シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2023年9月21日 コインブラ大学

2023-10-31 16:19:12 | 旅行
コインブラに大学が設立されたのは1308年、、鎌倉時代!この美しい建物はその大学のシンボルである時計台とラテン回廊です。


コインブラの観光の中心であるコインブラ大学、その中でも一番に見たいのはジョアニア図書館。まずは見学チケットを買うために売り場に向かいます。この建物の怪しい雰囲気の絵、センス良き!


街中も大学もそこまで人が多くなかったので余裕と思ったのですが...今日の図書館に入るためのチケットは売り切れでしたorz...事前に調べた時、チケットは当日現地販売のみとあったので明日早朝からナザレに行く私たちはまた買えない;;とがっくりしていたら、受付の女の子が明日の空いている時間帯をメモ用紙に1つ1つ丁寧に書き出してくれます、その数15個以上!その中から一番遅い時間帯である17時40分からを選び、帽子の間・教会なども自分で回れる一番安いチケットを購入します。良かった!
せっかくここまで来たので、とりあえずコインブラ大学の下見?をすることに。現在、主に使われている大学、そして旧大学、新カテドラルと旧カテドラルなど広大な敷地にいくつもの大きな建物があります。こちらは、、どっちかのカテドラルかな!?


そしてここが17世紀に建てられた「無情の門」と呼ばれている鉄門。試験に落ちて追試もしてくれない;;ああ無情。。かと思ったら学問以外のこと考えるなという意味だそうです。良かった!?さて、ここをくぐると、


青空の下、眩しいぐらいに白く輝く旧大学の建物が大きな広場をコの字型に囲むように立っています。


正面の建物はまるで神殿のよう。赤い屋根も歴史を感じさせる重厚な感じです。


左側にはカブラ(山羊)と呼ばれる時計塔。18世紀に建てられたそうなのですがしっかり現役として時を刻んでいます。


時計台サイドのその先は南国風の白い建物。


右側には先ほど入ってきた無情の門。


無情の門サイドのその先には如何にも大学らしく?整然と窓が並ぶ建物。


大学見学のツアーの人達が熱心に説明を聞いていました。こちらに参加すれば、そして英語がわかればいろいろ大学のエピソードが聞けそうなのですが、、明日は自力で頑張ります。


ちょっと遠景。美しい景色すぎて写真が選べず。。どこから見ても本当に綺麗な場所です。


広場からはモンテゴ川と橋が見えます。


緑が豊か!お隣のスペインは乾いた赤土が広がっているイメージが強いのですが、ポルトガルはそれとは対照的に緑が本当に豊か。


さて、名残惜しいですがそろそろコインブラ大学を後にします。明日も来るし(笑)


さて、帰り道が地図でみると複雑なのでgoogleマップさんに案内してもらうことに。ところが見た目と反した方向の道ばかり案内されます、、あまりにも遠回りをしている気がするのでよく見ると徒歩モードでなく車モードになっていましたorz...目が悪くなってくる大人あるあるです...かな。ぐるっと回ってサンタ・クララ橋に近づいてきました。


どうにかモンテゴ川沿いのポルタジェン広場へ。


ここからカフェやお土産物屋さんが並ぶメインストリート、Ferriira通りを歩きます。


まずはポルトガル名物缶詰屋さん。ポルトにもあるのでここでも買うのは我慢。日本語パンフレットだけ頂いていきます。


この通りにいっぱいあるスイーツ屋のショーウィンドウで欲しかったザ・南蛮菓子こと金平糖を発見!下のリボンのついた袋です。お土産に買おうかなと思っていたのですがイメージどだいぶ違い...キラキラしてない...眺めるだけにしておきました。


ここがコインブラ大学に続くアルメディーナ門。コインブラ大学名物黒いマントを着た学生がいっぱいいました。時期的に新歓コンパ!?(この言葉まだ生きているかな^^;)


Ferriira通りから少し離れてコメルシオ広場へ。シックな色の建物に囲まれ、レストランのテラス席がたくさんある素敵な空間です。


ここもコインブラの中心地のひとつですが、リスボンに比べて人が圧倒的に少なく落ち着いた雰囲気。お散歩してても心地良いです。


コメルシオ広場の先にあるサン・ティアゴ教会。ロマネスク様式のこの教会は 12 世紀に建てられたそうです。外観から長い期間経てきたことが伝わりすぎるほど伝わります。


いつの間にかホテルの近くまで来ていたので一旦戻ります。ついでにホテルの屋上のバーをチェック!ちょうど夕刻の美しい景色が見れました。


さすがに視界も良好です(私たちのホテルの部屋と違って^^;)


さて、この日の夕食は出発前、日本で予約しておいたレストランRefeitro da Baixaへ。


ここは陶器工場だったところをレストランに改装したスタイリッシュなお店。


静かな大人の空間的お店です(笑)


私たちの席はワインが並べられた壁際でお店全体が見渡せるいい感じの場所です。まずはパンとオリーブオイル、バター。これだけで満足できるほど美味しい。ポルトガルでは自ら断らないと小皿がいっぱい出て意外と料金を取られると聞いていて構えていたのですがまったく旅行全期間を通してそんな経験はしなくてすみました。パンについてもちゃんと入りますかって聞かれる感じだったです(逆にデフォルトでつかない感じ)。


まずはポルトガル北部の白ワインから。柑橘系のスッキリした味わい。


前菜に頼んだ天然海老の生姜チリソテー。チリという単語にジャンキーな感じかなと予想していたのですがかなり繊細なお料理でした。そして生姜は完全にガリでした(笑) 基本的にはMちゃんとシェア、料理のシェアもどこのお店でも問題ありませんでした。


続いてタコ、カルデイラーダのピューレと野菜のソテー、お洒落タコさんです。美味しかったのですが、昨日のタコのインパクトに比べると上品でちょっとパンチ不足というのが否めなかったです。


ここでポルトガル中部の赤ワインに。フルーティな軽めなテイスト。


タラのコンフィ、カブの葉とマッシュしたひよこ豆のスモーク豚バラ添え。タラはふっくりしてさすがに美味しかったです。ただそれ以上にこの付け合わせが赤ワインに合って滅茶苦茶美味しかった!ここで満腹、デザートまでは残念ながら辿り着けず。


このレストランのあるエリアは泊ったホテルからはコインブラ大学と逆の場所なのですが、おしゃれレストランが点在していました。ちょっとバンクシー風味のイラストのあるお店、写真撮っちゃいました。


さてホテルへ。部屋の窓から暗闇の中、旧大学の時計台が白く浮かんでいました。明日の予定を確認して爆睡です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする