タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

 ~フィギュア・歴代世界最高得点優勝~

2015-11-29 | その他

フィギュアスケート「NHK杯」(シングル)、昨夜に続きTVでライブ観戦をしました。

男・女羽生結弦:宮原知子)共に優勝、中でも羽生選手は、ショート・フリー共に歴代世界最高得点をたたき出す圧巻の

演技を見せた。

最高難易度の演技構成で、全てのジャンプを成功させ、トータルでは300点を超える(322・40)と言う、驚異の歴代世界

最高点を記録しての優勝であった。

この得点は、前人未到の点であり、当分の間破ることの出来ない領域ではないかと思う。

やはりTV観戦していても、ジャンプもさることながら、流れる様なステップ、表情の氷上の舞いは素晴らしく、他とは、次元

の違いを感じるものであった。

羽生選手は、演技が終わってのインタビューの中で、喜びを語る中で此処に至る練習の日々を振り返り、『ここまで血のに

じむ様な『努力』・・・いや、『練習』をしてきました。・・・』と、謙遜してみせた。

私は、これが一流の人の凡人と違うところであろうかと思う。

また、宮原知子も同じく練習の虫で片時も練習、努力を怠らない選手と聞く。

今話題の、ラグビーをはじめ、どの道の一流であれ「血のにじむ程の努力をすれば、必ず報われる。」と、信じて精進した

結果であるところが素晴らしいと思う。

その意味からもNHK杯は、見る者に「勇気」と「感動」を与えた男女優勝であった。

~今日も良い一日であります様に~


~イタリアの名女優「ソフィア・ローレン」~

2015-11-26 | その他

                    イタリアの名女優「ソフィア・ローレン」

1950~90年代にかけて映画、TVで活躍した、イタリアの大女優:ソフ

ィア・ローレン、この時代の映画は私も随分たくさん観て来た。

ちなみにB・バルドー、イングリット・バーグマン、ジャックリーヌ・ササー

ル、O・ヘップバーン、エリザベス・ティラー、キャサリン・ヘップバーン、

グレース・ケリー等など、次から次へと主演女優の名前が出て来る。

中でも、このソフィア・ローレン主演の映画「ひまわり」の印象は強い。

「ひまわり」の本邦公開は、昭和45年と言うから、週休の日にでも映画

館に足を運んで観たのだろうが、定かではない。(その後、何回もTV放

映されている。)

当時、イタリアの二大スターであったソフィア・ローレンと、二十世紀のイ

タリアを代表するマルチェロ・マストロヤンニの主演で、名匠ヴィットリ

オ・デ・シーカのメガホン、あのンリー・マンシーニが音楽担当と言う、こ

上ない才能が結集した映画で・・・あの一面に咲くひまわり畑の中を行

く、ソフィア・ローレンの映像は今も強烈に目に焼き付いている。

映画は、戦争(第二次世界大戦)によって引き裂かれた、愛し合う夫婦(ジョ

バンナとアントニオ)の行く末を、悲哀たっぷりに描いた作品で、エンディ

ングで地平線にまで続く一面のひまわり畑の中を行くシーンが、当時、

大変好評を得たものである。

~戦後、行方不明となった夫・アントニオの帰りを、老いた母親を励まし

ながら待ち続ける妻・ジョバンナ・・・遂にジョバンナは、愛する夫の生存

をその目で確かめるため、ソ連へと足を運ぶのだが・・・夫アントニオは

戦争が引き起こした運命のいたずらで、すでに新しい家庭を持っている

ことを悟る。・・・傷心のジョバンナは帰りの駅に向かうが、汽車から次々

に降り立つ、労働者たちの中にアントニオの姿があった。・・・しかしジョ

バンナは、そのまま何も言わずに汽車に飛び乗り、涙を流し去って行

く。・・・・・

そんな映画であったように思う。

ソフィア・ローレンは、その肉感的で堂々としたプロポーションから、初期

の映画では、それを強調した様な作品が多かったが、後に良い監督との

出会いもあって、アカデミー主演女優賞を手にするほどの、演技派の大

女優の座についている。

 

ヘンリー・マンシーニ:「ひまわり」

 

 


~秋の名残り、それでも錦秋~

2015-11-24 | その他

先日、久し振りに尼子の里の「天台宗・瑞光山・清水寺」に詣でて来ました。

ここ「清水寺」の紅葉は、私の中ではあることを契機に、お参りすることも多くなってか、

特別美しいものとなっています。

すでに季節は‘立冬‘も過ぎてしまったと言うのに、境内の此処彼処には、モミジとイチョ

ウが彩りを競い、まだまだ‘錦秋‘の感がありました。

駐車場に車を置いて、苔むした石畳の参道を、山門を潜って右耳に谷川のせせらぎを

聴きながら、鬱蒼とした杉木立の中を喘ぎながら登って行くと、境内(上の段)が近付く

に従って、段々と石畳に赤と黄色の紅葉が散り敷き、明るい空が紅葉を透かして、思

ず「きれいだな~」と、ため息をつくほどの‘錦秋‘を見ました。

散り始めたとは言え「何と言っても、錦秋の清水寺が一番」です。(たしか、春にお参りした

にも「清水さんは、桜の春が一番だ。」と言っていた様な・・・・)

お参りを終えしっかりと紅葉を愛で、参道をゆっくりと下って行くと、途中で500人ほど

あろうかと思うほどの団体さん(高齢)に遭遇してしまいました。(足腰の痛さに耐えながらゆっく

り、ゆっくりと昇って来られます・・・)

そんな訳で、狭い参道で立ったまま道を譲ること約30分、清水寺は‘厄落としの寺‘とし

て有名で、この日も家族員ミカ嬢(チワワ)にも、その御利益をと連れてのお参りで

あり、急坂な為にほとんど‘抱っこに負んぶ状態‘、お陰で今回のお参りは、ほんとうに

よい運動になりました。(これも御利益)

清水寺の「春秋」と言えば・・・

万葉の額田王(ぬかたのおおきみ)の和歌に、こんなが歌が・・・

『冬こもり 春さり来れば 鳴かざりし 鳥も来鳴きぬ 咲かざりし 花も咲けれど 山を

茂み 入りても取らず 草深み 取りても見ず 秋山の 木の葉を見ては 黄葉(もみ)

をば 取りてぞ偲ふ 青きをば 置きてぞ嘆く そこし怜(たの)し 秋山我は』

~春がやって来ると、鳴かなかった鳥もやって来て鳴き始める。 咲かなかった花も咲

くけれど、山は木が繁るので、入って行って花を手に取ることもできない。 草が深いの

で、折り取って見ることもできない。 ところが秋はどうか。 

秋山の木の葉を見ては、色づいたのを手に取って賞でる。 まだ青い葉はそのままにし

、紅葉するのを心待ちにして溜息をつく。 そこが楽しい。 やはり秋の山が良い、私は。~

この歌は、天智天皇が命じた「春秋争い」の歌と言われ、結局、額田王の秋山の歌に軍

配が上がったそうな。

貴方にとって、今日も良い一日であります様に

レミゼラブルより「夢やぶれて」:スーザン・ボイル 


~忘却とは忘れ去ることなり。 忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ。~

2015-11-20 | その他

毎回、『忘却とは忘れ去ることなり。 忘れ得ずして忘却を誓う心の悲しさよ』の有名なナレーションで始まる

ラジオドラマ『君の名は』、は1952年に始まったNHKラジオドラマですが、翌年には主演:佐田啓二、ヒロイ

ン:岸恵子で、松竹映画社が制作しています。

ラジオも映画も公開当時、私は大人のドラマが何たるかも分かるはずもなく、聞いたことはなかったのに、妙

に記憶に鮮明なのは、年長の兄や姉からの刷り込みなのか、それとも、後年映画を見た際の、印象なのか

定かではありませんが、確かに「ラジオドラマが始まる時間帯になると、女湯が空になる。」と言われ、ヒロイ

ン:真知子の ‘真知子巻き‘ (マフー)が大変な人気であったことはよく覚えています。

さて、昨日レンタル店で映画を物色中、目に留まったのがこの映画「君の名は」で、「懐かしいな~」りて見

ようかと、思い立った次第です。

主演の佐田啓二が後宮春樹を、ヒロインの岸恵子が氏家真知子を演じるメロドラマです。

純な愛の物語なのですが、男女のすれ違いを巧みに描き、「ドラマは、これから一体どうなっていくのだろうか

?」との、視聴者心理を巧みに突いた筋立てとなっています。(たしかに戦後、娯楽の少なかった時代のラジオ

ドラとしては、出色の脚本によるドラマかと・・・)

~あらすじは~

昭和20年5月24日の空襲の中で、偶然に出会った若い男女が、戦火の中を手に手をとって逃げ惑い、防空壕

で一夜を明かします。

そして別れる際に、銀座の数寄屋橋の上で、春樹が「もし生きていたら、半年後の24日にここでお逢いしませ

か。」と聞き、女性も「ええ、もし生きていたら・・・」と応えて去っていく。

女性の後ろ姿に『君の名は・・・?』と尋ねるのだが、空襲のサイレンが鳴り響き、慌ただしい喧騒の中で、お互

いに名乗れないまま別れて行きます

・・・半年後の再会の日、真知子は空襲で親を亡くし、親戚の叔父を頼って佐渡へ渡る船上から、遠い東京を

詰めていました。

一方、春樹は約束の数寄屋橋へ行き、真知子をひたすら待ち続けるのですが、真知子は遂に現れません。

映画は、北海道から九州まで西に東に舞台を移しながら、男女それぞれの人生の紆余曲折を経ながら、展開し

て行く。

1日違いで約束の場所へ行けなかったり・・・やっと会えた時には、真知子が結婚式を明日に控えていたり・・・次

に再開する時には身ごもっていたり、夫の策略で遠ざけられたり・・・

ストーリーは至って単純なのだが、徹底した「すれ違い」を軸にストーリーは展開される。

いかにも戦後間もない恋愛映画らしく、この時代の、真っ正直で純朴な日本人の‘愛‘が描かれた映画である。

ただこの映画、一部作から三部作まで観賞するには、相当の時間を要するので、その点はご承知置きを

主演の佐田啓二は、『喜びも悲しみも幾歳月』など、当代随一の売れっ子スターであったが、事故で38歳とい

う若さで世を去っている。

ちなみに中井貴一、貴恵の父君でもある。(当然のことながら中井貴一は、父親そっくりになって来た。)

今日も、良い一日であります様に

「君の名は」~森昌子

 


 

 


♪母さんが夜なべをして~ 干し柿作ってくれた~♪

2015-11-18 | その他

            ~秋ふかし隣は、干し柿つくる人~

家内の友人から「干し柿用の柿があるけど作る?」と、電話が架かって来ました。

早速頂きに行って来ました。

ここ数日雨降り続きで、「干してもカビが生えなければ良いがな~」と思いつつ皮を剥作業に取り掛か

りました。

昔は、もっと冷え込みの厳しくなった時季に、夜なべ仕事として作っていた様な気がしますがが、寒くな

ったと言っても、まだまだ暖かくて心配、、、ところが、今回は家内がその友人から、干し柿作りの知恵

を授かって来ていました。

皮を剥いた柿を紐に通した後、ザブンと熱湯に潜らせ、冷えてきたら吊るして、霧吹に焼酎を入れて吹

きかけて置くとカビも生えにくいとか。(友人は、小瓶に焼酎まで準備してくれていました、、、感謝、感謝です。)

