シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2023年9月23日 ドウロ渓谷

2023-12-16 23:36:19 | 旅行
ドウロ川によって造られた渓谷、その斜面に沿って葡萄の段々畑が広がり息をのむほどの美しい景色です。2000年、世界遺産に登録されました。


さてちょっと遡って、、アマランテを出てバスの車窓には葡萄畑が広がり始めます。


段々畑好きのMちゃんと葡萄畑好きの私のWin-Winな景色です。


それにしても気持ちいいいぐらいの整いっぷり!ちょっとお茶畑にも見えるような、、日本人DNAを刺激する郷愁な景色です。


バスを降り、サン・レオナルドの見晴らし台に向かいます。少し歩くとこの美しい山と斜面に造られた葡萄畑の絶景、みんな足を止め、夢中で写真を撮り始めます。ガイドさんは「もっといい景色があるからちゃんと歩く歩く!」と保育園の先生みたいにみんなを追い立てます(笑)


でもこんなポツンと美しい木がある景色より(本人この写真気に入っている)そんないい景色なの!?と若干疑いつつ歩きはじめると、、


はい、ガイドさんのおっしゃる通り、絶景でした(笑)


手前の丸い山は丸ごと葡萄畑!


ゴツゴツした岩と葡萄畑、青いドウロ川と空、手前の緑と本当に素晴らしい景色でした。。


景色にばかり心奪われてしまっていましたが、見晴らし台にはこんな可愛らしい教会もありました。ワイン樽のようなものも!


クリスマスツリーのような木もいい感じです。


地面に這うようなピンクの花が綺麗でした。なんて花でしょう。。


でもやっぱりこの景色。いっぱい撮りました(笑)


ズームしてみると葡萄畑の真ん中に大きな建物が。ワイナリーかな。


去るのが名残惜しい自然と人知の融合した壮大な景色でした。。オーバーじゃないです(`・ω・´)


続いてはバスにちょっと乗った場所でランチタイム。S. Leonardo というお店です。葡萄畑を見下ろす素敵立地のレストランなのですが、団体の私たちは地下の広いスペースへ;;でも景色が見えそうな構造なのですがしっかりカーテンが降りています。。まぁ陽射しが強いせいからだとはおもうのですが残念。ランチは10人ぐらいづつの円卓テーブルで。お隣はドイツ人のカップルとあのテキサス人!カップル。テーブルの真ん中に赤と白のワインのボトルがボン!とおかれ早速つぎあって和やかな雰囲気です。
まずは豆のスープ、素朴な美味しさ。


ヨーロッパの現地ツアーはとにかく明るいリタイアした方々が多く今回もそのケース。あと、私たちを含めアジア系の女子がちらほら。みんさん会話が大好きなのでもちろん話かけられます。英語はもちろん?ダメダメなのですが、そこはワインの力を借りてお喋り。あと、昔は一生懸命聞き取って、ちゃんと聞かれたことを正確に答えなきゃと必死で少ししか言葉がでず会話が続かかったのですが、ふととりあえず聞かれたこととずれても喋りたいことしゃべれば、相手のほうがそれを拾って会話を広げてくれて(だいたい相手のほうが語学力が上なので)楽しめることがわかり気楽に話せるようになりました。テキサス人の陽気なおじさまからはESSOで働いてたんだよーといわれので勝手に日本のガソリンスタンドのことを話し、最終的にはなぜかAWSについてはディスカッションすることができました(笑)
こちらはシンプルに豚肉を美味しく焼いたものとポテトとライスとサラダ。これは少なめにサーブしてもらっただけでボリュームいっぱいいただくこと可能です。


デザートはスイカとイチゴのムース。ワインは空くとどんどんもってきてくれる^^;ので、この頃になるとみんないい具合に酔っ払っていて賑やかに。白ワインのほうが人気だったので(正直白のほうが美味しかった)少数赤派としてテキサスおじさんと盛り上がりました。そろそろ飲み過ぎと奥さんに怒られてましたが(笑)


カーテンの裏にバルコニーがあるようだったので外に出てみたら絶景が拡がってました!やっぱりカーテン閉めているのもったいない、、


すると先に写真を撮っていたアジア系女子に「日本人?韓国人?」と声をかけられます。日本人と答えてあなたは?というと「どこの国だとおもう!?」となかなかのメンドクサイ系の展開^^;


お洒落が好きそうな感じだったのでとりあえず都会的なとこいったほうがいいだろうと、香港?と言ってみたら、「いいとこついている」と満足そうだったので良かったです。


楽しいランチを終え、バスは葡萄畑沿いの道を走ります。


そして到着したのはこのワイナリー。VELTRAのツアーにはワイナリーを2か所見学するツアーと1か所見学するツアーがあったのですが、今回はポートワインなのでそこまで飲めないかなと1か所のツアーにしたのでした。ツアー料金は微妙な違いしかなかったので、アマランテ訪問がワイナリーもう1か所分だったのかもです。


まず珍しい白いタンクが目を引きます。


そして案内されたのがこの場所。素敵すぎる。。


ここでワイナリースタッフの説明を受けます。


が、どうしても目の前の景色に見惚れ写真撮ってばかりいる私。。


遠くに列車も見えます。


いつのまにかここでの説明が終わり^^;白いタンクの脇を通って、


ワイン畑へ。


そして葡萄越しの絶景。これも撮らずにいられない。。


斜面に広がる葡萄畑、こんな日当たり良ければ美味しい葡萄が育つの間違いないです。


説明を後方で聞いていたら、前方で説明を聞いていたランチで一緒だったドイツ人の奥さんが、摘んだ葡萄を投げてくれました(笑)。美味しかった!


もう収穫が終わったようでほんの少ししか葡萄は残っていませんでした。がその中で見つけた白葡萄(わかるかな)


そしてこの道の反対側は、、


黒葡萄。こうやってみるとかなり急斜面、葡萄のお世話大変そう。美味しいポートワインのため育てていただきありがとうございます。


さて、今度は蔵にはいりポートワインの作り方の説明を受けます。


そしてお待ちかねのポートワインの試飲タイム!


あの急斜面で育った葡萄からできているのかと思うと美味しさ格別です。中でも真ん中のコクのある白のポートワインが一番好みでした。


試飲を終えたあとはショップでお買い物。


私はこのミニサイズのポートワインを購入。ばらまき用(お土産)に買ったのですが、1つ1つ種類が違い、しかも50mlサイズはポートワインとして飲むには最適で(ボトルだとハーフでもなかなか飲みきれない、、)もう1セット買えばよかったと大後悔です。


かつてワインの積み出し港だったピニャオンへ。ここがツアー最後のアクティビティ、ドウロ川クルーズ発着場所です。


写真だと川沿いを走る気持ちいいクルーズに見えますが、、かなりの陽射しが強く尋常じゃない暑さでした。。


しばらく行くと色づきはじめた葡萄畑の下にロマンチックな建物が。


ここもワイナリーのようでした。


真夏のような暑さですがここだけでょっと秋が来ているような感じでした。


素敵なアーチの石橋。線路かな!?


なだらかな丘に沿って並ぶほわほわした木々が可愛いい。


この船には私たちのツアーとは別のツアーも乗っていて、そのツアーの参加者にはポートワインが配られていました。


それを見た個人で乗っていた男性から「どうしてあの人達だけにポートワインが配られるの」と聞かれます(なぜ日本人に聞く...)。あの人たちはそういうツアーの参加者だからと答えると理解してくれたかどうかはわからなかったのですが後方の売店へ向かっていきました。ちなみにそのあとの気になって行動みていたら、あのテキサスのおじさまと一緒に楽しそうにビールを飲んでました。ポートワインじゃないんかい(笑)


船はUターンして発着場に向かいます。


この辺りも色づきはじめています。本格的な紅葉したら綺麗なんだろうな。。紅葉の時期のドウロ渓谷にも是非きていみたいです。


先ほどのワイナリーがまた見えてきました。


本当に可愛いい!


かなり暑かったのですが^^;船から見上げるドウロ渓谷も素晴らしく充実したクルーズでした!


船から降りたあとはもうポルトまでバスで向かいます。


ドウロ渓谷ツアー、景色もランチもワイナリーもクルーズも参加者同士のふれあいも期待以上に素晴らしく本当にお薦めできます!尚、18時半に市内解散ということになっていましたが、ポルトに着いたのは19時半近かったので参加される方はお気をつけくださいませ。
最後にお気に入りの葡萄畑越しのドウロ渓谷の1枚を。

コメント
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