このところ、外はまだ薄暗いと言うのに夜中に目が覚める。
時計を見ると、まだ午前3時を少し回ったばかりなのだ。
眠れないままに布団の中で、うつらうつらとあれこれ思いを巡らせている
と、次第に部屋の中にも陽が差して来て、「あぁー、夜が明けてきたなー」
と、体感する。
窓を開け放つ と、静寂の中に東の空が黄金色に輝き、まばゆい程の美し
い光景が広がっている。
今日も我が家の新しい朝が始まる。
軒先には、いつの間(留守中)にか、白梅と早咲きの桜の花が満開になっ
ていた。
相変わらずヒヨドリが、「ピーピー」と甲高い鳴き声を上げて、梅の蕾を啄ん
でいる。
メジロが桜の蜜を吸っているのだろうか、忙しげに樹間を飛び交い、「チッ、
チッ」と、清々しい声で朝の到来を告げている。
思えば、「若い頃は、朝寝坊の私を朝が迎えに来てくれていたものだが、今
は、目覚めの早い私が、朝を迎えに行っている。」様だ。
いつもと変わらない朝なのに、今朝の私には、黄金色に輝く希望の夜明け
が、殊更、美しく心に沁み渡って来る様だ。
私と言う人間が、大自然のほんの一部として、今日も生かされている事に、
この上ない幸せを感じる朝なのです。
天から与えられた命を、ただただ懸命に生きること、それこそが、人間が生
きる意義なのだと思えるのです。
天に、感謝、感謝です。
~追伸~
事情があって、ブログの更新を一月余り休ませて頂いておりましたが、お陰
さまで今日、無事復帰することが出来ました。
これも皆様から頂いた、暖かいお気持ちのお陰と感謝しております。
しばらくの間は、体調に合わせてボチボチと更新することになると思います
が、よろしければ、お立ち寄り下されば大変幸せなことです。
~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~
入院中娘が送ってくれた、家族の一員ミカの画像に、随分心癒されたものです