THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

ガイアの夜明けに見る日本文化の強さの源泉とは

2008-04-29 22:28:23 | Weblog
今日本の文化が注目を浴びてる。しかし、何故なんだろう。

これは、ある未来学社の言葉が思い出される。

「モジュレーション」と言う映画の中でアルビン・トフラー

が言った言葉が印象的だった。

「人々は混乱してる。産業革命の哲学的根拠に答えがある。デカルト

は細かく分割して問題を解いた。ゆえに西洋文化は問題をかみ砕く

のを得意とするが、元に戻すのは不得意だ。

※デカルトとは、フランスの哲学者


しかし、対照的に日本人は物事を分割して問題を解決した経験がない。

常に欧米の文化を吸収し、繋ぎ合わせて新しい価値観を

創り上げて来た。ダニエル・ピンクが「ハイコンセプト」

と言う書籍の中で、共感と言うフレーズを頻繁に使ってる。

日本は、複数の価値観や物を繋げ、アレンジして文化が成立してる

から今の時代に丁度マッチしたんだと思う。ポップカルチャーは

当分世界を席巻すると思う。分割から生まれたのでは無く

融合、統合、創造から日本文化が生まれたからに他ならない。

カンブリア宮殿、R&M、オンテクス、Rの共通点

2008-04-28 23:02:49 | Weblog
4/28にテレビ東京で放送されたカンブリア宮殿で

リンクアンドモチベーション、

とオンテクスが特集された。この社長は兄弟との事。

リンクアンドモチベーションの社長は、元リクルート。

このリンクアンドモチベーション、オンテクス、

リクル-トの共通点がある。

それは、「会社とは、従業員に取って宗教である。」

これが言えると思う。実はリクルートで少し働いた事がある。

何か社員は狂信的にリクルートを信仰してる。

歴史を少しさかのぼると、日本経済が急激に成長したのは

終身雇用によって、会社は定年まで雇ってくれた。それにより

会社はある意味宗教としての機能を果たして来た。

だから会社の為、自分の為に働こうとした。

しかし、バブルがはじけてリストラにより、終身雇用は

崩れた。それにより、社宅も清算され会社のコミュニティー

が薄くなった。

しかし、リンクアンドモチベーションは社員同士の繋がりが

強い様に思う。日本企業が失いかけてる感覚をこの

リンクアンドモチベーションとオンテクスは持ってる。

「会社とは宗教だ!」と言う強い哲学により

日本社会は、「タテの関係」を構築して来た。しかし、バブル崩壊で

そのタテ社会が崩壊した。つまり、社会の軸が弱くなった。

欧米の様に、キリスト教と言う強いタテの契約があればいいけど

日本には無い。だから、強い企業理念を持った会社が必要なんだと

思う。

新宿紀伊国屋が動き出す!!

2008-04-28 21:00:41 | Weblog
今日久しぶりに、新宿の紀伊国屋に本を買いに行った。

その感想は、店員がメチャメチャ可愛い。

六本木や渋谷にいる様な、擦れた女では無く

清純系で今時珍しい、店員だった。

最近、渋谷の書店が次々を無くなってる。

アマゾンが出現して、本をネットが買う様に

なり、書店の売れる部数が減ってる。

インターネットが発達し、紙媒体が売れなく

なってる。それを差し引いても新宿の紀伊国屋の

売り上げは、必ず上がる。俺も絶対にアマゾンでは

買わず絶対に新宿の紀伊国屋に行く。

話しは変わるが、F-1でレースクイーンがレーサーの隣に

構えて、サポートしてる。これは、セックスアピールに

より、興味を持たせる為。このセックスアピールが

売り上げに繋がると科学的に証明されてる証拠。

これを紀伊国屋は、やろうとしてると即分かる。あのレベルを

揃えるのは結構難しいと思う。しかし、絶対にあの店の売り上げは

上がる。俺が断言する。女性店員のレベルが飛び抜けてる。

首相撲においてのスタンス

2008-04-27 15:50:07 | Weblog
体重で階級が決まってる以上、身長の差は必ず出て来る。

つまり、「体重が同じ位の選手が闘う」と言う制約条件が

あるからこそ、身長差で悩む事になる。

俺も身長180センチで体重は57キロから65キロで闘って来た。

やはり、自分より身長の低い選手がほとんどだった。

首相撲では、相手選手(背の低い選手)

