ファイナンシャルプランナーのニュースチェック

日々のニュースをFPの視点からチェックしてコメントします

(31日の選挙)築上町長に新川氏再選

2010-02-07 06:55:54 | Weblog
(31日の選挙)築上町長に新川氏再選 2010年2月1日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/149744
 任期満了に伴う福岡県築上町長選は31日投開票され、現職の新川久三氏(63)=無所属=が、新人で旧築城町長の有本重隆氏(61)=無所属=を破り、再選を果たした。
 投票率は76・58%。当日有権者数は1万6948人(町選管調べ)。
◆福岡県築上町 町長選挙結果
当 6657 新川久三 63 男 無現 築上町長、旧椎田町長
  6162 有本重隆 61 男 無新 無職、旧築城町長


 福岡県築上町は、福岡県北東部に位置する2006年1月に椎田町と築城町が合併して誕生した人口1.9万人程の町で、町長選は旧椎田町長で初代築上町長に就任した現職の新川久三氏に旧築城町長だった有本重隆氏が再度挑む、前回と同じ顔合わせとなったのですが、
 現職の新川久三氏が前回よりも821票減らしたものの6657票を獲得し、
 前回よりも18票獲得票数を減らしたものの善戦した有本重隆氏を今回も破り再選を決めました。

(31日の選挙)楢原氏が初当選 久留米市長選

2010-02-07 06:54:56 | Weblog
(31日の選挙)楢原氏が初当選 久留米市長選 2010年2月1日 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/149737
 江藤守国氏の市長辞職に伴う福岡県久留米市長選が31日、投開票され、新人で前副市長の楢原利則氏(61)=無所属=が新人で元市議の南牧夫氏(75)=無所属=を破り初当選した。投票率は過去最低の30・25%。
 来年3月の九州新幹線鹿児島ルート全線開業を見据えたまちづくりなどが争点となり、江藤市政継承を打ち出した楢原氏が市議団や農政連、連合など諸団体の推薦を受け、幅広い支持を集めた。当日有権者数は24万1330人(市選管調べ)。
◆久留米市 市長選
当 楢原利則 無新 59333
  南牧夫 無新 12329

 久留米市は、県南部に位置する人口30.3万人程の県第三の都市で、市長選は、前回無投票当選した江藤守国氏が出馬を見送ったため、前副市長の楢原利則氏と元市議の南牧夫氏が立候補しましたが、江藤市政継承を打ち出した楢原氏が59333票を獲得し、12329票を獲得した南牧夫氏に圧勝しました。

(31日の選挙)有田川町長選/有田川町議選 町長選、中山氏が再選 /和歌山

2010-02-07 06:52:03 | Weblog
(31日の選挙)有田川町長選/有田川町議選 町長選、中山氏が再選 /和歌山 2010年2月1日 毎日
 任期満了に伴う有田川町長と町議(定数18)のダブル選挙は31日、投開票された。前回と同じ無所属2人が争った町長選は、現職の中山正隆氏(65)が、旧吉備町議で新人の
林宣男氏(66)=民主推薦=を破って再選を果たした。当日有権者数は2万2931人(男1万658人、女1万2273人)。町長選の投票率は80・99%(前回83・93%)だった。
 中山氏はJR紀勢線藤並駅への特急停車や幹線道路整備など1期目の実績を強調。「子育てしやすい町に」と小学生の医療費無料化、学校耐震化などを掲げて支持を得た。林氏は「弱者にやさしい町政を」と訴えたが及ばなかった。
◆和歌山県有田川町 町長選挙結果
当 9847 中山正隆 65 男 無現 有田川町長
  8462 林宣男 66 男 無新 旧吉備町議、アパート経営



 和歌山県有田川町は、2006年1月に吉備町・金屋町・清水町が合併して誕生した県北中部に位置する人口2.7万人程の町で、町長選は初代有田川町長に就任した現職の中山正隆氏に、再度旧吉備町議で民主が推薦するアパート経営の林宣男氏が挑むという、前回と同じ組み合わせとなったのですが、
 JR紀勢線藤並駅の特急停車など、1期目の実績を強調すると共に旧3町の均衡ある発展を掲げ、「子育てしやすい環境にしていきたい」と訴えた中山正隆氏が前回よりも70票程多い9847票を獲得。
 一方、「町再生のため力を貸していただきたい」と力説。観光用バスの活用方法の見直しや、子どもと障害者、高齢者に優しいまちづくりを掲げた林宣男氏は前回よりも983票も獲得票数を減らし雪辱はなりませんでした。

(31日の選挙)現職寺本氏が再選 紀美野町長選

2010-02-07 06:49:03 | Weblog
(31日の選挙)現職寺本氏が再選 紀美野町長選 2010年2月1日 紀伊民報
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=183588
 任期満了に伴う和歌山県の紀美野町長選が1月31日投票、即日開票され、いずれも無所属で現職の寺本光嘉氏(65)が新顔で元美里町長段木晃氏(62)を破り、再選を果たした。寺本氏は4918票、段木氏は2738票だった。投票率は81・23%。
 合併に伴う2006年の前回選に続く一騎打ちで、08年に旧美里町(現紀美野町)で発覚した裏金問題が争点。元町長の段木氏は裏金の残金約700万円を横領したなどとして町から業務上横領容疑で告訴されたが、09年12月に不起訴になり「身の潔白が証明された」として出馬していた。
 落選後、段木氏は敗因について「推測だが裏金問題の影響はあったかもしれない。現職は4年間で組織をつくっていた」と言葉少なだった。
 寺本氏は1期4年の実績を強調。道路整備や中学3年生までの医療費無料化を掲げた。寺本氏は裏金問題を念頭に、支持者らに「全町民の良識が勝ちました」と述べ、涙を流して喜んだ。
◆紀美野町 町長選 
当 4918 寺本光嘉 65 男 無現 紀美野町長
  2738 段木晃 62 男 無新 無職、元旧美里町長



 和歌山県紀美野町は、県北中部に位置する2006年1月に、野上町と美里町が合併して誕生した人口1万人ちょっとの町で、町長選は4年前の選挙で初代紀美野町長に就任した現職の寺本光嘉氏に、再度旧美里町長だった段木晃氏が挑むという、前回と同じ顔合わせとなったのですが、
 裏金問題について、「今回は町の良識が問われる選挙」と強調すると共に「この4年間、公平で公正な行政に打ち込んだ」とし、小6までの医療費無料化を中3までに拡大、広域ごみ処理施設の建設、国体に向けた道路整備などを掲げ、「活気あるまちづくりをしたい」と訴えた寺本光嘉氏が 4918票と前回よりも獲得票数を392票増やして危なげなく再選。
 一方、旧美里町の裏金問題を巡り業務上横領容疑で書類送検され不起訴処分になったことを、「予想していたが、ありがたい」と評価して、高齢者家庭への暖房用灯油の無償提供、診療所への無料送迎、町営住宅建設などを掲げ、「夢や希望の持てる町政を進める」と訴えた段木晃氏は前回よりも1347票も支持票を減らして雪辱はなりませんでした。

(31日の選挙)多気町長に久保氏初当選 5新人の乱戦制す

2010-02-07 06:45:11 | Weblog
(31日の選挙)多気町長に久保氏初当選 5新人の乱戦制す 2010年2月1日 伊勢新報
http://www.isenp.co.jp/news/20100201/news02.htm
 任期満了(二月四日)に伴う多気町長選は三十一日投票、即日開票され、新人で無所属の元町議久保行男氏(62)=津留=が新人四候補を破り、初当選を果たした。
 やったぁ―。同町仁田の選挙事務所に当選の報が入ると、待ってましたとばかりに、大きな拍手と歓声がわき起こった。
 五人の立候補で、最後まで票の行方を読みあぐねた選挙戦。久保氏は「ありがとうございます。多気町を元気にします」と第一声を放ち、集まった支援者らと喜びを爆発。「皆さんから、ええ町になったという声が聞こえる町づくりに全力を尽くします」と、満面の笑みで決意を語った。
 旧町助役や町議を経験した久保氏は、企業誘致や若者の定住、町職員の意識改革などを公約に掲げ「元気な多気町にする」と訴えてきた。
 森本哲生、田村憲久両衆院議員をはじめ、山中光茂松阪市長ら周辺市町の首長や議会関係者らも次々と祝福に駆け付け、熱気に包まれる中、万歳をして勝利をかみしめた。
 敗れた四人もそれぞれが町のビジョンを掲げて戦ったが、及ばなかった。
 当日有権者数は一万二千八百四十一人(男六千百八十九人、女六千六百五十二人)で、期日前や不在者含む投票者総数は九千四百五十二人(男四千四百五十二人、女五千人)。投票率は73・61%だった。
★三重県多気町 町長選挙結果
当 3946 久保行男 62 男 無新 多気町議、農業
  2199 木戸口勉幸 63 男 無新 農業
  1271 西川浩 47 男 無新 農業
  1198 田山耕三 61 男 無新 志摩スペイン村総務部長
  718 坂井信久 60 男 無新 行政書士


