アガサ・クリスティ見るなら

推理小説とかミステリ小説と言われる分野はそんなに読んでません。
でも、クリスティは常に感動があったし、読む価値があると思う。
エンターテイメントとして一流なだけでなく、人間の感情のいろんな面を考えさせる力がある。
背景設定と人物描写が素晴らしい。

で、今日は私が好きな映画のトップ10を考えるならそこにランクインすると思われる2作品をメモしておこうと思う。
1つ目は、「オリエント急行殺人事件」

原作が、おそらくクリスティのミステリの出来としては「そして誰もいなくなった」、「アクロイド殺し」と並ぶトップ3に入る名作と思う。
だから、謎解きのエンターテイメントとして最上級。そして、映像の美しさも際立つ。
私、子供のころにこの映画をテレビで見て、オリエント急行、ひいては海外での列車旅行にあこがれました。
20代にヨーロッパからトルコまで列車で旅するのは、この映画の影響が少なからずあったでしょう。
そして、今見るとキャストと演技の素晴らしさも驚くばかり。子供のころは役者の名前とか知らんけど。今見ると驚くよ。
ショーン・コネリーなんか、この中ではちょい役と言ってもいいかも。やはり、ローレン・バコールがいい。恐ろしく幻惑的。
それにしても、クリスティのこの手の込み入ったミステリって、ストーリーの裏に登場人物の愛があって、真相を理解した瞬間に私などは涙が流れる。
そして、実は日本語吹き替え版が面白いのも付け加えておく。
これを見ないで映画を語るのは、コント・ラフォンを飲まずにシャルドネを語るくらい無謀なものだと思う。

2つ目は、「情婦」。クリスティの小説としてのタイトルは「検察側の証人」。同名での別の映画もあります。そっちもいいけど。

これもね。ミステリとしての出来がよいので、筋は書けないけどね。
子供のころに見たときには、ミステリとしてのストーリーに感動して、単純に楽しんだ。
今は、もっと深く人間関係について考えるよ。これ見ると。
ストーリーを知った上で見るとね、俳優の表情とか仕草とか、ちょっとしたところに登場人物の心の底の思いが表現されているのに気付いたりしてね。
特に誰の演技が、って言うとストーリーのヒントになるので言えないけれどね。
実はこの週末もまた見たんだけど、涙せざるを得なかったね。
これを見ないで女性を語るのは、ラランドを飲まずに左岸を語るくらい無謀なものだと思う。

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Nespresso もAmazon

私、20歳の時にはじめての海外旅行でイタリアに行ってから、エスプレッソとカプチーノを愛しております。
これまでにも何台かエスプレッソメーカー、カプチーノ対応機を購入して使ってきました。
しかし、10年位前にNespressoで淹れたエスプレッソをはじめて飲んで以来、家庭用ではこれに勝るものはないと思っていました。
早くマシン買えばよかったんだけど、前に使っていたやつがカプチーノ対応としてはかなり秀逸で、Nespressoは当初カプチーノ機能がついていなかったので、これまでは買い換えずに前の機種を使っていたわけ。
もちろん、今ではNespressoもカプチーノ機能がついていて、買い換えない理由はケチだから壊れていないものを捨てられないということが真実ではあるが。。。
しかし、3ヶ月ほど前についに購入。そのきっかけはAmazon。値段が安かった。

Amazonが本屋とかCD屋の範疇を大きく越えているのは改めて言うまでもないですが、最近では価格競争力の高さには結構感心しますな。
もともとが本屋で、日本だと再販制度のせいで基本的に定価販売だったから、安売りショップのイメージはなかったと思います。
しかし、暇なときによく見ると結構何でも安いよね。食品なんかも、独り暮らしだと必要ないかもしれないけど、4，5人の世帯で定期的に買うものが決まっているなら、恐らくAmazonで定期購入するのが安いし簡単なはず。
まったく、インターネットと小口配送システム(宅配便)の整備が小売のあり方を大きく変えてしまいましたな。


ちなみに、私が買ったのはPIXIEタイプのマシンでミルク泡立てハンドルのついたもの。
カプチーノが作りたいなら、この泡立てハンドルは必須。普通の牛乳で簡単にクリーミーな泡ができるし(相当旨い)、熱いミルクも冷たいミルク(冷たい泡)も可能なので、夏などは冷たいカプチーノにもできる。
値段は私が買ったときと少し違うようだけど、まあ、セールとかあるからね。いずれにしても家電量販店の平均的な水準より安いと思う。
これからも何か買う時には一応Amazonでチェックしてから、ってことになるのでしょうな。

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