シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2023年9月22日 ナザレ

2023-11-05 15:47:15 | 旅行
丘の上のシティオ地区から海辺のプライア地区まではつづらおりの道。


さて、もう少しシティオ地区を散策。広場に面したこの美しい南国風な建物は、


ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会。この建物は17世紀のものだそうです。


まず中にはいると回廊のようになってます。ピンクがかった石で作られた優しい雰囲気。


内部はやはりアズレージョ。もはやアズレージョのない教会はこれらは物足りなく感じちゃうかも。一言でアズレージョといってもいろいろな使われ方があって、ここは金と組み合わせて煌びやか。


ちょっと斜めからの姿も格別な美しさ。


広場の周りにはお土産物屋さんやレストランが並んでいます。同じ橙の屋根でもリスボンやコインブラとはまた違って白多めの素朴な感じ。でも窓枠でカラフル主張。


さてそろそろランチタイム。帰りのバスの時間も気になるのでとりあえず海辺のプライア地区まで戻ることに。帰りはケーブルカーに沿って存在しているはずの徒歩で下れる道を探します。


まずは乗れなかったケーブルカーの線路を発見。あまりにも急で町に突っ込んでいく感じ^^;


イメージ的には線路の近くに平行してあるイメージだったのですが(リスボンのケーブルカーのように)ここではなさそう。


ちょっと離れたところで階段の看板を発見!


エーゲ海味のある美しい階段の入口。やっぱりアズレージョがいい仕事してます。


この階段は海辺と家々の絶景を見ながら下ることができる本当にお薦めの場所。ケーブカーが動いていたらきっとここを知らないまま終わってしまったので結果オーライだったのかも(笑)
思ったより緩やかな下りだなと思ったら、、


その秘密はこのようにつづらおりになっているからでした。まっすぐだったら恐ろしい急階段になっていたでしょう。にしても登っている皆さん、偉いです。


気持ちいいブランコがあったのでつい乗っちゃいました(笑)


この景色を見ながらのゆらゆら、予想以上に楽しかった!


地域猫のための猫ハウスが。可愛いイラストや使いやすそうな造りから深い愛を感じます。残念ながらこちらをご利用されている猫ちゃんにはお会いできませんでした。


もうだいぶ海辺に近くなったところにスタイリッシュな円形広場があります。この高さからの眺めも格別。


外側にはお洒落なイラストが描かれていました。


さて、階段が終わると住宅街に迷い込みます。


珍しいブルーの壁の家。ナザレでは家の壁は白という条例があるのかと思っていたのでびっくり。それぐらい揃っています。


個人の家やアパートもうまくアズレージョ取り込んでいます。


階段でのこの使い方も良いです。


こんなふうに唐突にシティオ地区への階段への案内があるんですが、ここに辿り着くのがなかなか難しいぞ(笑)


住宅街を抜けお店のあるエリアに。道の上に吊るされた小さい三角のヒラヒラはためいていて可愛い。このハンバーガー屋さん?の看板いい感じです。


趣のある小さな映画館がありました。


ランチに良さそうな広場にでてきました。


迷った末、この雰囲気が良いカフェのテラスで。


アレンテージョ地方の白ワイン。すっきりとしたトロピカルフルーツ系。外ランチにぴったりです。


魚のスープと名物イワシの塩焼き。イワシが得意でない私でも美味しくいただきました。付け合わせのサラダがなかなか立派でポイント高し。


調べていたところで美味しいランチを食べるのもちろん良いのですが偶然入った場所のランチが美味しいと嬉し度高し!お腹いっぱいになったところでバス停に向かいます。振り返るとやっぱりとシティオ地区は高い!あそこから眺めていたんだな。。


サン・ミゲルの要塞があるあたりの地層が凄いです。ブラタモリでタモリさんに見ていただきたい。


気づくとこの辺りの波も相当荒くなってきました。吹き上げてる!