これで順調に乾けば、年末には立派な「干し柿」が出来るはず。

しかし、残念な事には、飽食の時代の申し子である子供達(孫子)は、同じ甘い物でも干し柿等には「ち

ょっと違うかな~」、、、と、目もくれません。

でも私たちの年代の者にとっては、この晩秋の風物詩でもあるこの「干し柿作り」そのものが、楽しいで

はありませんか。

と言うことで、我が家では、今年も「大人のお茶受け」として頂きましょうか。

お母さんは昨夜から、せっせ、せっせっと編み物をしていましたが・・・今朝、やっと出来上がりました。

  ミカ嬢の毛糸の腹巻でした~・・・暖かくて気持ちいいのかご満悦の様子です。

 ザ・プラターズ:引き潮

 

 

 

 

 


  ~廃れゆくものの美くしさ~

2015-11-16 | 風景

                  

                ~廃れゆく物の美しさ~

廃船、廃墟、廃屋など役目を終えて、静かに廃れゆくものの美しさに人は魅かれる。

この廃船の絵は1980年頃(昭和55年)市美展に向けて描いた日本画です。

当時、中海の干拓事業計画が発表され、大根島の堤防事業が中止となったため、中海(八束町入

江)に、り敢えず消波堤の代わりにと、隣市(境港市)から譲り受けて捨て置かれた廃船である。

長年日本海の荒波に乗り出し活躍してきた魚船も、用済みになるとオカ(陸)に上げられ処分され

のだが、ここではしくも海に捨て置かれる形となったため、歳月と共に次第に朽ち果てて、その

姿は ‘廃れゆくもの達の美‘ を醸し、全国から多くの写真ファンたち押し掛けたものである。

当時、直木賞作家・村松友視氏の著書「時代屋の女房」のテレビドラマ化に際して、この廃船が登

場していて、観た覚えがある

先頃世界遺産登録された長崎市の、かつての栄華を語る「軍艦島」や、草深い里山に朽ち果てた

廃屋、窓を開けると煤煙眼に沁みた蒸気機関車等々はその典型であり、私を含めてそのファン

は多い。

なぜ、人は‘廃れゆくものに美しさ‘を感じるのだろうか。

~この世に何一つ永遠などなく、いつの日にか必ず塵にかえるのだから、世界は美しい。~(長田弘「な

つかしい時間」より

現世(うつつよに)に、廃れゆくものと向き合い、また、今は対面することの叶わない、懐かしい人々と向

合い語らうことそれは人としてごく自然の行為であり、過去を今に共有することであって、自らの‘今

を見詰めなおすこと‘でもあるのはないでしょうか。

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

夕陽に赤い帆~ナット・キングコール

 

 

 

 

 

 

 

 


 ~夏の夕暮れに幻想的な白い花、秋に赤い実をつけるカラスウリ~

2015-11-15 | その他

山から持ち帰り庭の木陰にに植えたカラスウリ、今年は蔓がどんどん伸びて葉も茂り、

初夏には幻想的な白い花(レースの様な)が咲き、秋にはわいらしい橙色の実が生る

だろうと楽しみにして来ました。

しかし山から里に下ろした植物は、花が咲き実を付けさせるのは、なかなか難しく、今

年も遂に実は生りませんでした。

カラスウリの実が熟れる時期が今年も巡って来ましたので、せめてスケッチして置こう

と思いついて出掛けて来ました。

カラスウリは私の大好きな絵の‘モチーフ‘で、とても魅力的なものです。

毎年、くりかえし繰り返し描いて来ました。

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

スティシーケント~「ワン・ノート・サンバ・スパニッシュ・フリー」 


  ♪ひはまたのぼる~♪

2015-11-12 | 風景

このところ、薄暗いうちから、目が覚める日が続いている。

だからと言って別に苦痛ではないから、今朝は一呼吸於いて、自然水を汲みに行くのを兼ねて

ウォーキングに出掛けてみた。

日の出時に見るのは何年振りになるだろうか、中海越しの霊峰・大山の景色は一段と素晴らし

い。

刻一刻時間の経過とともに、黒々とした大山のシルエットの向こう側から、‘御道様‘が顔を

し、見る見る内に神々しい白い光を四周に放って、ゆっくりと昇った。

思わず手を合わせている。(太古の昔からの、太陽信仰の証だろう、日では「御・様」をつけて敬い親しん

いる。  人間の手の届かない大宇宙の神秘・・・道様・御月様・御星様)