 三重県多気町は、県のほぼ中央部に位置する2006年1月に勢和村と合併した人口1.5万人程の町で、町長選は旧多気町長時代から町長を務めていた長谷川順一氏が引退を表明したため、多気町議の久保行男氏、志摩スペイン村総務部長の田山耕三氏、行政書士の坂井信久氏、農業経営の木戸口勉幸氏及び西川浩氏の5新人による大混戦となったのですが、
 多気町議の久保行男氏が3946票を獲得し、2199票を獲得した農業経営の木戸口勉幸氏、1271票を獲得した農業経営の西川浩氏、1198票を獲得した志摩スペイン村総務部長の田山耕三氏、718票を獲得した坂井信久氏を破り初当選を決めました。
 町民は町議としての実績のある久保氏を選びましたが、新町長となる久保氏はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか…。

(31日の選挙)「元気な津市つくる」 津市長に松田氏再選

2010-02-07 06:40:51 | Weblog
(31日の選挙)「元気な津市つくる」 津市長に松田氏再選 2010年2月1日 伊勢新報
http://www.isenp.co.jp/news/20100201/news01.htm
 任期満了(二月四日)に伴う津市長選挙と同市議会議員選挙は三十一日投開票され、市長選は無所属現職の松田直久氏(55)が共産新人の岡野恵美氏(57)を大差で破り、再選を果たした。当日有権者数は二十二万八千七百八十七人(男十万九千六百二十二人、女十一万九千百六十五人)。期日前や不在者含む投票者総数は十三万三千二百四十九人(男六万二千四百五人、七万八百四十四人)で、投票率は前回の66・52%を大きく下回る58・24%だった。
 松田氏は昨年十月、再選を目指して立候補を表明。岡野氏は無投票阻止を掲げてようやくことし一月になってから出馬を明らかにしたが、出遅れ感は否めなかった。
 全国的にもまれな十市町村合併から四年間の市政に対する評価が主要争点となったが、現職の信任投票の性格が強く、緊張感を欠いた選挙戦だった。
 松田氏は午後九時半ごろ、当選確実の知らせが入った津市大倉の事務所に満面の笑みで姿を見せ、支援者から拍手で迎えられた。
 松田氏は「次の四年間がスタートして非常に緊張し、新たな思いがする。公約の元気プロジェクト10を実行し、津市が元気になるべく市総合計画をスピーディーに着実に進めていく。しっかりと気合を入れて市政に当たりたい」と力強く抱負を述べた。
 森本哲生衆院議員や高橋千秋、芝博一両参院議員をはじめ、亀井利克名張市長、水谷元桑名市長、川岸光男鈴鹿市長、櫻井義之亀山市長らが駆け付け、次々と祝福した。
 一方、岡野氏は津市桜橋一丁目の事務所で支持者の支援に感謝。「残念。子ども医療費の問題やバス券復活など約束したことを私なりに努力していきたい」と話していた。
★三重県津市市長選挙結果
当 101024 松田直久 55 男 無現 津市長
  28575 岡野恵美 57 女 共新 政党役員



 三重県津市は、県中部に位置する、2006年1月に旧津市・久居市・安濃町・河芸町・芸濃町・美里村・香良洲町・一志町・白山町・美杉村の合計10市町村が合併してできた人口28.7万人程の県庁所在地で、市長選は前回の市長選で初当選した現職の松田直久氏に対して、共産党員の岡野恵美氏が挑んだものの、
 「津市の住みやすさを倍増、3倍増させていくことが求められており、さらに磨きをかけていく」と強調し、豊かな自然を生かしたり、企業誘致を図ったりするなどし「市民に夢を提供したい」と力を込めると共に、「経費削減など、さらに行財政改革に取り組むことが市民サービスにつながる。安全、安心で元気なまちづくりを進めるためにも、市民が行政に参加してほしい」と訴えた現職の松田直久氏が101024票を獲得し、
 「合併で広くなった津市の隅々にまで光を当て、冷たい政治から暮らしに寄り添う温かい政治に転換する」と訴えると共に、中学校卒業時までの医療費無料化や高齢者への無料バス券支給、介護保険料や水道料金の引き下げなど七つの公約とともに、退職金廃止など市長報酬の削減を掲げ、「国の政治にはっきりとものを言う市長でありたい。住民が主人公の政治を実現したい」と強調し28575票を獲得した岡野恵美氏 を圧倒して、危なげなく再選を決めました。