は腰をクラッチしに来る選手がほとんど

だった。俺のリーチに対して、パワーと強引さで攻めて来た。

ほとんどの選手が。そのパワーと強引さに対して、

俺は常にテクニックで応戦して来た。

以前、「ドS戦術」と言うふざけたブログを書いた事がある。

しかし、自分よりリーチの無い選手(Sタイプ)に対しては自分から

先手を取って攻めた方が、主導権を握れる。

これを敢えてドS戦術を名付けた。

あともう一つは、相手のプレッシャーに対して真正面から

立ち向かうと分が悪い。これをいなす事が重要になる。

これは、首相撲の中でレベルの高い相手を自分の後ろ

方向に投げる技が有効になる。ムエタイ選手が良くや

るので観察してやって欲しい。

まとめると相手(背の低い選手)の強引さに対して、先手を取って自分から

攻撃する。

その攻撃の後は、更に相手選手は強引になるはずだから、それ

をいなす方法を身に付ける。これが、一番最適だと思う。

自分より背の低い選手の首相撲の対処法

2008-04-27 01:45:33 | Weblog
その1としては、

自分より背の低い選手と首相撲をする時、その選手は必ず首では無く

腰をクラッチしに来ると思う。

圧力を掛ける為に、背の低い選手は押して来ると思う。

そのプレッシャーを自分の後ろにいなして、投げる。これは

有効だと思う。

その2は、腰をクラッチして来たら、

片足を相手のヒザの裏に引っかけ圧力を分散させる。

するとそのアクションに対して、背の低い選手はポジションを

変えて来る。そのポジションを変える時は、バランスが悪く

なってるので、投げる。

その3。逆に背の低い選手の腰をクラッチに行く。相手がやろうとしてる

事を逆に先手を取ってやる。

キックボクシングは、ロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジ

最後に、密着距離と4種類ある。リーチの無い選手は、この内

ショートレンジと密着距離をコントロールしようとする。

しかし、それを許すと相手に主導権を握られるので、絶対に行けない。

それが、今見当たる答えだと思う。

実際に間近で見てないので、ポジショニングを頻繁に指摘出来ないので

申し訳ないんですが、こんなイメージでやれば上手く相手をコントロール

出来ると思う。

最強の戦術とは

2008-04-26 22:24:37 | Weblog
必ず、スポーツやビジネスでは最強の戦術と言うのがあると

俺個人は思ってる。今までサッカー、キックボクシング、

ムエタイ。そして、企業で培って来た経験を元に

俺個人的、最強の戦術を書いて行こうと思う。

その前に「戦術」と「戦略」の違いを説明したい。

たとえ話で書くと、明日遊園地に行くとする。

その詳しい日程を決める。10時から朝食。

12時からジェットコースター...........。

この遊園地に行くと言う抽象的な事を戦略。

その戦略を具体的な時間事の行動に落とし込んだのが

戦術。

戦略→抽象的、戦術→具体的。こう言えると思う。

これを踏まえ、戦術をピラミッド型に表現すると、

まず個人技を習得する。正に、1人で行うスキル。

その後、2~3人で連動的に個人技を使う事を

個人戦術。

2~3人対2~3人のユニットが連動して使う

戦術をグループ戦術。

そのグループ同士が連動し、同じ目的に向かい

目標達成に向かう事をチーム戦術。

この「個人技」「個人戦術」「グループ戦術」

「チーム戦術」の4つをまとめて、「組織戦術」。

この戦略のピラミッドは、スポーツ以外でも

企業でも同じだと思う。

戦略=組織戦術(個人技→個人戦術→グループ戦術→チーム戦術)

