三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

びっちゃんの新たな挑戦!

2012年06月21日 | 関節変形に伴う理学療法的アプローチ
オフ会の時にも何人かの方に指摘されましたが、びっちゃんはいまだ、びっこをひくような歩き方から脱却できていません…。
毎日見ていますし、また日々がんばっている姿を見ているので、ワタシにはその様子の良し悪しを冷静に判断できなくなっていたかもしれません。


先日こんなことがありました


家のお風呂で泳ぐ(というか犬かき)トレーニング中、水との摩擦により、ビス部分が薄い皮膚と接触したのか、赤くなってしまいました…
二の腕にあたる部分の強化にはなっていたでしょうが、肝心の患部付近の筋肉増強…は図れていなかったようです。
マッサージは継続しているのですが、思うような関節の柔軟性の向上…とはいかず、健全な歩様ができるまでにはいたっていないのです。
これ以上水中でのトレーニングを継続したら、また皮膚に穴が開いてしまうことになる…そんな危機感をおぼえた出来事でした。



骨折したら、足を地面に接地して体重をかけることが出来なくなります。
それは、骨折した骨の治癒を促進するためにギブスなどで固定を行い、安静にさせるためです。
この場合、骨の治癒がある程度の状態に達するまで、骨折した足は体重をかけられず、全くと言って良いほど使わなくなります。
使わなくなった足は筋肉が痩せ、関節は硬くなり、感覚も鈍くなってきます。
しかし、回復途上にギブスが短くなることで、少しずつ足に体重をかけられるようになります。
そうしたリハビリ期間を経て、回復・完治していくんだと思います。
また、回復途上、あるいは完治後も継続して足を使うことが、健やかな筋肉を作ることになり、ひいては再骨折の防止ともなるのだと思います。

びっちゃんの足は、回復もしており、先生曰く『痛みもない』そうなんですが、足を通常通りに使わない(「使えない」のか「使わない」のかはわからない…)ために、体重がほとんどかからず、左足の筋肉が痩せていってるのです。

左足を使わない→筋肉が痩せる→関節が硬くなる→感覚が鈍い→使わなくてもフツーに過ごせる→左足を使わない…

という悪循環になっているようにも思えます。
(一部、とある整形外科医院のHPにあった文章を参考にして、内容をまとめました)


そこで、トレッドミルでの強制運動にチャレンジしてみることにしました
水中のそれとは違い、やはり足への負荷があるので、なかなか思うような4本足では歩いてくれませんでしたが、それでも思っていたよりもビビらずに歩いてくれたので、少しの間継続して様子をみてみようかな、と思います

ワタシは、少しでも楽しく歩いてほしいな、と、びっちゃんの蒸しパンを片手に激励していたのですが、逆にびっちゃんが「蒸しパンくれくれっ」状態の変なテンションになってしまいました…
お外ではおやつを食べられなかったびっちゃんが、そんな環境でおやつを食べながらがんばれるようになったことに感心しつつも、でも、ちゃんと左足を使って歩いてもらわないと困るので、おやつは控えめにして(笑)がんばってもらおうかな、と思っています