冷たい風のような火

メモ書きですが、それにしても何で公開の場で書くんでしょうね。

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Jazz現代の名盤 その13

2011-03-27 18:05:58 | 息抜き
週末息抜きシリーズです。

HABANERA。Simple Acoustic Trioという、東ヨーロッパのピアノトリオ作品です。

ジャケットが綺麗なのも手伝って、結構日本でも人気があったと思います。
Disc Union などでかなりお勧めされていました。
内容的にはジャケットのイメージに近く、とても耽美的です。
私は割りとバップ系というか、アメリカのジャズを聞いていた時期が長かったのですが、この1枚から一時期急速にヨーロッパのピアノトリオに傾斜しました。
この手の落ち着きと美しさが趣味の人は絶対に満足するアルバムだと思います。
一方、即興性やパワー、毒を求めるならまったく合わない。かなり脱力感ある演奏とも言えますので。

私としては、個人的には一番お勧めしたいアルバムのひとつです。
音楽にパワーを求めている人でもこれを聞いたら、これはこれでよい音楽だなと思われことでしょう。
美的な音楽をCD棚に揃えておきたい方には必須アイテムです。
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Jazz現代の名盤 その12

2011-03-20 15:13:51 | 息抜き
地震にもめげずに続けるシリーズも12回目になりました。


CCHANGE IN MY LIFE
Joel Weiskopfトリオ。名盤が複数ありますが、あえて今回はこれをご紹介。
すばらしい技巧。そしてメロディ=作曲・編曲。
すばらしいリズム=John Patitucci (base) and Brian Blade (drums)。
まじめな話、なかなかこういうメロディ&リズムの両方で聞かせるアメリカのピアノトリオは少ないと思います。
この人はドラムは結構変えるんですよね。アルバムごとに。そこにこだわりを見ますね。
でも、サッと聞いていると心地よいのはむしろメロディです。
私は6曲目のIrish Folk Songを偏愛してますけど、それ以外もよい曲が多いですよ。
昼に聞きたい一枚。夜の感覚ではなく、醒めた脳で感じたい。
本当に、聴かないと損だと思う一枚。
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Jazz現代の名盤 その11

2011-03-13 12:03:05 | 息抜き
東北地方を中心に地震で大変なのは理解していますが、普通に生活している人も多いはずなので、週末のこのシリーズ継続。
本当は私も今週末は台北に旅行していてブログは書かないはずだったのだが、、、まあいいか。



Paris Sketches。フランスのピアニスト、フランク・アヴィタビレのトリオ作品です。

リーダーのAvitabileは、ミッシェル・ペトルチアーニに師事したそうですが、繊細なバカテクといえるのではないでしょうか。
叙情的なメロディを完璧に表現します。表現力はクラシックの名ピアニスト以上かも。私は何となくアシュケナージとかを思い出します。
ドラムで参加のManu Katcheは、80年代から90年代前半にかけてPeter Gabriel, Sting といったブリティッシュロックの大御所の音楽を聴いていた人には馴染みの名前でしょう。このアルバムでも卓越した繊細さをもってリズムをキープしています。

パリのスケッチというタイトルが物語るように、絵画的な作品だと思います。
3分代の曲が多く、パワーを駆使してどんどん突っ走るのではなく、パリの多様な情景を切り取ってこの人なりに美しく表現したアルバムです。
完璧な演奏ですが、硬さや小難しさはまったくありません。優しいイメージです。

このブログで紹介してきたフランスのピアニストはちょっとキレた感じの天才肌のものがいくつかあったと思いますが、Avitabileは真逆で優しい。
現代フランスジャズピアノ界の貴重な才能だと思います。
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湯島天神梅祭り

2011-03-07 21:06:20 | 息抜き
日曜日に行きました。先週末、今週末とかなり温かかったので既に花も散り始めていましたが、それでも都内の梅の名所としてそれなりの迫力でした。
狭いところに人と出店が多かったのでゆっくり鑑賞という感じにはなりませんでしたが、一回りしながら眺めるだけでも春らしさを感じることができてよかったです。
庭では野点もやっていました。
2月には宝生流の能が披露される日もあったようですが、その時に行けばさらによかったかも。







家族連れが多く、そういう意味ではちょっと羨ましい気分でした。
海外旅行なんかでも思うのですけど、文化遺産や美術館に行くときは1人でゆっくりというのも悪くないですが、自然を愛でるときはそれが雄大なものでも繊細なものでも1人だと物足りない感じがしますね。

こういう普通の日記記事書くの初めてですね。そう言えば。ブログ書き始めて3ヶ月になるのに。
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Jazz現代の名盤 その10

2011-03-06 10:49:13 | 息抜き


Witnessing。スウェーデンのJars Janssonというピアニストのトリオ。日本でも結構人気があるのだと思います。北欧ってジャズが盛んですから、いい演奏家が多いイメージですね。特にピアニスト。

テクニックとか細かいことはとりあえずおいておいて、このアルバムは私にはちょっと不思議な感じがするアルバムです。
単にバックで流しておいて、ほかの事をやりながら聞き流す場合でも邪魔にならずにいい感じです。一方、じっくり聞き込んでも味わい深い。凄く勢いのあるエキサイティングなプレイではないと思うし、リリシズムに徹しているわけでもないけど、それなりにどっちの趣もあって飽きない。

リーダーのJanssonは医者志望だったのが転向してピアニストになったと記憶していますが、このアルバムを出したころは50代前半だと思います。老成するにはまだ早いものの、無理なことはせずに程よく落ち着いていて知的なイメージのメロディの曲が多いです。全曲オリジナル。
1曲目はテンポがよいので、まずこれでアルバムに引き込まれると思います。そして、ちょっとトリッキーなメロディの2曲目を楽しみ、より叙情的な3、4曲目などは静かで夜にじっくり聴くのにいい感じ。

2000年代の前半は、日本でもCD屋さんに行くとピアノトリオばかりがプロモートされていたと記憶しています。
特にヨーロッパのトリオ作品が多く、人気があって売れたせいもあるのだと思いますが、素直に内容のよいアルバムも多かったと思います。
この盤もそんな中に出てきた1枚です。とりあえず格好のよいジャズを1枚買ってみたいと思っている初心者にもお勧めできる盤だと思います。
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