冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

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麗江の町並みと市場

2012-07-21 19:27:05 | 旅行
以前のエントリで麗江で一番面白かったのが市場だったとか書きながら、市場の写真をアップしていなかったので今回アップ。
私は海外旅行すると現地の市場にはほぼ絶対行く。その町のエネルギーレベルが分かるし、何を食べているのかも興味あるし、文化も感じられる。
東京だって築地市場は観光名所でしょ。それと基本的に同じです。
それに、見れば旅行者って分かるはずなのに生鮮食品売りつけようと元気よく声かけてくる人達と会話するのは、結構楽しい。

色の濃い野菜を見るとテンション上がってくる。


豚肉と牛肉は内臓まで豊富。



鶏肉は売っていない。鶏を売っている。私の泊まったホテルでも1羽料理されるのを待っていた。。。


スッポンもザリガニも食べる。


漢方薬になるのか。キノコや木の皮の乾物。


世界遺産の町並みも少々。。。




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麗江・シャングリ・ラのお勧め - その2

2012-07-14 19:43:34 | 旅行
今回は、シャングリ・ラにおけるお勧めをピックアップ。

4) 早朝のシャングリ・ラ古城
夏でも夜明けの直後は10℃少ししかないので、空気はひんやり。霧が出て、とても幻想的だ。
そんな町を歩いて寺院まで行き、そこでチベット仏教の信者がお線香をあげたりお祈りするのを見ながら町を見下ろす。
非日常への逃避が実現していることを心地よく感じる瞬間。
宿に戻ったら、温かいバター茶をいただきましょう。
ここは、早起きは確実に得をするところです。


5) チベット仏教の読経と松賛林寺
小ポタラ宮とか言うこともあるらしいですが、そこまでの威厳は感じず。やはり、観光客のために近年急速に修復しているせいでしょうか。
しかし、寺院は幾つかのパートに分かれており、運がよければ入ったところで多数の僧侶が読経しているところに出くわします。
さすがに緊張感がある。観光客の存在は完全無視。荘厳な空気が張り詰めています。
ろうそくの光で浮かび上がる極彩色の壁画と、曽我蕭白を思わせる異形の仏像、そしてお線香の臭いなどが渾然一体になり、異なる文化に触れる心地よさがあります。




6) 梅里雪山を望む
チベット仏教の4大聖山の1つで、6,000メートルを越える名峰。そして、いまだに未踏峰。
実はシャングリ・ラにはない。ここからバスで徳欽というところから仰ぎ見るのが普通。
ただし、今回は日程的に難しかったのと、夏は雨季でその姿がほとんど雲に隠れてしまうらしいので、行かなかった。
しかし、何と、帰りの飛行機からその姿をきれいに拝むことができた!
まさに絶景。超美しい。雲海の上に堂々と現れる雄姿。さすが聖なる山。時間があれば行ってみたかった。

7) ヤクのミルクの料理
ヤクの肉を使ったハンバーガーも食べたけれど、肉に脂肪分が少なくてちょっとパサパサ。
それよりは、ヤクのミルクを使ったヨーグルト(5元)とか、ヤクのチーズを包んだ小龍包のようなシュウマイのような蒸し物が美味しい。
ミルクは濃厚。
そして、素朴な料理を提供してくれる現地のチベット人と仲良くなると最高。

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麗江・シャングリ・ラのお勧め - その1

2012-07-13 20:30:56 | 旅行
観光地化、近代化、漢人化が進んでいて、想像よりも感動しなかったと書いた今回の旅の目的地ですが、そうは言っても雲南の魅力にあふれています。
それぞれからお勧めをピックアップ。
ちょっと長いので二回に分ける。今回は麗江中心

