冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

Jazz現代の名盤 その40

2011-10-10 17:18:28 | 息抜き
日本のJazzアルバムについても書いてみようかと思っていましたが、実はあまり聞いてません。
そんな中で好みのバンドの懐かしいアルバムをメモ。

PIMPIN’。 Soil & Pimp Sessionsという日本のバンドの作品です。
その後もコンスタントにアルバムを出していますが、最新のものは聞いていないのと、私としては最初に聞いたこのアルバムの衝撃が大きかったのでこの盤をメモします。

このバンドを知ったきっかけは、当時NHKでやっていたフロントランナーという番組にバンドが取り上げられて出演していたこと。
この番組、各界で活躍する比較的若手の日本人を紹介するもので、時々見ておりました。
BBCのAward を取ったとか、旧ユーゴでむちゃくちゃ人気があるとかいう話でしたが、とにかくライブの演奏がハンパなものではなかったです。
パワー爆発。音量最大級。まさに音の洪水。

Saxの元晴とTpのタブゾンビは呼吸不能と思われるまで大音量で高速で吹きまくるし、ピアノ(キーボード)の丈青はしっかりメロディキープしながら即興入りまくるし、ベースの秋田ゴールドマンは渋いけど骨太だし、番組でもメンバーが言ってましたけど、ドラムズのみどりんは音でかすぎだし。社長のアジは見てて楽しいし。
この音、リズム、そして全体的な雰囲気はすべて日本という枠を超えまくっています。Jazzというジャンルも超えているでしょう。
1つ絶対に言えることは、超楽しいということです。いろんな方のレビューも、とにかく格好いいという内容が多いですね。
パワーに圧倒されるのは、結構楽しいものです。

Jazzがなぜ面白いかというと、少なくとも1つの大きな要素として予測不可能な即興性があるからだと思います。
そういう意味では、きれいなメロディの上手いピアノというのはあまり面白くない。
縦横無尽なSoil & Pimp Sessionsの音楽は、Jazzの面白みの本質に迫っていると思います。
固いこといわずに思い切りのいい音楽を聴きたい時には、今でも時々手にするアルバムですな。

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