もののはじめblog

コメント歓迎 ! 
必ずコメントに参ります by iina

三渓園

2015年12月18日 | 神奈川圏
大池と三重塔
横浜の
三渓園さんけいえんは、明治大正時代にかけて生糸貿易で財を成した実業家・原富太郎(雅号三溪)によって明治39年(1906)に公開された総面積約17万5000平方mの日本庭園。
移築した大半が重要文化財という財力には恐れ入るしかない。

左手に白雲邸【横浜市指定有形文化財】1920年(大正9年)建築。

右手が臨春閣[【重要文化財指定】1649年(慶安2年)建築] 
紀州徳川家の別荘・巌出御殿(いわでごてん)だったのを移築。
徳川吉宗が、幼少期にこの巌出御殿で遊んで育った。
(豊臣秀吉が建てた聚楽第の遺構として伝わったという)

手前の橋の上に亭樹

天瑞寺寿塔覆堂【重要文化財】1591年(天正19年)建築
豊臣秀吉が母のために建てた寿塔を覆うための建物で、現在、秀吉が建てたものと確認できる数少ない建物。
迦陵頻迦(かりょうびんが)や蓮の花などの彫りの深い装飾、そりあがった屋根は、荘厳さを感じさせる。

撮り方を変えた寿塔覆堂

瓢箪文手水鉢

月華殿[【重要文化財】1603年(慶長8年)建築]
京都伏見城内に徳川家康が建てた。

聴秋閣【重要文化財】1623年(元和9年)建築 
徳川家光が二条城内に建て、後に春日局が賜ったと伝わる建物。
各部の意匠は独創性・変化に富む。

春草廬【重要文化財】桃山時代建築
三畳台目(さんじょうだいめ)の小間茶室は、織田有楽斎の作品と伝わる。
茶室内に九つの窓があることから、かつて"九窓亭"と呼ばれていた。


昭和の終わりごろに来園したので、ほぼ28年ぶり。
しかし、秋の特別参観を許された月華殿等は、はじめて回遊した。
馴染みな場所は、明日に案内予定。

  >  つづく   >>


       

コメント (6)    この記事についてブログを書く
« フェザーアート | トップ | 三渓園2 »

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お早うございます (延岡の山歩人)
2015-12-18 07:13:35
三渓園
名前だけは 伺った事ありますが
初めて拝見します
広大で 豪華な日本庭園ですね\(◎o◎)/

寿塔覆堂
日本文化と歴史を感じ 心和みます
紅葉もさりげなく美しい

丁度好いタイミングで訪ねられましたね
美しく優雅な風景に 目が覚めました。

返信する
(延岡の山歩人) さん へ (iina)
2015-12-18 16:17:11
     ナイアガラ  原尻(はらじり)に滝 あるかしら / iina川柳

豊後大野市 緒方付近に、東洋のナイアガラ「原尻の滝」があるのでしたか。いやぁ~、なんとも素晴らしいナイアガラでした。

出掛けた日は、土曜日でかなりの人出でしたが、写真には写らせていません。明日もおたのしみに・・・。

返信する
重要文化財 (六五六)
2015-12-18 20:37:23
5日に、三渓園にお出かけでしたか。
小石川後楽園につづいて、三渓園でした。
重要文化財が、多いですね。
返信する
(六五六) さん へ (iina)
2015-12-19 08:26:26
いままでに4度ほど訪ねていますが、いつも花見が目的でしたから、建物には関心が薄かったようで、こんなに沢山の重文が
建っていたなんて、あらためて驚きました。

返信する
三渓園~ (cyaz)
2016-12-14 11:36:13
iinaさん、こんにちは^^

先日久しぶりに三渓園に行きました。
ちょっとアクセスが悪いのですが、
それ以上に素晴らしい庭園を見ることが出来ました!
逆にアクセスが悪いことがいいのかも(笑)
月華殿の紅葉がキレイですね~♪
僕が行った時はすでに枯れていました(汗)
返信する
 (cyaz) さん へ (iina)
2016-12-15 08:16:17
>ちょっとアクセスが悪いのですが、それ以上に素晴らしい庭園を見ることが出来ました!
三渓園には、いつも車で行くものの、昨年は帰りに中華街で呑むため、電車を使いました。
いろいろ検索して、横浜駅(そごうデパート横)から1本で行くバスに乗ったところ、便利でした。

返信する

コメントを投稿

神奈川圏」カテゴリの最新記事