1) プーアール茶
プーアール茶は、中国茶の中でも黒茶と言われるもので、良質のものは円盤型の茶餅にして長い年月保存・熟成させます。
私は香港在住中に良質なプーアールにはまりましたが、高いものは茶餅1つ2~3万円くらい平気でします。
そして、プーアール茶は雲南省の特産物。古くは、麗江も通る茶街道を通って、商人がチベットまでお茶を運びました。
シルクロードの茶バージョンですな。
で、現在の麗江には、一見して歴史のない観光客向けのショップが多いですが、町の中心部の四方街から南に行くと、古いお茶屋さんが何軒かある。
今回は私は購入しなかったが、ここまで来たなら本場のプーアールを体験する(試飲)くらいはしてみたいところだろう。

2) 白沙
麗江の町から12~17km(ガイドブックや街の標識によって数字が違う。。。私の感覚は12km)ほど北に行ったところにある、ナシ族の村。
観光地化の度合いがまだ低いので、ナシ族の暮らしに触れることができる。
見所は壁画と伝統的な刺繍を教えている学校(見学できる)、トンパ文字の書かれた壁などだが、村の中をサイクリングしながら民族衣装を着て農作業や大工仕事する人々を見る方が楽しい。
屋台でナシ族伝統のスナックを食べ、カフェで梅のジュースをいただく。
途上国の田舎でリラックスできるパターン。




3) 麗江 - シャングリ・ラ間の車窓風景
バスで4時間の道のり。窓側の席ではなかったので、写真はほとんど撮れなかったが、美しい風景は心に焼き付いている。
ポイントは。。。
A. 空の青さと草原・畑の緑のコントラスト
特に、虎跳峡のあたりではナシ族の村が谷に沿って存在し、そこに見事なトウモロコシや小松菜のでかいものなどの緑の野菜が植わっている。その段々畑の緑と空の青さ、雲の白さ、そして長江上流の金沙江の濁流の色がそれぞれ強烈。また、シャングリ・ラが近づくと3000メートル超の高度とは思えない大高原がひろがり、緑の草地の中を黒いヤクが放牧されている。チベット族の大きな家と石屋根がアクセント。

B. 霧と雲
夏は雨季。雲が多かった。そして、雲南の山々のてっぺんから雲が滝のように落ちてくるのが見える。幻想的。ユーラシアの山地に来たという感じ。

C. 高低差
山の上と谷の底では1000メートル以上は違うと思う。気温も、シャングリ・ラでは12~3℃だったものが、途中の谷底付近では25℃くらいになる。当然、植生が違う。針葉樹や高山植物の花畑から、湿潤な温帯の濃い緑の植物まで、変化が楽しい。

D. 少数民族の暮らし
観光地化されていない、飾らない暮らしが見られる。集落のつくり、家の作り、農業や酪農に従事する姿など。

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中国旅行して投資主導の成長を実感

2012-07-08 21:03:36 | 旅行
7月の第1週はバケーションをもらって海外に行ってきた。中国の南西部の山のほうです。
割と海外旅行はしているほうかもしれないけれど、中国本土はビジネス以外では今回初めて。
香港は住んでいたし、当然マカオも行ったけど、本土は何となく避けていた。何となくだが。
でも、特に大自然と少数民族の生活に興味があるので、ついに今回雲南省の麗江とシャングリラ(香格里拉)に行ってきた。
旅行の写真などは追ってブログにもアップロードするつもりだが、今日は帰りの飛行機のトラブルで日程が狂って疲労しているため、簡単に経済的なお話を。
それにしても、バケーションで旅行していてもいろいろ考えてしまう癖は得なのか損なのか。別に経済的な話だけじゃなくて、ああこの国の社会のこの部分はこういうことかとか、話ではこういうことになっているけど実際にはこれが核心だな、とか考えてしまう。まあ、自分のことだからいいけど。