 さすがにこれだけ大きな市で無投票というわけにもいかなかったとは思いますが、結果はわかりきっていただけに、市民としても驚きもなかったというのが実態ではないでしょうか…。

(31日の選挙)神川町長に清水氏初当選

2010-02-07 06:37:51 | Weblog
(31日の選挙)神川町長に清水氏初当選 2010年02月01日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002010002
 神川町長選は31日投開票され、新顔で元町議の清水雅之氏(58)=民主、連合埼玉推薦=が、ともに新顔で前町議の貫井浩氏(57)と高橋文治郎氏(65)を破り、初当選した。当日有権者数は1万1614人。投票率は72・58%(前回64・79%)だった。
 清水氏は「小児医療費の負担軽減やコミュニティーバスの運行、事業仕分けで予算判断」などを掲げ、民主党国会議員らの応援も受け、旧神川町長選を含め3度目の挑戦が実った。
 貫井氏は「子育て支援充実や上下水道料金の見直し」、高橋氏は「町長給与の削減と児童生徒の医療費無料化」などを訴えたが及ばなかった。
 町議補選(被選挙数2)も投開票され、新議員が決まった。投票率は72・52%。
◆埼玉県神川町 町長選挙結果
当 3079 清水雅之 58 男 無新 自営業、前町議
  2677 貫井浩 57 男 無新 会社役員、前町議
  2552 高橋文治郎 65 男 無新 農業、前町議


 埼玉県神川町は、2006年1月に旧神河川町と神泉村が合併して誕生した、県北西にある人口約1.5万人程の町で、旧神川町長時代から町長を務めてきた田村啓氏が勇退したため、
 町長選は、前回も出馬したものの敗れた前町議で民主・連合埼玉が推薦する清水雅之氏、同じく前町議の高橋文治郎氏及び貫井浩氏による3新人の争いとなりましたが、
 「町民の意見を大切にし、知恵と力が生かせる町づくりが基本。情報公開を積極的に行う。職員の意識改革で町づくりを」を訴えた清水雅之氏が3079票を獲得し、
 「あなたの声が町をつくります。私は町民の御用聞きでもかまわない。住み良い町づくりのために力を貸してほしい」と呼び掛け2677票を獲得した貫井浩氏
 「町長給与を削減し小学6年までの医療費に充てる」とし、「全行政区に高齢者向けふれあい施設を設置。農業振興や工場誘致を進める」などと訴え2552票を獲得した高橋文治郎氏
 を破り三つ巴の戦いを制しました。新町長となる清水氏はどのような町制運営を行ってくれるのでしょうか…。

(31日の選挙)本庄市長に吉田氏再選 実績訴え3氏退ける

2010-02-07 06:26:52 | Weblog
(31日の選挙)本庄市長に吉田氏再選 実績訴え3氏退ける 2010年02月01日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002010007
 合併後初の選挙戦となった本庄市長選が31日投開票され、無所属現職の吉田信解氏(42)=連合埼玉推薦=が、前市議の湯浅貴裕氏(39)と前市議の内島茂氏(59)、元児玉町議の武政正雄氏(61)の無所属新顔3氏を破り、再選した。当日有権者数は6万4149人。投票率は65・34%だった。
 合併直後の前回選は無投票だったが、今回は4人による激戦に。それだけに当選の報が入ると、吉田氏は同市東台4丁目の選挙事務所で「ずっしりと票の重みを感じています。これからも街づくりに魂をこめて、世のため人のためチャレンジしていきます」などと、喜びを語った。
 吉田氏は後援会などの組織力を生かした選挙戦を展開。大手ホームセンター本社移転など企業誘致の実績を前面に「チェンジよりチャレンジだ」と強調。「稼げる街で雇用や医療・福祉に力を注ぐ」などと訴えたのが奏功した。
 湯浅氏は「しがらみの一掃を」と掲げ、予算の無駄を省き、医療、教育、保育に使うと訴えたが及ばなかった。
 内島氏は「特性を生かし地域医療を充実させ、人口定住できる街づくり」を掲げたが支持が広がらなかった。
 武政氏は「市長給与を700万円に削減、行財政改革を断行」などと自転車で訴え続けたが支持が伸びなかった。
◆埼玉県本庄市 市長選挙結果
当 24977 吉田信解 42 男 無現 本庄市長
  10319 湯浅貴裕 39 男 無新 前本庄市議
  3434 内島茂 59 男 無新 前本庄市議、農業
  2488 武政正雄 61 男 無新 旧児玉町議、会社役員