ぼんやりと見ている内に、中空に達し、今日もまた夜が明けがやっててきた。

さ~ぁ、いい天気だ。 一日の始まりだ。

 ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

「太陽のあたる場所」:スティービィー・ワンダー

 


 ~20世紀のシンデレラ「王妃・グレース・ケリー」~

2015-11-10 | 風景

             ~20世紀のシンデレラ「王妃・グレース・ケリー」~

気品に満ちた美しさが「クール・ビューティー」と賛美され、ハリウッド女優として人気絶頂のグレース・ケリーは、カ

ンヌ映画祭において、モナコ大公レーニエ公と出会い恋に落ち、一年後に結ばれました。

それまでに築き上げた、ハリウッド女優としての、華々しいキャリアのすべてを結婚にかけて、女優業から引退し

ました。(当時、グレース・ケリーは、映画「喝采」でアカデミー主演女優賞を受けている。)

「20世紀のシンデレラ」と呼ばれた、グレース・ケリーは、「虚の自分」と「実の自分」との間で揺れる心の中の葛藤

を、強い信念によって、幸せな未来を切り開いき、二人の子供にも恵まれました。

しかし彼女はそんな幸せの中で、フランス旅行中に、自らが運転する車の転落事故で、52歳と言う若さで亡くなっ

たのです

彼女は、華やかな女優時代を経て、モナコ王妃として激変する人生の中で、その手に幸せを掴み取るまでの日々

は、一見「人も羨むほど華やかに見える、王妃としての自分」と、「心に言い知れぬ孤独を抱え続けた真実の自

分」・・・その間(はざま)で揺れ、葛藤し続けた人生では無かったでしょうか、そんな彼女はその生涯が想像できる

ような名言」を残しています。

 ~モナコ王妃:グレース・ケリーの名言~

〇「私は女優に挑戦したように、結婚にも挑戦したのです。」

「私は夫、子供、そして国民のために、愛を守り抜きます。」 

〇「私の人生は『おとぎ話のようだ』とよく言われるけど、それ自体が『おとぎ話』だわ。」

〇「落胆することも人生の糧。大切なのは、悔やまず前に進むこと。痛みのない人生は価値がないのです。」

〇「両親であることは、世界で最も難しい骨の折れる仕事です。最も大切な仕事でもあるのです。」

〇「自分の直感や第一印象を信じなさい。」

〇「どの結婚にも嵐のような時間があります。」        出典:大人の女性の名言:「生き方バイブル」~

まさに『君看(み)よや、双眼の色。 語らざれば、うれいなきににたり。』白隠禅師・・・である。

波乱に満ちた「王妃・グレース・ケリー」の人となりを知った上で、アカデミー主演女優賞を受けた1955年公開の

映画『喝采』や、没後に制された『グレース・オブ・モナコ:ニコール・キッドマン主演』を観賞して見たいと思います。

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

めっきり寒くなりお布団から出たがらない最近のミカ嬢

ニコール・キッドマン主演:映画「グレース・オブ・モナコ 王妃の切り札」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


♪今朝は午前4時に目覚め、夜明けまで音楽を♪

2015-11-07 | その他

 

            (「はやく夜が明けないかな~」:ニャンニャン)

シル・オースチン:ダニーボーイ

シル・オースチン:黒い傷あとのブルース

眠れぬ夜に聞く曲

庄司紗矢香:メンデルスゾーン協奏曲第一楽章

 

