きょう23日は「日レスインビテーションカップ・第4回女流棋士トーナメント」の1回戦2局が行われる。
対戦女流棋士は、山下カズ子女流五段-島井咲緒里女流初段と、船戸陽子女流二段-松尾香織女流初段。戦型と勝敗を予想してみよう。
山下-島井戦は、島井女流初段の振り飛車を、山下女流五段が居飛車で迎え撃つ。シマイ攻めが通って、島井女流初段の勝ち。
船戸-松尾戦は、松尾女流初段のゴキゲン中飛車に船戸女流二段の居飛車穴熊。激戦の末、船戸女流二段の勝ち、とする。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
(前日のつづき)
1回戦の解説は、中井広恵女流六段。解説用の大盤の上には、37型はあろうかという大型テレビモニターが吊られていて、そこに「手譜(Tefu)」が映っている。中井女流六段はその画面を観ながら、大盤の駒を動かして解説するわけだ。聞き手はいないので、視覚的に違和感がある。大庭美夏女流1級は来場しているが、裏方に徹しているようだ。
4局の戦型は、石橋幸緒天河-船戸陽子女流二段戦は、船戸女流二段の中飛車穴熊で、序盤から華々しい戦い。
蛸島彰子女流五段-大庭美樹女流初段戦は、ちょっと珍しい相三間飛車。
松尾香織女流初段-島井咲緒里女流初段戦も、同じく相三間飛車。
中倉宏美女流二段-渡部愛ツアー女子プロ戦は、中倉女流二段の三間飛車に渡部ツアー女子プロの急戦。
中井女流六段は、5月のLPSA総会で代表理事を退き、現在はほぼ対局一本に絞っている。ちょっと前は疲労感がありありだったが、いまは顔色もだいぶよい。将棋内容も充実しているようで、久々のタイトル獲得も夢ではない。
午前11時になり、佐藤天彦五段による女性初心者対象の「ビギナーズガイド」が行われる。LPSAにスカウトしたい妙齢の美女らが、別室に入っていった。
大盤解説のメインは石橋-船戸戦となっている。
松尾-島井戦、中倉-渡部戦は観戦できるので、観戦不可(だったと思う)の和室で指されている石橋-船戸戦の選択は妥当であろう。
店内を見渡すと、観客席はほぼ満員。LPSA金曜サロンなどで見馴れた会員も多いが、LPSAとしては女性の観戦者を歓迎していただろうから、同じ層の観客に落ち着いてしまったのは、複雑な心境ではなかったか。
最前列では、天才・加賀さやかさんが、デジカメを片手に、熱心にメモを取っている。彼女はとりあえず女性だが、将棋関係者のようなものだ。やはりもう少し女性客がほしかったところである。ただこれだけ観客がいれば、中井女流六段も解説に熱が入るというものだ。
その中井解説もいいが、私は中倉-渡部、松尾-島井戦も生観戦したい。中盤戦になったところで、入口横で指されている、その2局を観に行った。
渡部ツアー女子プロの服装は、期待していた高校の夏用制服ではなかった。白のワンピース・ロングロングスカートの上に、緑のカーディガン(?)を着ている。ちょっと背伸びしたコーディネートといえようか。しかしこれには疑問符を打ちたい。渡部ツアー女子プロはまだ16歳である。露出度の高い服や、「絶対領域」を誇示したロリ系の服など、若さをアピールできるコーディネートがいくらでもあったはずである。
LPSAの最年少女流棋士でも29歳7ヶ月だから、年上のオバサマに遠慮した、ということはあるまいが、期待していただけに、ちょっと残念であった。
中倉女流二段はいつものようにしっとりした雰囲気である。最近はマイナビチャレンジマッチや日レスカップなど、アマチュアとの将棋が多い。この将棋にも勝って、女流棋士と一戦を交えたいところだろうが、どうか。
松尾女流初段は、開会の挨拶で「着てくる服がなかった」と自虐的だったが、なかなかどうして、落ち着いた色のワンピースがよく似合っている。実は松尾女流初段も、金曜サロンの中では人気度が高い。
島井女流初段はボディコン風の水色系ワンピースに彼女の本気度を見たが、現在はその上にブルーのジャケットを着ている。それもよく似合っているが、同じブルーのアイシャドーは、少し色がきつい気がする。
