THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

なぜ俺が派遣会社アデコに怒ったのか?

2008-01-12 19:14:20 | Weblog
まず、派遣会社が抱えてる仕事には2種類ある事を知ってもらいたい。

1、派遣と言う雇用形態。これは、派遣会社から企業に派遣される形態。

2、業務委託(おそらく派遣会社の契約社員になるはず)。
  これは、企業がある仕事の一部を外部(この場合派遣会社)に委託する。
  派遣会社が行うプロジェクトになる。
  

この2種類が、派遣会社の仕事の分類になる。この2つの大きな違いは、業務指示命令が

派遣先企業の社員になるか、派遣会社の人間になるか。この違いがある。

だから、2の業務委託は派遣会社が全員同じ場合が多い。仲間同士なので、仕事がやり易い。

この1:派遣、2;業務提携と言う2つを踏まえ話しを進める。




俺は、派遣会社アデコで以前登録していた。しかし、仕事をした事はない。

2007年のお盆頃に、仕事の紹介をお願いしていた。

するとアデコの方から連絡があり、アデコが請け負った業務委託の仕事が入った

このプロジェクトのメンバーとして働かないですか?
業務内容は、東京ドームが企業の福利厚生で巨人軍の試合を組み込みませんか

と言うもの。

俺は、自分の首を縦に振った。

その理由は、別の会社で俺は営業職のプロジェクトを3つ経験していた。
その経験を生かせるから。

その後、詳しい業務内容を別の女性が電話して来た。
すると電話をして来た女性が、これはアデコが請け負ったプロジェクト
だから、このメンバーに選ばれない事は無いですよ!と陽気に話してる。
おそらくこんな事を言うくらいだから、人事の権限を多少なりとも
持ってる人間だと思う。

俺もこの感じだと大丈夫かなと思っていた。時給は1700円だったと思う。


その後、お盆をはさみ別のコーディネーター(女性)から電話があり電話に

出ると、応募者が多数の為今回は見送りでお願いします。との事。

俺は怒って、この電話をかけて来た営業マン(男)に電話をすると、電話中で居なかった。

俺は、もういいと切電した。

何で俺が怒ったかと言うと、この案件は初めに説明した、2の(業務委託)になる。

どのスタッフを使うかの権限は、発注した東京ドームではなく、アデコ側にある。

アデコ側から俺に電話があったのだから、俺を使う使わないは別として

最低限そのプロジェクトマネージャーとの顔合わせのセッティングは

絶対に必要。しかし、顔合わせもさせず、応募が多いからさようなら!

この対応は、レベルが低すぎる。

その後、俺はこの状況をアデコの社長宛に抗議文を送った。

すると謝罪文らしい手紙が送られて来た。


今非正社員が増えてる。だから、プロジェクトを組み易い。

しかし、プロジェクトはビジネス・プロセス・マネージメントの

能力が要求される。国内でこの能力を持ってる派遣会社は、

リクルートスタッフィング、トランス・コスモス、もしもしホットライン、

ベルシステム24、テレマーケティングジャパン。この5社が

高い「ビジネス・プロセス・マネージメント」
「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」能力を持つ。

それ以外の派遣会社は、ご用聞き営業の色が強い。


これから、派遣業界の競争は激しくなる。現に、スタッフサービスはリクルート

に買収された。入札に参加した外資のマンパワー、アデコは獲得出来なかった。

しかし、アデコがスタッフサービスを獲得しても、ビジネス・プロセス・マネージメント

がないので、スタッフサービスが腐るだけ。

こんな事で怒る必要はないじゃないかと思う人は多いと思う。

しかし、アデコで1度も仕事をした事がないのに、このザマ。

皆さんは、どの派遣会社を選びます?

派遣会社に必要なビジネスプロセスマネジメント

2008-01-12 18:22:37 | Weblog
派遣会社の仕組みを自分なりに説明して見る。

1、ある企業Aから、「営業マンが一人必要」だと発注が来るとする。派遣会社の
 営業マンが営業をかけて発注を取る事もある。これを1とする。

2、その企業Aの発注に対し、派遣会社のコーディネーターなどがその発注に
  見合う登録スタッフを選ぶ。または、ホームページに仕事を載せ、
  登録スタッフの連絡を待つ。

3、コーディネーターが人選した登録スタッフに電話やメールで仕事の紹介
  をし、登録スタッフのリアクションを待つ。
  また、登録スタッフの方から連絡があった場合、それに見合わないスタッフには
   断りの電話をする必要がある。
  (この断りの電話をしない派遣会社がある。フジスタッフ、アデコはしない。
   電話で登録スタッフから応募があった場合、今から2時間以内にお仕事紹介
   出来る場合はご連絡します。;これがアデコの流れ。)

4、その中からその仕事に見合ったフタッフの人選をし、派遣会社内の選考に
残ったスタッフの履歴書を企業Aに送る。

5、そこで、企業A顔合わせをしたいとなると、登録スタッフに連絡し顔合わせの
  セッティングをし、その日時を決める。

6、顔合わせの日時が決まり、顔合わせし企業Aの合否を待つ。

この1、2、3、4、5、6の流れが、派遣会社の派遣社員の派遣の流れ。



スタッフサービスが何で売り上げを上げてるか。また、契約のトラブルが多いの
かは、このプロセスの中で1、2、3を重要視しるぎるから。

逆に、満足度の高い派遣会社は、4、5、6のプロセスを重要視してる。


アデコみたいに、登録スタッフが気になる仕事があり電話した場合、

仕事が紹介可能な場合、2時間以内に電話すると言う流れは、

仕事を紹介出来ない場合は、連絡しないと言う事。

仕事を紹介出来ない場合、連絡しない派遣会社は、アデコとフジスタッフ
だと記憶してる。しかし、この流れだと派遣会社の営業マンや
コーディネーターがミスする可能性が高い。

リクルートスタッフィングやテンプスタッフの様に、仕事の紹介が

出来る場合と出来ない場合の両方に連絡する派遣会社はミスがほとんど

ない。

それに比べ、アデコやフジスタッフの様に、仕事を紹介出来ない場合には

登録スタッフに連絡しない派遣会社はミスが多くなる。これは、プロセス

に2択(1、紹介出来る場合電話する。2、紹介出来ない場合電話しない。)

