昨日は表参道の狂言の発表会に行ってきた。
近所の3人家族、
小学1年生の時から誘ってもらい、もう高校生。
コロナの間は渋谷や矢来町で開催されたが
「ここがホームです」と茂山山千三郎先生の挨拶で始まった。
見慣れた松が嬉しい。
いつも途中から入場するが
「是非とも初めから見たい」という友人に付き合った。
例年にない仕上がりに拍手
首筋の刈り込みも初々しい高校生
なのに、酒呑みの太郎冠者役
縛られていても、ぐいぐい呑む。
家族総出の「止動方角」では、
なんとお馬さん役
歌舞伎の馬役のようかと思えば、大違い
面をつけて、手袋と足袋、髪(立髪)振り乱し
四つん這いの異様な姿
練習では「手が痛い」嘆いていたけど
母に手綱を引かれて我慢の役
立派にやり遂げた(拍手!)
見ている方も腰が痛くなる様な長時間だが
最後の番外小舞
気合の入った謡に格調高い千三郎先生の舞
「ピンとして腰痛が治ったね」
友人と感激しながら、帰りました。