とにかく誰に何点を振り分けるか、本当にむずかしい。
中井女流六段が、観客に優勝者予想を聞いている。私はそれをガラス越しに窺うが、やはり石橋天河が圧倒的な数を占めている。観客もよく知っているのだ。
蛸島-大庭戦が終わったようだ。もう少しねじり合いの将棋になるかと思いきや、大庭女流初段の圧勝。蛸島女流五段は居玉での投了で、全然力が出せなかった。
中倉-渡部戦は、渡部ツアー女子プロが飛車を二枚持っているので、居飛車を持ちたいが、実戦的にはまだ難しいようだ。
松尾-島井戦は、島井女流初段のシマイ攻めが決まったかと思いきや、1手欲張ったのが指し過ぎで、形勢を損ねた。
石橋-船戸戦は、中飛車穴熊の船戸女流二段が劣勢。船戸女流二段は急戦でも穴熊を志向するが、囲いが完成する前にチャンバラになることが多く、いつも苦戦を強いられている。構想に再考の必要があるのではなかろうか。
松尾-島井戦をしばらく観戦したあと、中倉-渡部戦に戻ると、居飛車対振り飛車の対戦らしく、いつの間にか、ごちゃごちゃした戦いになっていた。
再び松尾-島井戦に戻る。松尾女流初段が詰めろ金取りに自陣飛車を打ち、必勝形。しかしそこから島井女流初段が驚異の猛追を見せて、嫌味に迫る。だが桂を成って相手に渡したのがココセ級の大悪手で、その桂を自陣に打たれて即詰みに討ち取られてしまい、島井女流初段、無念の投了となった。
ここで私は席に戻ったが、石橋-船戸戦は石橋天河の中押し勝ちとなった。
中倉-渡部戦は、中倉女流二段の貫禄勝ち。渡部ツアー女子プロが女流棋士の推薦を得るためには、1dayトーナメントでたびたび優勝するくらいでないと、ダメである。とにかくいまは、ガムシャラに将棋の勉強に励むことだ。
昼食は、店内でパスタランチをオーダーしている。いつもは付近をぶらぶらし、気に入ったお店で昼食を摂るのが私の定跡なのだが、受付のとき石橋母娘に、半ば当然のようにランチの代金も徴収されてしまった。
隣の席に、F氏がいらっしゃる。遠く仙台から、わざわざこの棋戦を観にきたという。私などは片道160円の電車賃だから安いものだが、遠方からの客は、交通費がいくらかかるか、想像もつかない。このように熱心なファンがいるのだから、LPSA女流棋士もいま以上に、その期待に応えるべきである。
そこへ船戸女流二段がいらっしゃる。
「負けちゃいましたあ」
「船戸先生大丈夫です。石橋先生の勝ちに1票入れときましたから!」
と慰めたが、言い方がマズかったのか、船戸女流二段はそのまま行ってしまった。
パスタランチは、フランスパン、2種類のパスタ、サラダ、プチトマトのバイキング。そのあとリゾットもついて、いずれも美味だった。
午後1時からは1局ずつの対局となる。まずは松尾女流初段-大庭女流初段である。解説は前局に引き続き中井女流六段。聞き手は船戸女流二段が務める。
将棋は両者またもや、相振り飛車となった。大庭女流初段は右玉が得意、というイメージがあったが、基本は振り飛車党のようだ。
大盤の向こうに、意外な人物が目に入った。ふ、藤森奈津子女流四段!? 恐れる必要はないのだが、なぜだか動揺してしまう。
1回戦を敗退した船戸女流二段、その心中を察するに余りあるが、そこは平静を取り戻し、如才ない聞き手を務めている。船戸女流二段を初めてじっくり鑑賞するが、やはり綺麗である。しかし化粧ッ気はなく、スッピンに近い。松尾-大庭戦を観に行くことはなさそうである。
店内の後方では、佐藤五段の3面指し指導対局が行われている。2時30分からの指導対局も含め、のべ14局が行われるが、定員を越えたようなので、私は申し込みをしなかった。
大庭女流初段は穴熊を明示。中井女流六段が、
「なんでみんな穴熊をやるんでしょう」
と、チクリと言う。
店内の右奥に、足湯がある、という話がでる。フードカフェで足湯とは珍しい。足湯は旅先でもよく見るようになった。しかしひとりで入る勇気はない。むなしい。
