ダンスの引き出しの中に

永く眠っている。

           ~今日も良い一日でありますように~


~真っ赤なイチゴが美味しそう~

2014-01-14 | その他

                                                (2012・1・9:スケッチ)

今日は冷蔵庫の食材も底をついてきた様なので、近くのスーパー、マーケットに買い込み

のため出掛けてみました。

買い物カゴ置場のすぐそばのコーナーには、売れ筋の果物が所狭しと並んでおり、どれも

これも甘い果物ばかりです。

そのコーナーのセンターを占めるのが、この真っ赤なイチゴ、少し高くていつもは無視して

行くのに、今日はついつい手を伸ばしてしまいました。

今日のイチゴのキャッチコピーは、『今日はいいイチゴの日』だそうです・・・・・・

うまいことを言いますネ! (「1・15」~たしかにそう読めなくはない)

ちなみに帰宅後、イチゴを美味しく頂きながら、ちょっと調べてみると、・・・消費拡大協議

会なる団体が、ゴロ合わせでそう決めているとか、 いずれにしても「1月15日」は、グレゴ

リオ暦で、年始から15日目・年末までちょうど350日に当たり、一昨年もちょうどこの頃(1

・9)、私の味覚がイチゴを求めておりました。

~今日も元気で行きましょう~