 埼玉県本庄市は、県の北西部に位置する2006年1月に旧本庄市と児玉町が合併してできた人口8.1万人程の市で、市長選は前回無投票当選した現職で42歳の吉田信解氏に、今回は前本庄市議で39歳の湯浅貴裕氏、前本庄市議の内島茂氏、旧児玉町議の武政正雄氏の3新人が一気に挑む形になったのですが、
 企業誘致や行財政改革の実績を強調した上で、「少子高齢化でさらに経費がかさむ。市民協働の街づくり、稼げる街づくりが必要」などと訴えた現職の吉田信解氏が24977票を獲得し、
 救急医療や子育て支援の充実を訴え、「金の使い方が本当に合っているのか。理想をあきらめず、新しい市にするため皆さんの力が必要」と訴え10319票を獲得した39歳の湯浅貴裕氏
 さらなる合併の必要性を唱え、「市長が先頭に立ってビジョンを掲げ、定住の街づくりを進める。住んで良かったと納得できる市政を実現する」と訴え3434票を獲得した内島茂氏
 「合併は実現したが、自転車で回ると地域は疲弊していることが分かる。お年寄りや子供が安心して暮らせる地域作りを」と訴え2488票を獲得した武政正雄氏 
 を破り再選を決めました。
 まあ、選挙戦は現職でまだ42歳と若い吉田氏に、39歳の若手の湯浅貴裕氏がどこまで迫れるかだろうな…とは思っていましたが、市民は引き続き現職を選択されたようですね…。

茨城空港初の国内線、スカイマークが神戸便就航へ

2010-02-07 06:14:23 | Weblog
茨城空港初の国内線、スカイマークが神戸便就航へ 2010年2月7日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100206-OYT1T00818.htm
 国内定期便が就航しないまま来月11日に開港を迎える茨城空港(茨城県小美玉市)に、4月から1日1往復、茨城―神戸便が就航することになった。
 航空会社「スカイマーク」(東京都大田区)が6日、発表した。運航開始は4月16日。大人普通運賃が1万2000円で、同社は搭乗21日前までに予約すると5800円になるなど各種割引運賃を設定する。
 同空港は、羽田空港発着枠拡大の影響などで就航誘致が難航し、開港時点での定期便は韓国アシアナ航空のソウル便1便のみだった。
 スカイマーク営業推進部は「北関東と関西の広域に潜在的な需要があると判断し、就航を決定した」としている。同空港初の国内定期便就航が決まったことに、橋本昌・茨城県知事は「今後の増便につながることを期待する」とコメントした。
 同空港では、ターミナルビルのボーディングブリッジ(搭乗橋)をなくすなど、航空会社のコストを抑える工夫をしており、低運賃を売り物とするスカイマークが関心を示していた。




 ん…。これも好意的に捉えるならば、格安航空会社が着陸料の安い地方都市同士を結ぶ路線を設けたと受け止めることもできなくはありませんが、茨城空港と言えば、国内の定期路線が決まらないにも関わらず強引に開港にこぎつけた空港。一方の神戸空港も4年連続で利用者数が当初予測を下回り、しかも日本航空の撤退でますます経営が苦しくなることが確実な空港。実態は、両空港の関係者がスカイマークに泣きついたと捉えるのが妥当でしょうね…。

 とはいえ、茨城空港と言えば、空港までのアクセスが悪い空港という意味でも有名ですし、一方の神戸空港もアクセスそのものは悪くないものの新幹線を利用すれば、新神戸ー東京間も片道9030円+特急券4730円=13760円(当然ながら各種割引メニュー等を使えばこれより断然安くなります)でしかも2時間50分で行ける距離。
 東京近辺の方がわざわざ茨城空港まで足を延ばすはずがなく、いかに地元とその周辺の顧客を取り込めるかが勝負になりますが、地方都市を結ぶ路線はこれまでも地方空港がなんとか顧客を取り込もうと努力するも不採算路線化して縮小を繰り返してきた歴史があるだけに、早期予約にはかなりの料金ディスカカウントを行うのは当然(とはいえ、神戸まで片道5800円って…。本当に採算はとれるのでしょうか…(汗 )としても、小型機を使いしかも搭乗手続きを簡略化して飛行機利用の煩わしさを軽減するなど、いかに路線を黒字化するかの努力を真剣に行わないと、厳しいことを言うようですがこれまでの失敗のパターンを繰り返すだけだと思います。
 どうせならば、新幹線路線と競合せず時間短縮効果の大きい空港同士が組むなり、あるいは観光客が大量のお金を落とすことが期待できる中国客を相手にした中国便(当然中国語を話せるスタッフを用意することが大前提ですが…)でも誘致すればいいと思うのですが、さすがにこちらはすげなく断らられてしまったのかもしれませんね…。

