日々好日・いちよう

ちょっとした日々の一コマです

官民の差

2005-01-24 | 仕事・建物
 先日の家づくりの会の仲間との雑談です。
中越地震の「応急危険度判定」について、官民の差があまりにも大きく怒っていました。

震災地の要請で、東京都は都と区の建築関係の職員だけが派遣されて行きました。
現地では認知度の違いで1日無駄にしたらしいのですが、泊まりがけでした。
先週の東京都の説明会では良く働いた印象でしたが、仲間の話はかなり衝撃的でした。

官庁の職員は出張費と残業代で、一人に30万円くらいの手当てがついた。
他方、茨城県の建築士会を通じて派遣された仲間の怒りは心頭。
全くのボランティアで宿泊先は何もない体育館、寝袋でねた。
県の職員はホテルに泊まっていた。
震災の周辺のホテルはマスコミが押さえ、その外側を公共団体が押さえてしまっていて、ボランティアの泊まるところはない。
県の職員は2時間も掛けて通って、その間も費用がでる、こんなひどい話しはない。
「みんな税金だよ!」
「ボランティアはただで、自分たちはお金をもらって、温かく寝てるんだぜ!」

こんな裏があるなんて知りませんでした。
説明会の時も、「二度と行くもんではない」と言う人もいました。
専門性を人の役に立てたいと思いつつ、こんないやな話を聞くと来年は登録をやめようかと思ってしまいます。
コメント
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