さて、本当にそろそろ14時半に出発するコインブラ行きのバスに乗るために急ぎます。


最後にプライア地区のお気に入りの1枚。細い道に白い家がびっしり立ち並ぶ素敵な場所でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2023年9月22日 コインブラからナザレへ

2023-11-04 13:07:29 | 旅行
今回のポルトガル旅行で一番再訪したかった場所がここナザレ。


港町ナザレには白い壁、橙の屋根の家々が広がっています。


まずはコインブラでの朝食から。朝食開始時間7時半に合わせて朝食会場に行ったところ既に結構な人数の方々が待機中。7時半きっかりに食堂のドアが開きました。帰国後、日本のビジネスホテルに泊まって同じく開始時間に合わせて朝食会場に行ったとら、既に食べている人も大勢いて違いを実感(笑) メニューはだいたいオーソドックスなものですが、ヨーロッパの朝食にありがちな桃の缶詰(半分丸々)がうれしい!これがあると絶対食べちゃうんですよね。


ちなみに朝食会場は最上階にあるので眺めよし、美味しさ倍増です。


さて、今日はナザレへショートトリップ。ホテルから一本道で徒歩10分ほどのバスターミナルへ向かいます。途中ちょっと寄り道してモンデゴ川のほとりへ。気持ちのいい散歩道が続いています。


バスは9時半出発、ナザレまで1時間45分の直行便です。ちょうどよく往復できる便は少ないので絶対乗り遅れられません。ここがバスターミナルの入口、ちょっとわかりにくいですが、隣にカフェがある場所です。


タクシー乗り場があることもチェック、ナザレから戻ってコインブラ大学に行くにはタクシーを利用するのがよさそう。


バスの乗場番号をお知らせするサイネージ、ネットには表示されないというクレームが多かったのですが、9時半直前に表示されはじめました。もう少し早起きしてくれるといいかも。。


ちなみにロッカーもありました。


ほぼ満席でバスは出発します。ナザレが終点だとおもっていたら違うことに気づき乗り過ごさないように注意(笑)。美しい林など見ながらあっという間に到着。バスターミナルはとても小さな建物でしたがトイレは借りられました!貴重。


バス停から10分ほど歩くとプライア地区の中心に到着。細い道沿って白い家が並んでいます。


ムニシパル・ダ・ナザレ市場。入った途端海鮮の香り。写真はパン屋さんですが^^;


ついでにランチに選んでいた美味しい海鮮レストラン(らしい)Rosa dos Ventos を事前チェック!名物のイワシの塩焼きと海鮮リゾット食べるぞ~と意気込んでいたのですがなんと休みorz...聞いてないよ;;かなりショックでしたがこの後、それを上回るショックなことが。


ナザレは今いる海辺のプライアと高台のシティオ地区に分かれています。下の写真の建物の間に見える高い崖(標高差100m!)の上にある白い家々わかるでしょうか!?そこに行くためにケーブルカーがあるのですが、、なんと工事中で運休😱こんなにほぼ夏なのに9月末ということでもうナザレではシーズンオフだったみたいです。


ナザレに来た理由はシティオ地区からの眺めを堪能することだったので断念するわけにもいかず踏破ルートを考えるのですが、、もちろんタクシーなんて見当たらない、確か徒歩ルートもあるはずなんですがあの急壁を登れる気はしない、路線バスはあるみたいだけどなんかよくわからないぞとパニック(笑)。ここで思い出したキーワードは「Uber」、シントラでさんざんだったのでもう使わないぞと思っていたのですが、ここはすがるしかない!ということでお願いします。こんなよくわからない?広場で頼んだのですが、、すぐに来てくれました!ありがとう、Uber素晴らしいです(掌返し)ちなみにこの広場のよくわからないというのは場所のことであって、魚のモザイクがあったり不思議なモニュメントがあったりと可愛い場所でした。


ということで無事この素晴らしい景色がひろがるシティオ地区に到着!再訪すると、あれれ!?って思ってしまう経験もあるのですがここは記憶通りの唯一無二の眺めでした。


気温が高いせいかちょっと靄っていたのですがそれが一層美しさを増幅させてました。


この景色を堪能できる展望台、十字架が掲げられこの場所自体が美しいです。


ここには屋台があり、ナザレの伝統的な衣装である膝丈のスカートを履いた売り子さんがいます。これは20年前見た景色と一緒でした!


そしてこの海に面した場所に聖母マリアの奇跡に感謝して建てられたというメモリアル礼拝堂。


小さい空間ながらびっしり施されたアズレージョに圧倒されます。


天井も。


さて、もう一度絶景を堪能。どこまでも続く海岸線。浜辺に打ち寄せる波はかなり荒め。


海岸線と家々が絵のようです。


ずーっと見てられる景色です。


漁村とか表現されることもあるナザレですがこうやって見るとかなり大きな町。


町方向と逆側には海に突き出すサン・ミゲル要塞。この辺りは更に波が荒い感じ。冬には大西洋に吹き荒れる嵐が生み出す壁のような巨大波が打ち寄せる世界屈指のビッグウェーブポイントなんだそうです。そんな波を見にまた来てみたいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする