THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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格闘技においてパワーの位置づけ

2008-01-03 01:39:33 | Weblog
格闘技においてパワーがある選手が有利なのは事実。

ここでは、パワーは、「より大きな運動エネルギー」と説明出来ると思う。

筋力のある選手の方が有利だと一般的に思うかも知れない。しかし、

打撃格闘技において、フックは筋力も大事だけど、「遠心力」を使って

インパクトのパワーを大きくする事が出来る。だから、スピード

を上手く利用する事でパワーを手にする事が出来る。パワーの重要性

はその局面局面で変化するので何番目とは順位を付けない。

しかし、大事な要素だと思う。しかし、日本人はパワーで秀でてる民族

ではない。それは、国の成り立ちも同じ。

サウジアラビアやロシアなど石油の出る国は、国としてパワーがある。

それは、国の場所が良かったと言う先天的な要素。しかし、日本は資源に

乏しい国。しかし、世界で2位の経済大国に成り上がった。これは

技術立国と言う側面のお陰。

「技術」で「パワー」をカバー出来る。強さの要素を上げると、「パワー」「スピード」

「技術」「戦術、戦略」「体重」など強さに含まれる要素は沢山ある。

その内のかなり大きなウエイトを占める要素が「パワー」になる。


結論から言うと、強さを表現する時、「パワー」は非常に重要な要素。しかし、それだけで

一人立ちは出来ない。「パワー」+「スピード」、「パワー」+「技術」

「パワー」+「戦術、戦略」。

ボディービルダーなら「パワー」+「演出力」でチャンピオンになれるかも知れない。

格闘技において、「パワー」は他の何かの要素と組み合わせる事により

その力は増す。単体での「パワー」は一人で立つ事が出来ない。

2つの要素の組み合わせで最大限の成績を残すのが、「パワー」。

こう説明しても問題はないと思う。