日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

水難が続いたモカ

2007-05-08 | 自然・風景
5日こどもの日は子供+子犬と私だけ
親達は電車に乗って用事にでてしまった。
「川へ遊びに行く」相談なしに予定はFIX
お握りとシートに折畳み椅子に雨傘と帽子
7歳の彼も遊び道具を肩からぶら下げ荷物で満艦飾。
秋川は4日の混雑がピーク、5日は空いている。

川の水はやはり冷たい
中洲の先の深みに60センチはある鯉が悠然と泳ぐ
「早くはやく・・」
「いないよ?」
子供の目線では水面が光って鯉が見えない
鯉はそれっきり岩陰に隠れてしまった。
石を投げる・水をけ散らす、子供にとって川は遊園地以上だが
魚を取る技はなく、網を無駄に振り回すだけ。



彼の目下の収穫は死んで流れる魚を取ること
「あ!大物くん」
赤に黒い模様、銀色に光って腹を上に流れてきた。
取れそうで手の届かない微妙な沖合
夢中になって胸までの深みにはまった。
どうにか持ちこたえて、岸に上がったが
「モカ・おまえは水が得意だろ~行け!」
プードルを川に投げつける。
昨夜母親が説明していたプードルの由来(水鳥のハンター)
訳が分からず昨日の水難が続いた可愛そうなモカ
またもビショヌレ

努力と奮闘の甲斐なくフレッシュそうな大物くんは見えなくなった。
「あそこに魚の群れが」「ほらそこに!」
教え続けると彼は
「そんなに魚が見つけられるなら自分で取って!」

収穫なしで帰るかと思ったその時
「カエル発見!」
知らないお嬢さんに助けてもらって捕まえた。

昆虫網に水と石を入れて得意顔
すぐさま
「先生あのねえ~~・・」の絵日記を書いて
始めて1人でシャワーを浴びて
気がつくと座卓の下で眠っていた。

カエル君は翌日無事元の川に放された。
写真は前日の盆掘川の彼
(遊びに夢中で写真を撮るのを忘れた)
コメント (2)
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