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八十路徒然なるままに

七夕まつるこそなまめかしけれ。やうやう夜寒になるほど、雁なきてくるころ、萩の下葉色づくほどーーーー。徒然草より

赤井岳の竜灯

2013年03月31日 19時31分28秒 | Weblog
前回、写経に行った時、薬師堂から下の庭をパチリしたもの。鴨志田著「いわきの伝説」によると、海にすむ竜神が、夏井川ぞいに、薬師堂に竜灯をささげに、のぼってきたと云う。四倉の海から、赤っぽい灯りが、ひとつ、二つ、三つとあらわれ、そのうちに二十、三十と数がふえ、薬師堂の前の大杉の梢のあたりにきて、まとまり、竜灯が、白っぽく輝き、大きくまとまり、つぎつぎと、堂の中へ、入っていったという。明治の38年ころまで、見られた現象だとある。竜灯の伝説は、日本各地にあるという。

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