THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
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高校サッカー解説者都並が連発する「才能」の危険性

2008-01-06 13:59:12 | Weblog
高校サッカー選手権の準決勝は、流通経大柏×津工だった。

その時の解説が都並。流通経済大柏の大前げんき選手がここ

最近の大会で得点王を連続して獲得してる。

その大前選手を解説者の都並さんが、「大前選手のこの得点能力は才能ですね!」

この「才能」と言う単語を連発していた。俺はこの「才能」と言う言葉は、指導者

は絶対に使うべきではない。この単語を使う指導者に成功した人間は絶対にいない。

だって、指導者の仕事はこの「才能」と言うものと科学し分析、分解して

「努力」で習得可能な技術にし、習得のハードルを選手の為に下げる必要がある。

「才能」と結論づけすると、才能のない選手は「俺は才能がないから、無理だ!」

とあきらめてしまう。

指導者として大事な事は、才能ではなく「努力」する事で何かを成し遂げる事の

喜びを選手に伝える事。これをおこたる指導者は、絶対に成功しない。

成功したとしても、短命におわる。

結論としては、「才能」ではなく「努力」を重視する。それが、ピラミッドの

底辺の底上げにもなり、競技人口を増やす秘訣だと思う。

努力は才能と言う輝きを持続させる。その持続力が選手生命を伸ばす。