田中彩子:夜の女王アリア「魔笛より」


~一りんの冬の薔薇のうすくれなゐなつかしきものに手にもとるかな~  若山牧水

2015-11-06 | その他

              元気の出るバラの花

今日は曇り後時々晴れ、晴れ間を狙って、久し振りに我が団地の中を、ワンちゃんを連

れて散歩してみた。

同じ団地に住んでいながら、向こう三軒両隣のお付き合いは別としても、「少し離れたと

ころには、知り合いが案外居ないものだな~」等と、改めて感心したりしながら、バラの花

がたくさん、綺麗に咲いているお宅の前を通り掛かった。

あまりにも綺麗だったので、足を止めて見惚れていると、ガーデニング中のご婦人が「

がお好きですか~・・・切って差し上げましょうか。」と声を掛けて頂いた。

団地内には、バラ作りをしている家が何軒かあるのだが、ここ(Iさん宅)のバラは種類

も多く、本格的なバラ中心のガーデニングである。

バラの花を切って頂きながの雑談の中で、『今日は、元気を出して頂きたい方のお宅に

、バラを持って行ってきたところです。』とのことであった。

なるほど、確かに‘華やかで香り豊か‘なバラの花は、癒しの花でもあるな~と思った。

Iさん曰く、「実は私は、突然、夫と何も話すこともなく、先立たれてしまい、7年間も立ち

ることが出来ませんでした。

そんな中、徐々にバラの花作りに取り組ん出来ましたが、最近、やっと心の傷が癒えて

来ました。」とのことであった。

10種類ばかりのバラを切って頂いたが、念のため花の名を聞いてみると、次から次へと

横文字の花の名が、出てくるから驚きである。(私には、精々2~3種類しか覚えること

出来ないのに・・・)

ちなみに、「団地2班の〇〇〇〇と言います。」と名乗ると、「あぁ~、家の娘とお宅の息子

さんは、高校の同級生だと思います・・・娘がよく話していました。」、とのこと、世の中案外、

狭いものである。

今日は、バラの花が取り持つ縁で、団地内にまた一人の知り合いが増えた。

~今日も良い一日を~

フォー・エイセスで「慕情」

 

 

 


 「世の中は 稲刈る頃か 草の庵」  松尾芭蕉 

2015-11-05 | 風景

             (少々荒いタッチで描いて見ました~爪楊枝画)

この時期に田園地帯を散歩していると、稲刈りもほとんどが終わって、

黄金色に輝いていた田んぼは、疎らなって来ていました。

天日干し(自然)のお米は、とても美味しいということで、ここにきてまた

天日干しの良さが見直されている様です。(田舎出身の方は、こんな風景見た事

あるでしょう

今では機械化の波に押されて、すっかり少なくなってしまいましたが、出

雲地方では七段・八段重ねの「稲はで」に、稲を掛けて干しのが普通で、

さながら、田園地帯では田んぼに沢山の屏風を立て掛けた様な風情で

した。

秋口から晩秋の頃に掛けて、彼方此方で「稲はで」に、梯子を掛けご夫

婦で絶妙に呼吸を合わせ、稲束を一把づつ投げ上げ、上で受け取り、一

段一段順序よく干し、見る見るうちに田んぼの中に、稲の屏風が出来上

がって行きました。(私も学生時代この作業を手伝ったものです。)

この「稲はで」、昔は全国どこでも見掛けられた晩秋の風物詩でした。

当地方では、「いなはで」と呼んでいますが、地域によって、呼び名も形

も様々に違うの様です。

しばらくの間北風に晒し、米が乾燥して来ると、また一家総出で干した稲

を取り込んで、穀、精米にとお百姓さんは年中休む暇もなかったもの

です。

当県の西部の地方には、「よずく(フクロウ)はで」などと呼ばれる、フクロ

ウの形によく似た珍しい「稲はで」があって、写真の被写体に面白く、カメ

ラマンには今でも引っ張りだこの様です。

かく言う私も、以前カメラに凝っていた頃には、何度か撮影の為に足を運

んだものです

~今日も良い一日であります様に~

島倉千代子の「誰か故郷を想わざる」

 


