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(7日の選挙)深谷市長に小島氏

2010-02-13 08:43:26 | Weblog
(7日の選挙)深谷市長に小島氏 2010年02月09日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002090001
◇現職・新井氏破り初当選
 合併後初の選挙戦となった深谷市長選は7日投開票され、無所属新顔で前県議の小島進氏(49)=民主、みんな、連合埼玉推薦=が、無所属現職の新井家光氏(54)の再選を阻み、初当選した。当日有権者数は11万6380人。投票率は53・79%。
 旧深谷市長選以来、11年ぶりの選挙は昨夏の衆院選の余波もあり激戦となった。それだけに、当選の報を受けた小島氏は同日夜、同市上柴西1丁目の選挙事務所で「市を変えたい、新しい流れを入れたいという市民の声だ。事業仕分けで予算を見直したい」と抱負を語った。
 小島氏は、救急医療体制の改善に取り組むと強調し、子育て・教育支援、企業誘致も積極的に進めると主張。市政刷新を求める有権者に浸透し、民主党や選対本部長を務めた小泉龍司衆院議員(埼玉11区)の支持者らの取り込みにも成功した。
 新年度に向け予算編成が急がれるが、「3月議会に骨格予算を出し、次の6月議会までに(議会の意向もあるが第三者機関を入れて)見直しをした上で、本予算を出したい」との考えを示した。
 昨夏の衆院選、埼玉11区で小泉氏が新井氏の弟・悦二前衆院議員に大勝した経緯からも注目された市長選だが、小泉氏は「多くの方は国政と市政選挙は重ねていない」と話した。
 一方、同日夜、新井氏は同市原郷の選挙事務所で「私の力不足で申し訳ない。皆さんにはお世話になりました」と頭を下げた。新井氏は市民税減税を掲げ、「市民負担の軽減を第一にする」と訴え、医療問題や高齢者対策の充実を主張、ミニ集会も200カ所で開催したが支持が広がらなかった。
 負けた原因を問われ、新井氏は「思いつかない」としながらも、「10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。新市長には頑張ってもらいたい」と語った。衆院選の影響については「国政の選挙とは違う」と述べた。一方、元旧花園町長で連合後援会長の柳雅己氏は「こういう結果が出たので(衆院選の影響が)ないと言えばうそになるかも」と話した。
 深谷市議補選(被選挙数1)は7日投開票され、無所属前職の武井敏男氏(63)が当選した。投票率は53・72%だった。
◆埼玉県深谷市 市長選挙結果
当 33861 小島進 49 男 無新 会社員
  27922 新井家光 54 男 無現 市長



 埼玉県深谷市は、県北部にある2006年1月に旧深谷市と岡部町・川本町・花園町が合併してできた人口14.5万人程の市で、市長選は前回無投票当選した現職の新井家光氏に対して、
会社員で民主・みんなの党・連合埼玉が推薦する小島進氏が挑みましたが、
 「事業仕分けで救急医療体制の改善」を訴えた小島進氏が33861票を獲得し、
 「市民税減税による市民の負担軽減」を訴え27922票を獲得した現職の新井家光氏を破り、見事初当選を決めています。
 新市長となる小島氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

 それにしても、落選した現職新井氏の『10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。』という言い草は、いくら負けて悔しいからとはいえ、10年間も市長を務めてきた人間のコメントとしてはどうなんでしょうね…(呆れ
 まるで『議員は市長に無条件に従うべきだ!』と言わんばかりの言い方には いささか反発さえ感じてしまいますし、厳しい言い方になりますが、ワンマン振りが目立ち始めた市長から人心が離れていることに、当の本人が気づいていなかっただけのことでは…という気がしてなりません。

(7日の選挙)利府町長選 鈴木氏が4選 失点少なく支持伸ばす

2010-02-13 08:39:52 | Weblog
(7日の選挙)利府町長選 鈴木氏が4選 失点少なく支持伸ばす 2010年2月9日 河北新報
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/02/20100209t11040.htm
 12年ぶりの選挙戦となった利府町長選は現職の鈴木勝雄氏が新人の小笠原町子氏を退け、4選を果たした。
 鈴木氏は町内に24の支部がある後援会を生かし、安定した選挙戦を展開した。多選批判もあったが、過去3期に大きな失点はないと受け止められ、支持を伸ばした。
 町は仙台のベッドタウンとして成長した。現在の人口は約3万4000人で、鈴木氏が町長を務めた12年間に約6000人増えた。町民は町の発展が続くことを望み、町政の継続を選んだ。第3子からの保育料無料化など子育て世代に配慮したこれまでの政策も町民の心をとらえた。
 小笠原氏は町内に六つある大規模な新興住宅団地の一つを地盤として出馬し、町政刷新を訴えた。6団地の住民は町の人口の半数以上を占め、善戦も予想された。
 だが、投票率は過去最低の48.48%。団地の中には40%を切る投票所もあるなど、団地住民の投票行動は低調で、小笠原氏に追い風にならなかった。
 住宅団地はいずれも開発開始が10年以上前で、高齢化が徐々に進んでいる。今のところ、町の高齢化率は高くないが、将来的には高齢者福祉対策の拡充が求められる。
 鈴木氏は4期目を「町発展の基礎づくりの総仕上げ」と位置付ける。町民は町長が行財政改革を進めながら、未来の暮らしに希望を持てる具体策を実行できるかどうかを注視している。

<利府町長に4選された 鈴木勝雄さん/物流工場など呼び込む>
 「町政の仕上げをして後の世代に引き継ぐのがわたしの責任」と語る。
 利府町の財源確保のために新たな土地利用を考えている。新年度は仙塩広域都市計画区域の区域区分が見直される。「山林など3カ所、計約150ヘクタールの土地を市街化区域に編入し、物流工場などを呼び込む」と語る。
 町はスポーツタウンの顔も持つ。町内の宮城スタジアムで2001年に国体、02年にサッカー・ワールドカップが開かれた。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの2軍本拠地も誘致した。
 スポーツで町をPRできた半面、スポーツ偏重とも指摘された。「図書館など文化複合施設の整備も検討する」と話す。
 父は町長を4期務めた故権十郎氏。自分は父の後の町長と戦って当選した。「自分も4期務めるとは思わなかった」と言う。
 あいさつ運動で触れ合う子どもたちから「町長さん」と親しまれている。ウオーキングが日課。公務や選挙の準備で1カ月以上休んでいるが、再開する予定だ。
 同町森郷の自宅で妻栄子さん(63)と暮らす。
◆宮城県利府町 町長選挙結果
当 8587 鈴木勝雄 65 男 無現 利府町長
  3965 小笠原町子 64 女 無新 無職、前利府町議




 宮城県利府町は、宮城県中部に位置する人口3.3万人程の仙台市のベッドタウンとして人口が急増してきた町で、町長選は、前回無投票当選した現職の鈴木勝雄氏に対して、前利府町議の小笠原町子氏が挑みましたが、
 「町が発展するためのレールを敷く責務がある」と主張すると共に、行財政改革で得た財源で生活優先の施策を進め、雇用確保に向け新たな土地利用による企業誘致などを訴えた現職の鈴木勝雄氏が8587票を獲得し、
 現町政を「税金の使い方に無駄がある」と批判すると共に「人にやさしいまちづくり」を掲げ、高齢者の在宅介護支援など福祉の充実や教育環境の改善に取り組むと強調して3965票を獲得した小笠原町子氏 をダブルスコアで破って危なげなく再選を決めています。