郵貯限度額、3000万円軸に 郵政見直しで政府・与党

2010-02-07 06:07:05 | Weblog
郵貯限度額、3000万円軸に 郵政見直しで政府・与党 2010年2月6日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100206ATFS0504105022010.html
 政府・与党は郵政事業の見直しで、郵便貯金の預入限度額(1千万円)を3千万円に引き上げる案を軸に調整する。郵貯マネーの流出に歯止めをかけ、運用益を増やす狙いだ。日本郵政グループの雇用では非正規社員の正社員への登用拡大を求める。
政府による日本郵政への出資比率を巡っては与党内の意見がなお割れており、8日に開く政策会議などでさらに議論する。
 政府・与党内には郵貯の預入限度額を広げて顧客の利便性を高めるとともに、資金を運用して得られる利益を増やして全国で金融サービスを展開する原資を確保したいとの思惑がある。国債中心の運用も見直し、地方債の購入や地域金融機関との協調融資などを通じて地方に還元する方針だ。

郵貯限度額引き上げ、「下げてほしいくらい」 地銀協会長 2010年1月21日 日経
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20100120ATGC2001Z20012010.html
 全国地方銀行協会の小川是会長(横浜銀行頭取)は20日の記者会見で、政府が郵便貯金の預入限度額引き上げを検討していることについて、「もちろん反対。国の郵便局として貯金を集めるなら、限度額を下げていただきたいくらいだ」と語った。郵政民営化の見直し議論については「経営規模の縮小、公正な競争条件の確保、地域との共存の3点が重要だ」と強調した。
 19日に会社更生法の適用を申請した日本航空については「それぞれ異なる各地域の事情や要請と、どう調和を図るかが検討課題」と指摘。地銀も出資している企業再生支援機構については「今後とも地域において、機構の助けを借りて再生支援していく事例は出るだろう」と述べた。




 郵貯の預入限度額については、枠拡大について、地銀協会長が「下げてほしいくらい」と猛反発したことが話題になっていましたが、政府は3000万円までの大幅拡大を目論んでいるようですね…(吃驚
 まあ、この預入限度額の枠の問題については、ごくごく普通に生活しているような方でも、例えば親の遺産が入りこんできたといった理由で、預入額が急に1000万円を超えてしまうようなケースはままあり、こういったケースでも、これまでならばあまりうるさく指摘してこなかったのが『急に1人1000万円になるまで預金を引き出してください』と何度も急かされ、それだけならばまだしも、本人は安全確実に運用したいのに『職員から養老保険や年金保険、投資信託など説明を受けても仕組みがよく理解できない商品の購入を薦められてうんざりした』という方も決して少なくない
(皆様よりも多少金融知識がある私達FPの立場でも、○日までにと期限を切られて○百万円単位のお金を動かせ! と言われれば、『ちょっと待って! 私はその商品知らないからじっくり研究させる時間を頂戴よ! と文句の一つも言いたくなります』)
 でしょうし、それだけに、私も庶民の預貯金をわけがわからないままリスクに晒させないためにも、多少の枠の拡大はありかな…と思ってはいましたが、2倍の2000万円への拡大でも、経営が危ぶまれる金融機関からの資金流出が加速しそうなのに、まさか3倍の3000万円を軸に検討が進んでいるとは思いもしませんでしたねぇ…(汗

 さてさてこの郵貯の預入限度額拡大騒動はどう展開していくのでしょうか…。銀行程リスク商品の勧誘がしつこくない郵便局の預入限度額拡大は、特に預入金融機関そのものが少ない地方の方にとっては賛成の方が多いのではないなと個人的には推測しているのですが、その動機が個人の利便のためではなく、お国の都合というきなくさい理由だけに、この議論は少し冷静な目で見る必要もありそうですね…。