♪今年最初の「柚子釜味噌」を作ってみた~♪

2015-11-04 | その他

今年はユズ(柚子)の当たり年、昨年はほんの数えるほど生っただけなのに、今年はたくさんの実を着けていた。

それがこのところの、気候が寒くなって来たためか、ようやくポツンポツンと黄色に稔りだしてきた。

今日は、その中で一番大き目の柚子を一個だけ捥ぎ取り(初取)、例年の様に『柚子みそ釜味噌』を作って見た。

食事どきひと味添えてご飯に乗せて食べるには、柚子味噌はもって来いの‘おかず‘である。

この一品は、母から受け継いだ、とても簡単レシピの‘おふくろの味‘であり、作るのは例年私の役目だ。

これから寒さも一段と厳しくなるにつれて、柚子は次々に熟れてくるだろう。

甘露煮・柚子のジャム・ジュース等々に使えるから楽しみな食材である。

また、一月ほど前にブログUPした「花ナス」、真っ赤や黄色い実が、壁掛けなどのインテリアに良いと聞いていたの

で、パソコンの横に置いてたところ、シワは少々増えたものの、これが一向に色が褪せず、鮮やかな赤い色(橙色)

している。(写真)

昨年は、クリスマス・リースにカラスウリのを使ったが、こんなに綺麗なら、今年はこの「花ナス」のドライフラワーを使っ

て見よう

              (花ナスのドライフラワー)

今日も良い一日であります様に

ポールモーリア:「悲しき天使」

 

 

 


 ♪ナンキンハゼの赤い葉が、川面に彩りを映している。♪

2015-11-03 | 風景

早朝には寒さを感じて目覚めるほど、このところめっきり寒くなってきた。

寒暖の差がはっきりしてくると、公園や野山の木々が紅葉して来る。

川沿いのいつもの散歩道には、ナンキンハゼの並木があって、先日から川面に鮮やかな彩りを映し、時折吹く秋風にカラ

ッ、カラッと葉を散らし始めている。 

あぁ~ほんとうの秋がやって来たんだ。

ハゼやイチョウにモミジ等が、コントラストも鮮やかに、日毎に赤、黄、橙色に染まりつつあります。

このところ街を歩けば、紅葉が足早に秋を連れてやって来ると言う感じがする。

秋は人の心を感傷的にし、そして、年々歳々時の流れが早くなる様に思えます。

一年なんてあっと言う間だな」などと、人は感傷的に口ぐちにする。

人は歳を重ねる毎に、一年を早く感じるのは何故なのだろう? と疑問にい、以前、何かの折に調べたことがある。

それによると、これは 心理学的な感じ方 なのだそうである

フランスの心理学者(ジャネ)が、主観的に記憶される年月の長さは、子にはより長く、年長者にはより短く評価され

るという現象を心理学的に明したと言われる『ジャネの法則』というものがあり、これによれば、

人の生涯のある時期における時間の心理的な長さは、年齢に反比例る。~と言う説である。

早い話が、50歳の人にとって1年の長さは、人生の50分の1ほどであるが、5歳の子供にとっては、5分の1に当たる

と言うこと。(5歳の人間の1日が、50歳の人間の10日に当たることになる。)

ただ他にも、「充実した時間と退屈な時間」の感じ方には、相違があるとの説もあった様に思う。

~輝き・驚き・刺激・発見など記憶に残る出来事の多い、若い時は時間が早くぎるが、その一つ一つが記憶に鮮明に残

る。 これに比べて、退屈な時間はなかなか過ぎず記憶にも残らないが、後から振り返ると、とても短かった様に感じら

る。~という説であったと思う。

要するに、人間は歳をとるにつれて、『輝き、驚き、感動、新たな発見、好奇心』と言ったものから、次第に縁遠くなりがち

で、あとから振り返ってみると、「短かった」と感じるということではないのだろうか。

紅葉の話が、すっかり道を逸れてしまったが、要は老いても好奇心を持ち、人なりに充実した輝く一日一日を生きよ、と言

う教えでもあろうか。

今日も輝く一日であります様に

サラ・ブライトマンの「風の通り道」