今回の2つの目的地のうち、麗江は古城と言われる旧市街が世界遺産に指定された美しい町で、ナシ族という少数民族がこの町を作って反映させてきた。
美しい山地に囲まれた盆地に水路を縦横にめぐらし、ナシ族伝統の白壁もしくは灰色の小さめの石を組んだ壁にきれいにそろった瓦屋根で統一された家々が密集している。屋根にはナシ族特有の魔よけのようなものが乗っている。住民は伝統的に水路の水を生活に使っていて、統一感のある町並みと水を利用するナシ族の生活がNHKなどでも町歩きシリーズで取り上げられたりして、人気がある。
私も町並みとナシ族の生活に興味があったのだが、感想は。。。ウルトラ観光地化されていてテレビで見るのと大して変わらん!という哀しいものだった。
確かに町は美しい。しかし、本当に古い家々は限られている。むしろ、明らかに観光業の振興を目的として最近立て直したものが多い。
伝統的な建築様式に気を使っているので町自体は美しいが、そこに土産物屋だけでなくCDショップやピザハット、果ては何故かアフリカのドラムを売る店までも入って商店街を形成していては、ナシ族の生活とは関係なさ過ぎる。
ナシ族のおばあちゃんの中には、今でも竹で編んだ籠を背負って市場で買い物してきた姿を見せてくれる方もいる。
しかし、町で見かける伝統衣装を着たナシ族の人の多くは、なんと掃除のおばちゃん。
おそらく、中国政府あるいは雲南省が少数民族支援のために職をあてがってやっているという構図だ。
その極端な例が、町の中央の広場で輪になって踊るナシ族のおじいちゃん、おばあちゃん。普通に暮らしていれば別に毎日踊りたいわけでもなかろうに、観光客のために踊ることで一種の給料を政府からもらえるということで踊っているのだと思う。さすがに直接聞いて確かめたわけではないが。
そして、結局儲けるのはドカドカとこの地に流れ込んで店や旅館を牛耳る漢族。ナシ族のことを思って何となく腹の立つ重いであった。
というわけで、町で私が一番気に入ったのは実は市場だった。ここの活気は他の途上国の市場と比べてもかなり凄い。鶏肉なんか売っていない。牛も豚も頭から内臓まで完璧な品揃えだが。なぜなら鶏は生きたまま売られているから。素晴らしい。
ちなみに、郊外の村まで日焼けを恐れず自転車を往復で30~40キロくらい走ればナシ族の飾らない生活を見ることは可能だったので、その意味ではがっかりしなくてすんだが。

シャングリラは、イギリス人が20世紀前半に書いた「失われた地平線」という小説の元になった、と「自分で宣言した」とんでもない町。そして、その宣言とともに観光投資が膨らみ、一気に観光地化した。
私も行く前からこの部分については心配していたのだが、そうは言っても確かに3,400メートルを超える大高原地帯でチベット族がチベット仏教を信仰しながらヤクを飼って生活している土地だし、実際にチベット仏教大きな寺院とその壁画など美術品もある。
信仰に厚いチベット族の暮らしを間近に見ながら、抜けるような青い空と白い雲、金の屋根のチベット寺院、そして濃い緑の高原の牧場というのは魅力的に思われたので、だいぶ前から行ってみたかった。
で、確かにとても美しかった。空も雲も寺院も町並みも牧場も。
しかし、なんと旧市街の周りには、その1,000倍規模の新市街ができており、共産主義国家特有のウルトラ巨大箱物がどんどん作られていた。
総合教育施設なるものは中学校から歴史研究大学院まであるようだが、すさまじい巨大校舎。ホテルも市庁舎も病院も超巨大。
誰がこんなもん使うんだって感じ。ちなみに、麗江の近郊にもアメリカのGated Communityさながらの住宅地が作られていた。
大体、3,000メートル以上の大高原に片側3車線のハイウェイ作る神経が意味不明じゃ。

まったく、中国の成長の45%が投資に依存しているというのが実感として分かる旅だったよ。
そんなことを実感するのが目的ではなかったんだけど。

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