THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

毎日コミュニケションズVSリクルート

2008-01-12 17:33:38 | Weblog
今人材業界でで2つの企業が火花をちらしてる。


毎日コミュニケションズとリクルート。

毎日コミュニケションズは「マイナビ」。

リクルートは「リクナビ」など。この2社は対照的な戦略を取ってる。

リクルートは、電通、日本テレビ、TBSなどと業務提携して今の地位をさらに強固にしようとしてる

様に見受けられる。


毎日コミュニケションズは、リクルートの様な出来上がったものをマッチングして行くのではなく、

社員教育と言う「人を育てる」と言う方向に向かってる。

扱ってる媒体を比較しても、リクルートはホットペッパーなどある程度完成されたものと

繋げるマッチングなのに対して、毎日コミュニケションズは、マックファン、そして

ゲームソフトを作成するなど物作りを重視してる様に思う。


今日本の学生の世界的な成績は年々落ちてる。OECDが調査したテストの結果、

年々日本はランクを落としてるが、フィンランドは年々上がってる。

そこで、毎日コミュニケションズが、企業に勧めてる

のが、北欧式、フィンランド式の社員教育。

2007年ブレイクしたのが、インド式だった。2008年毎日コミュニケションズは

フィンランド式を押してる。


リクルートは、経済界に多数の人材を排出して来た。俺の個人的な意見は

エリートを更にエリートにするのがリクルートの様な気がする。

それに対し、毎日コミュニケションズは平均レベル以下の日本人をレベルアップさせる方向で

動いてる様に思う。例えるなら、リクルートは100点満点で90点を取る人間に95点を

取らせようとする会社なら、毎日コミュニケションズは30点、40点しか取れない人間に

60点、70点を取らせようとしてる様に感じる。

90点から95点に点数アップさせるより、30点しか取れない人間に60点取らせる方が楽。

平均的レベル以下の人間の点数を上げる方が、国力が上がる。

今の日本の状況に合ってるのは、毎日コミュニケションズの戦略の様な気がする。

その方が、日本の世界的な競争力が上がり、この世間の格差が縮まる気がする。

皆さんはどう思いますか?




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。