LPSAのサイトにはツイッター機能が付いている。
「なんでみんなつぶやくんですかねー」
と中井女流六段。「つぶやきはヒトに聞かせるものではないと思うんですけど」
私はツイッターをやらないので、我が意を得た思いで聞く。
将棋は松尾女流初段がうまく攻めて勝勢。しかし大庭女流初段も急所に香車を据え、うっちゃりを狙っている。
私は何気なくうしろを振り返る。と、金曜サロンのW氏と藤森女流四段が、ふたりで足湯に浸かっている。W氏は誰でもいいのだろうか。まあ、相手が船戸女流二段や中倉女流二段でないだけまだいいが、なんとなくおもしろくない。
松尾-大庭戦は、松尾女流初段が詰めろの歩を打ったあと、大庭女流初段が王手ラッシュをかけたが、わずかに松尾玉が詰まず、松尾女流初段が決勝進出を果たした。
ところで私にはまだやることがあった。「ベストドレッサー賞」の採点である。これは3時30分までの投票だが、そろそろ決めてしまいたい。
大庭女流初段は珍しくフレアスカートを着用。各選手、服装に趣向を凝らし、配点がむずかしいが、現状では島井女流初段に2点、石橋天河・船戸女流二段・中倉女流二段に各1点、としていた。
(つづく)
対戦女流棋士は、山下カズ子女流五段-島井咲緒里女流初段と、船戸陽子女流二段-松尾香織女流初段。戦型と勝敗を予想してみよう。
山下-島井戦は、島井女流初段の振り飛車を、山下女流五段が居飛車で迎え撃つ。シマイ攻めが通って、島井女流初段の勝ち。
船戸-松尾戦は、松尾女流初段のゴキゲン中飛車に船戸女流二段の居飛車穴熊。激戦の末、船戸女流二段の勝ち、とする。当たるも八卦、当たらぬも八卦。
(前日のつづき)
1回戦の解説は、中井広恵女流六段。解説用の大盤の上には、37型はあろうかという大型テレビモニターが吊られていて、そこに「手譜(Tefu)」が映っている。中井女流六段はその画面を観ながら、大盤の駒を動かして解説するわけだ。聞き手はいないので、視覚的に違和感がある。大庭美夏女流1級は来場しているが、裏方に徹しているようだ。
4局の戦型は、石橋幸緒天河-船戸陽子女流二段戦は、船戸女流二段の中飛車穴熊で、序盤から華々しい戦い。
蛸島彰子女流五段-大庭美樹女流初段戦は、ちょっと珍しい相三間飛車。
松尾香織女流初段-島井咲緒里女流初段戦も、同じく相三間飛車。
中倉宏美女流二段-渡部愛ツアー女子プロ戦は、中倉女流二段の三間飛車に渡部ツアー女子プロの急戦。
中井女流六段は、5月のLPSA総会で代表理事を退き、現在はほぼ対局一本に絞っている。ちょっと前は疲労感がありありだったが、いまは顔色もだいぶよい。将棋内容も充実しているようで、久々のタイトル獲得も夢ではない。
午前11時になり、佐藤天彦五段による女性初心者対象の「ビギナーズガイド」が行われる。LPSAにスカウトしたい妙齢の美女らが、別室に入っていった。
大盤解説のメインは石橋-船戸戦となっている。
松尾-島井戦、中倉-渡部戦は観戦できるので、観戦不可(だったと思う)の和室で指されている石橋-船戸戦の選択は妥当であろう。
店内を見渡すと、観客席はほぼ満員。LPSA金曜サロンなどで見馴れた会員も多いが、LPSAとしては女性の観戦者を歓迎していただろうから、同じ層の観客に落ち着いてしまったのは、複雑な心境ではなかったか。
最前列では、天才・加賀さやかさんが、デジカメを片手に、熱心にメモを取っている。彼女はとりあえず女性だが、将棋関係者のようなものだ。やはりもう少し女性客がほしかったところである。ただこれだけ観客がいれば、中井女流六段も解説に熱が入るというものだ。
その中井解説もいいが、私は中倉-渡部、松尾-島井戦も生観戦したい。中盤戦になったところで、入口横で指されている、その2局を観に行った。
渡部ツアー女子プロの服装は、期待していた高校の夏用制服ではなかった。白のワンピース・ロングロングスカートの上に、緑のカーディガン(?)を着ている。ちょっと背伸びしたコーディネートといえようか。しかしこれには疑問符を打ちたい。渡部ツアー女子プロはまだ16歳である。露出度の高い服や、「絶対領域」を誇示したロリ系の服など、若さをアピールできるコーディネートがいくらでもあったはずである。