と言う選択肢があるのと、

合否関係なく電話する(選択肢は1つ)では

合否関係なく電話する方が、ミスは減る。

この派遣会社のプロセスで
「応募して来た登録スタッフに仕事を紹介出来ない場合でも電話連絡する」

とプロセスがあるかないかだけで、その派遣会社のビジネスプロセスが大体

分かる。

アデコとフジスタッフは、テンプスタッフやリクルートスタッフィングに比べ

絶対にミスが多い。


これ以外の派遣会社、三井物産ヒューマンリソース、メイツもミスが多いし

どんくさい営業やコーディネーターがほとんど。この2社は総合商社が

運営する派遣会社。




この間、テンプスタッフの銀座コーディネートセンターに電話したら女性が

電話に出たが、もの凄く対応が悪かった。急いで電話に出たんだと思うが、

少し切れ気味で対応して来た。

やっぱり非正社員ではなく、正社員の方が雇用条件はいい。しかし、俺の様に

長年キックボクシングをやっていたり、劇団員の人は正社員になる事は不可能

だと思う。

仕事に応募した場合、その仕事を紹介不可能な時でも電話をするテンプ、リク、

が無難にいい。


だめ押しで言うが、人材派遣業界は人の質が低いのは確か。

毎日コミュニケションズVSリクルート

2008-01-12 17:33:38 | Weblog
今人材業界でで2つの企業が火花をちらしてる。


毎日コミュニケションズとリクルート。

毎日コミュニケションズは「マイナビ」。

リクルートは「リクナビ」など。この2社は対照的な戦略を取ってる。

リクルートは、電通、日本テレビ、TBSなどと業務提携して今の地位をさらに強固にしようとしてる

様に見受けられる。


毎日コミュニケションズは、リクルートの様な出来上がったものをマッチングして行くのではなく、

社員教育と言う「人を育てる」と言う方向に向かってる。

扱ってる媒体を比較しても、リクルートはホットペッパーなどある程度完成されたものと

繋げるマッチングなのに対して、毎日コミュニケションズは、マックファン、そして

ゲームソフトを作成するなど物作りを重視してる様に思う。


今日本の学生の世界的な成績は年々落ちてる。OECDが調査したテストの結果、

年々日本はランクを落としてるが、フィンランドは年々上がってる。

そこで、毎日コミュニケションズが、企業に勧めてる

のが、北欧式、フィンランド式の社員教育。

2007年ブレイクしたのが、インド式だった。2008年毎日コミュニケションズは

フィンランド式を押してる。


リクルートは、経済界に多数の人材を排出して来た。俺の個人的な意見は

エリートを更にエリートにするのがリクルートの様な気がする。

それに対し、毎日コミュニケションズは平均レベル以下の日本人をレベルアップさせる方向で

動いてる様に思う。例えるなら、リクルートは100点満点で90点を取る人間に95点を

取らせようとする会社なら、毎日コミュニケションズは30点、40点しか取れない人間に

60点、70点を取らせようとしてる様に感じる。

90点から95点に点数アップさせるより、30点しか取れない人間に60点取らせる方が楽。

平均的レベル以下の人間の点数を上げる方が、国力が上がる。

今の日本の状況に合ってるのは、毎日コミュニケションズの戦略の様な気がする。

その方が、日本の世界的な競争力が上がり、この世間の格差が縮まる気がする。

皆さんはどう思いますか?



ドメイン指定メソッドで対戦相手を分析(キック編)

2008-01-12 17:31:41 | Weblog
「ドメイン」とは領域、範囲。

「メソッド」とは、方法、方式。

つまり生存領域を指定する方法で相手選手を分析する事。これは、勝手に自分で作った

造語。

例えば格闘技全般、

特にキックでは距離を「ロングレンジ」「ミドルレンジ」「ショートレンジ」と分類する。


ここでこの間の2007年K-1マックス 魔裟斗対ブアカーオを例に取ると、

魔裟斗選手の生存領域は主に「ショートレンジ」それに対し、ブアカーオ選手

は「ミドルレンジ」。


ブアカーオは、ショートレンジで闘ってしまい、魔裟斗選手に負けた。

つまり、生存領域(ドメイン)を間違えてしまった。


ライオン対ワニが闘うとする。陸の上だとライオンが勝つ。

逆に、水の中だとワニが勝つ。この勝負において「陸」と「水の中」と言う環境

が「生存領域」になる。

魔裟斗選手がワニでブアカーオ選手がライオンだと例えると、水の中での闘いを

してしまい、ブアカーオ選手は負けてしまった。


以前のブアカーオ選手(ライオン)の様に、徹底して陸の上で勝負していれば、

魔裟斗選手(ワニ)に負ける事は無かった。

ドメイン(生存領域)を間違えた結果だと思う。

ブアカーオ選手のおごりもあったと思う。しかし結果は結果。


皆さんにとって大事なのは自分がどの距離の選手でどんな技が得意なのか?

そして相手選手がどの距離の選手(生存領域)でどんな技が得意なのかと

言う分析だと思う。「ドメイン指定メソッド」。単純だけど、以外に

やってない方法だと思う。皆さんも試してみて下さい。


組み立ての展開力をUPさせるボディパンチ(キック編)

2008-01-12 02:14:57 | Weblog
攻撃の次の展開を広げるために、キックボクシングにおいてボディーパンチは必要不可欠

だと思う。例えば、オーソドクスの選手は、左右のボディーストレート、左ボディーフック

とこの3つが代表的な技だと思う。この中で一番ヒット率の高い技と言うのはない。

左ボディーストレートの次の展開は、左インロー、左ハイキック........。

右ボディーストレートの次の展開は、右アッパー、左インロー、右ハイキック.............。

数限りなく展開がある。だから、どのボディー攻撃をした方がいいと言うのはない。

それは、この技自体がその次の展開力を広げるためのものなので、

これの方がいいと言う事が言えない。これが、ボディーパンチを使った方がいいと

言う事だと思う。ボディーパンチは、明らかに相手選手のバランスが崩れる。

リズムも。

この技を攻撃のアクセントとして使う事は、キックを更に楽しくするし

煮詰まった展開を打開する事も出来る。

だから、ボディーパンチを打つ時も相手選手のポジションを確認する。

もし顔面が開いたら、顔面を攻撃する。

もし足が開いたら、ローキックを入れる。


つまり「展開力」+「臨機応変さ」はワンセット。


臨機応変で無ければ、ボディー攻撃を使っても相手にとっては怖くない。

相手に恐怖を植え付けるには、「臨機応変さ」と「展開力」の足し算が

絶対に必要だと思う。

これが、結論として最適だと思う。


前も書いたと思うけど最適×最適×最適・・・・・・・・・=最強


「状況によって最適な選択とする事が最強への最短距離になる。」

これは格闘技全般、ビジネス、ナンパ、合コン、全てに当てはまる。