THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

現在の雇用情勢を分析してみる

2019-07-17 19:44:01 | 雇用

現在の雇用情勢を書いていきたいと思う。

 

まず、大きな変更があったのはアルバイトの雇用に関して、30日以上の雇用が

見込まれる人で週に20時間以上アルバイトとして勤務する場合、雇用保険等

の社会保険に加入が義務づけられた。

これは、以前フリーターと言う部類のアルバイトのみで生計を立てる人がふえ

無保険状態の人が増えたので、変更したらしい。

 

しかし、現状は企業側がアルバイトの人数を増やし、週20時間に抑えたり

あとは、アルバイト側も厚生年金や雇用保険に加入することで手取りが減るので

アルバイトを掛け持ちすると言う流れになってる。

あともう一つは、派遣社員が同じ職場で3年以上働くなら、時給を3割り増しにする

方向で厚生労働省が動いてるらしい。

 

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47434240X10C19A7MM8000/

 

しかし現状は、3年間同じ職場で勤務すると、直雇用にしなければならないが

現状は、派遣会社の直雇用(契約社員)として切り替え、それをかいくぐってる状態なので

上記対策をしても、あまり関係ないのが現状。

 

 

以前は仕事が決まらず、その間アルバイトで生計を立てるということも出来たが

週20時間の制約が出来たせいで、仕事が決まるまでアルバイトで繋ぎづらく

なってきた。(アルバイトを受け入れる企業も、転職したら退職する人間の

社会保険費用を負担はしたくない)

またアルバイトとして長く勤める方は社会保障に入れるので、メリットはあるが

手取りが減る。アルバイトの社会保障を充実させることが、吉と出るか

京と出るかは、静観する必要がある。

 

この現状を踏まえ、正社員を退職しドロップアウトした人は、そこから正社員として

の再就職は、かなり難しくなってくると思う。

 

 

在職中に次の仕事を決めるなり、あとは実家暮らしで2、3ヶ月無給でも

生活できるという人は問題ないが、実家を出て1人暮らしをして、親の支援が

受けられないかたは、このアルバイトの週20時間の制約など頭にいれておいた

方がよいと思う。

 

これから、生活を安定させ充実した平和な生活を送るには、国の仕組み

や支援(職業訓練や住宅手当の支給など)を調べ、活用することも大事

になってくると思う。