LPSAの最年少女流棋士でも29歳7ヶ月だから、年上のオバサマに遠慮した、ということはあるまいが、期待していただけに、ちょっと残念であった。
中倉女流二段はいつものようにしっとりした雰囲気である。最近はマイナビチャレンジマッチや日レスカップなど、アマチュアとの将棋が多い。この将棋にも勝って、女流棋士と一戦を交えたいところだろうが、どうか。
松尾女流初段は、開会の挨拶で「着てくる服がなかった」と自虐的だったが、なかなかどうして、落ち着いた色のワンピースがよく似合っている。実は松尾女流初段も、金曜サロンの中では人気度が高い。
島井女流初段はボディコン風の水色系ワンピースに彼女の本気度を見たが、現在はその上にブルーのジャケットを着ている。それもよく似合っているが、同じブルーのアイシャドーは、少し色がきつい気がする。
とにかく誰に何点を振り分けるか、本当にむずかしい。
中井女流六段が、観客に優勝者予想を聞いている。私はそれをガラス越しに窺うが、やはり石橋天河が圧倒的な数を占めている。観客もよく知っているのだ。
蛸島-大庭戦が終わったようだ。もう少しねじり合いの将棋になるかと思いきや、大庭女流初段の圧勝。蛸島女流五段は居玉での投了で、全然力が出せなかった。
中倉-渡部戦は、渡部ツアー女子プロが飛車を二枚持っているので、居飛車を持ちたいが、実戦的にはまだ難しいようだ。
松尾-島井戦は、島井女流初段のシマイ攻めが決まったかと思いきや、1手欲張ったのが指し過ぎで、形勢を損ねた。
石橋-船戸戦は、中飛車穴熊の船戸女流二段が劣勢。船戸女流二段は急戦でも穴熊を志向するが、囲いが完成する前にチャンバラになることが多く、いつも苦戦を強いられている。構想に再考の必要があるのではなかろうか。
松尾-島井戦をしばらく観戦したあと、中倉-渡部戦に戻ると、居飛車対振り飛車の対戦らしく、いつの間にか、ごちゃごちゃした戦いになっていた。
再び松尾-島井戦に戻る。松尾女流初段が詰めろ金取りに自陣飛車を打ち、必勝形。しかしそこから島井女流初段が驚異の猛追を見せて、嫌味に迫る。だが桂を成って相手に渡したのがココセ級の大悪手で、その桂を自陣に打たれて即詰みに討ち取られてしまい、島井女流初段、無念の投了となった。
ここで私は席に戻ったが、石橋-船戸戦は石橋天河の中押し勝ちとなった。
中倉-渡部戦は、中倉女流二段の貫禄勝ち。渡部ツアー女子プロが女流棋士の推薦を得るためには、1dayトーナメントでたびたび優勝するくらいでないと、ダメである。とにかくいまは、ガムシャラに将棋の勉強に励むことだ。
昼食は、店内でパスタランチをオーダーしている。いつもは付近をぶらぶらし、気に入ったお店で昼食を摂るのが私の定跡なのだが、受付のとき石橋母娘に、半ば当然のようにランチの代金も徴収されてしまった。
隣の席に、F氏がいらっしゃる。遠く仙台から、わざわざこの棋戦を観にきたという。私などは片道160円の電車賃だから安いものだが、遠方からの客は、交通費がいくらかかるか、想像もつかない。このように熱心なファンがいるのだから、LPSA女流棋士もいま以上に、その期待に応えるべきである。
そこへ船戸女流二段がいらっしゃる。
「負けちゃいましたあ」
「船戸先生大丈夫です。石橋先生の勝ちに1票入れときましたから!」
と慰めたが、言い方がマズかったのか、船戸女流二段はそのまま行ってしまった。
パスタランチは、フランスパン、2種類のパスタ、サラダ、プチトマトのバイキング。そのあとリゾットもついて、いずれも美味だった。
午後1時からは1局ずつの対局となる。まずは松尾女流初段-大庭女流初段である。解説は前局に引き続き中井女流六段。聞き手は船戸女流二段が務める。
将棋は両者またもや、相振り飛車となった。大庭女流初段は右玉が得意、というイメージがあったが、基本は振り飛車党のようだ。