この法的式が、言えると思う。

マラドーナを最高に絶賛した評価とは

2008-04-26 18:08:45 | Weblog
元アルゼンチン代表、マラドーナが引退する時、色んな選手や評論家が

評価した。その中で印象的な評価がある。

「普通の選手は、戦術や戦略があって初めて、

個人技や個人の能力を発揮して行く。

しかし、マラドーナは彼自身が戦術であり戦略でありシステムだった。

今までのサッカー選手の中で、最も優れた選手だった。」


最高の評価だった。サッカー選手で無くても、企業に勤めるビジネスマン

も会社と言うシステムがあって初めて力を発揮する。

今求められてるのは、強い個性を持った個人なんだと思う。

その人物自体がシステムや、戦術、戦略になりうるレベルの強い個性が

求められてると思う。



派遣業界を予測して見る

2008-04-24 21:27:33 | Weblog
今日(2008/1/24)に派遣会社のホームページを見た。

マンパワー、アデコ、リクルートスタッフィング、テンプスタッフ、

パソナ、KDDIエボルバと見た。

率直な感想は、時給が以前より上がってる。

ここ2~3年は新卒採用が盛んになり、2010年には団塊の世代の

一斉退職が待ち構えてる。

もしかしたら、新入社員を育てる為に人数を多めに揃えて、

その間に人材育成をしようとしてるのか。

もしくは、昨今の派遣業界の再編で派遣会社は人材の確保を

したいのか。

リクルートがスタッフサービスを買収。

テンプスタッフがピープルスタッフと急接近。

これは、勝ち組と負け組がはっきりして来る予感が。

大手コールセンター受託会社(トランス・コスモス、ベルシステム、

テレマーケティングジャパン、もしもしホットライン)は

給与が安いのでお勧めしない。

4月の段階でこの時給なら、人の足りなくなる6,9,12月はどう

なるんだろうか。

しかし、結論としては派遣会社同士の競争が激しくなって来て

非正社員にとっては当分、有利に働くのではと思う。

派遣会社の人間は、結構いい加減に仕事を紹介して来るので

目利きが必要になって来る。

クレジットカードの督促は、上限金利が下がってるから、

あまりいい匂いがしない。

保険会社も、競争が激化してるらしいので、俺は遠慮する。


まとめると、この先2,3年で人材業界に大きな波が来ると思う。

ここ10年で一番大きな波である事は、間違いない。

中国の動向を考える

2008-04-22 21:30:42 | Weblog
今中国は、チベット問題などで揺れてる。

これをどう考えるのか。

アルビン・トフラーのパワーシフトのパワーの定義を借りると

パワーは3種類との事。暴力、富、知識。

この3つが挙げられる。まず、人間は暴力により力を自覚する。

この暴力は、パワーの中で一番低級で柔軟性がない。

その次に、人間は富と言うパワーを憶える。

最後に知識と言う柔軟性のある、第三のパワーを憶える。

まとめると、

1、暴力

2、富(金)

3、知識

1→2→3と言う順番で人間はパワーを習得すると

未来学者のアルビン・トフラーは発言してる。

この方は、「第三の波」で有名な学者さん。

今の中国人は2→3のプロセスの途中だと思われる。

中国人は、外向きの戦略なのでフランスなどからブーイングを喰らう

んだと思う。

この経験は日本もしてると思う。しかし、日本は内向きの戦略だったので

他国の非難を中国ほど受けてない。日本は、総会屋やヤクザを絶対悪では

なく、必要悪として内向きに利用し経済発展をしたと思う。

しかし、中国人はアフリカに石油を掘りに行ったり、各国でチャイナタウン

を形成したりと、日本人に比べると積極的に海外に出てるからこんな騒ぎに

なるんだと思う。

あともう一人、パワーについて面白い考えをしてる学者さんがいる。

ジョセフ・S・ナイ氏。この方の本で「ソフト・パワー」と言うのがある。

この中でパワーを、「ハードパワー」と「ソフト・パワー」と2つに

分類してる。強制や報酬で相手を屈服させるのが「ハードパワー」。

それに対し、国の文化、政治的な理念、政策の魅力によって生まれる

のが「ソフトパワー」と定義してる。

今の世界情勢からすると、ハードパワーは好まれない。この考えは

新しい考えだと思う。このパワーシフトは先進国では行われて来た。

しかし、今の時代にハードパワーは認められづらいんだと思う。

この2人(アルビン・トフラーとジョセフ・S・ナイ)の角度で

世界を見るのも面白いと思う。ここで答えは書かない。分からないし。

しかし、パワーの質が変わろうとしてるのは事実だと思う。

そして最後の巨人中国がパワーを手にしようとしてるのは

間違いない。それだけは言える。


アルビン・トフラーの「パワーシフト」と

ジョセフ・S・ナイ氏の「ソフトパワー」は面白いので読んで欲しい。

世界の見方が変わるかも知れない。



派遣会社は関西系の独占状態?

2008-04-21 23:29:45 | Weblog
実は派遣会社は、関西系の会社が多い。

スタッフサービスは、1981年に京都で創業。

パソナも1976年に京都でパソナの前身、テンポラリーセンターを創業。

リクルートスタッフィングは、リクルートの子会社。

リクルートの創業者の江添氏は、愛媛で生まれ大阪に育った人物。

こう見ると、アデコ マンパワーと言う外資を除く派遣会社は

全て関西系と言える。

スタッフサービスは、受注スピードの早さで勝負して来た。

リクルートも押しの強い営業は有名。

後、皆さんご存知かも知れないが、一時期派遣業界を席巻した

クリスタル(現プレミアスタッフ)も京都でまずスタートした。

歴代の派遣業界を見ると日本の派遣会社は全て関西。



この現状を踏まえ、これから日本の非正社員化の流れによる

社会のフラット化はどうなるのか。

当分この解決策は無いと思う。