大盤の向こうに、意外な人物が目に入った。ふ、藤森奈津子女流四段!? 恐れる必要はないのだが、なぜだか動揺してしまう。
1回戦を敗退した船戸女流二段、その心中を察するに余りあるが、そこは平静を取り戻し、如才ない聞き手を務めている。船戸女流二段を初めてじっくり鑑賞するが、やはり綺麗である。しかし化粧ッ気はなく、スッピンに近い。松尾-大庭戦を観に行くことはなさそうである。
店内の後方では、佐藤五段の3面指し指導対局が行われている。2時30分からの指導対局も含め、のべ14局が行われるが、定員を越えたようなので、私は申し込みをしなかった。
大庭女流初段は穴熊を明示。中井女流六段が、
「なんでみんな穴熊をやるんでしょう」
と、チクリと言う。
店内の右奥に、足湯がある、という話がでる。フードカフェで足湯とは珍しい。足湯は旅先でもよく見るようになった。しかしひとりで入る勇気はない。むなしい。
LPSAのサイトにはツイッター機能が付いている。
「なんでみんなつぶやくんですかねー」
と中井女流六段。「つぶやきはヒトに聞かせるものではないと思うんですけど」
私はツイッターをやらないので、我が意を得た思いで聞く。
将棋は松尾女流初段がうまく攻めて勝勢。しかし大庭女流初段も急所に香車を据え、うっちゃりを狙っている。
私は何気なくうしろを振り返る。と、金曜サロンのW氏と藤森女流四段が、ふたりで足湯に浸かっている。W氏は誰でもいいのだろうか。まあ、相手が船戸女流二段や中倉女流二段でないだけまだいいが、なんとなくおもしろくない。
松尾-大庭戦は、松尾女流初段が詰めろの歩を打ったあと、大庭女流初段が王手ラッシュをかけたが、わずかに松尾玉が詰まず、松尾女流初段が決勝進出を果たした。
ところで私にはまだやることがあった。「ベストドレッサー賞」の採点である。これは3時30分までの投票だが、そろそろ決めてしまいたい。
大庭女流初段は珍しくフレアスカートを着用。各選手、服装に趣向を凝らし、配点がむずかしいが、現状では島井女流初段に2点、石橋天河・船戸女流二段・中倉女流二段に各1点、としていた。
(つづく)
「負けちゃいましたあ」
「船戸先生大丈夫です。石橋先生の勝ちに1票入れときましたから!」
と慰めたが、言い方がマズかったのか、船戸女流二段はそのまま行ってしまった。
↑一公さんにもうちょっとデリカシーがあったらなあ~^^滝汗
これは、一公さんとの違いですかねえ。
一公さんは女好きなのに、その一方で優しくない?シビアな一面がありますからねえ^^汗
中井さんにも一点入れたかった。
ベストドレッサー賞は、みなさん素敵で迷いましたね。最終的に「カフェ」が似合うファッションかどうかを考えて投票しました。
一公さんは文章が上手なのに、どうして。
私だったらしっかりと肩を抱きしめて、そっと...と耳元で囁くのに。
船戸先生には、慰めのつもりで言ったんですけどねぇ…。
私は予想はシビアです。だって景品がほしいんですもん。それに、勝者予想に挙げた人が勝てば嬉しいし、応援している人が勝っても嬉しい。つまりどちらへ転んでも嬉しい、というわけです。
>LPSAファンさん
おっしゃるとおりです。中井先生は、オレンジのスカーフを腰に巻き、同じくオレンジのバッグ、パンプスを用意し、白とオレンジでコーディネートしていたらしいです。とても素敵でした。
>paraさん
私は露出重視なので、ダメですね。せめてヒザ下くらいまでは見せてほしかったですね。
もっとも、各人で評価が違うのが、こういうコンテストの醍醐味ですね。
>さわやか風太郎さん
「しっかりと肩を抱きしめ」た時点で、アウトです。LPSA女流棋士に触れるのは、やっぱりヤバイです。LPSAイベントやサロンに、出入り禁止になります。
「オードブル?のチョコレートケーキ」
は、(私の記憶が確かならば)さかもと未明さんのトークショーのときに出てきたものでした。
とりあえず訂正しておきます。申し訳ありませんでした。