(7日の選挙)深谷市長に小島氏 2010年02月09日
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002090001
◇現職・新井氏破り初当選
合併後初の選挙戦となった深谷市長選は7日投開票され、無所属新顔で前県議の小島進氏(49)=民主、みんな、連合埼玉推薦=が、無所属現職の新井家光氏(54)の再選を阻み、初当選した。当日有権者数は11万6380人。投票率は53・79%。
旧深谷市長選以来、11年ぶりの選挙は昨夏の衆院選の余波もあり激戦となった。それだけに、当選の報を受けた小島氏は同日夜、同市上柴西1丁目の選挙事務所で「市を変えたい、新しい流れを入れたいという市民の声だ。事業仕分けで予算を見直したい」と抱負を語った。
小島氏は、救急医療体制の改善に取り組むと強調し、子育て・教育支援、企業誘致も積極的に進めると主張。市政刷新を求める有権者に浸透し、民主党や選対本部長を務めた小泉龍司衆院議員(埼玉11区)の支持者らの取り込みにも成功した。
新年度に向け予算編成が急がれるが、「3月議会に骨格予算を出し、次の6月議会までに(議会の意向もあるが第三者機関を入れて)見直しをした上で、本予算を出したい」との考えを示した。
昨夏の衆院選、埼玉11区で小泉氏が新井氏の弟・悦二前衆院議員に大勝した経緯からも注目された市長選だが、小泉氏は「多くの方は国政と市政選挙は重ねていない」と話した。
一方、同日夜、新井氏は同市原郷の選挙事務所で「私の力不足で申し訳ない。皆さんにはお世話になりました」と頭を下げた。新井氏は市民税減税を掲げ、「市民負担の軽減を第一にする」と訴え、医療問題や高齢者対策の充実を主張、ミニ集会も200カ所で開催したが支持が広がらなかった。
負けた原因を問われ、新井氏は「思いつかない」としながらも、「10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。新市長には頑張ってもらいたい」と語った。衆院選の影響については「国政の選挙とは違う」と述べた。一方、元旧花園町長で連合後援会長の柳雅己氏は「こういう結果が出たので(衆院選の影響が)ないと言えばうそになるかも」と話した。
深谷市議補選(被選挙数1)は7日投開票され、無所属前職の武井敏男氏(63)が当選した。投票率は53・72%だった。
◆埼玉県深谷市 市長選挙結果
当 33861 小島進 49 男 無新 会社員
27922 新井家光 54 男 無現 市長
埼玉県深谷市は、県北部にある2006年1月に旧深谷市と岡部町・川本町・花園町が合併してできた人口14.5万人程の市で、市長選は前回無投票当選した現職の新井家光氏に対して、
会社員で民主・みんなの党・連合埼玉が推薦する小島進氏が挑みましたが、
「事業仕分けで救急医療体制の改善」を訴えた小島進氏が33861票を獲得し、
「市民税減税による市民の負担軽減」を訴え27922票を獲得した現職の新井家光氏を破り、見事初当選を決めています。
新市長となる小島氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。
それにしても、落選した現職新井氏の『10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。』という言い草は、いくら負けて悔しいからとはいえ、10年間も市長を務めてきた人間のコメントとしてはどうなんでしょうね…(呆れ
まるで『議員は市長に無条件に従うべきだ!』と言わんばかりの言い方には いささか反発さえ感じてしまいますし、厳しい言い方になりますが、ワンマン振りが目立ち始めた市長から人心が離れていることに、当の本人が気づいていなかっただけのことでは…という気がしてなりません。
http://mytown.asahi.com/saitama/news.php?k_id=11000001002090001
◇現職・新井氏破り初当選
合併後初の選挙戦となった深谷市長選は7日投開票され、無所属新顔で前県議の小島進氏(49)=民主、みんな、連合埼玉推薦=が、無所属現職の新井家光氏(54)の再選を阻み、初当選した。当日有権者数は11万6380人。投票率は53・79%。
旧深谷市長選以来、11年ぶりの選挙は昨夏の衆院選の余波もあり激戦となった。それだけに、当選の報を受けた小島氏は同日夜、同市上柴西1丁目の選挙事務所で「市を変えたい、新しい流れを入れたいという市民の声だ。事業仕分けで予算を見直したい」と抱負を語った。
小島氏は、救急医療体制の改善に取り組むと強調し、子育て・教育支援、企業誘致も積極的に進めると主張。市政刷新を求める有権者に浸透し、民主党や選対本部長を務めた小泉龍司衆院議員(埼玉11区)の支持者らの取り込みにも成功した。
新年度に向け予算編成が急がれるが、「3月議会に骨格予算を出し、次の6月議会までに(議会の意向もあるが第三者機関を入れて)見直しをした上で、本予算を出したい」との考えを示した。
昨夏の衆院選、埼玉11区で小泉氏が新井氏の弟・悦二前衆院議員に大勝した経緯からも注目された市長選だが、小泉氏は「多くの方は国政と市政選挙は重ねていない」と話した。
一方、同日夜、新井氏は同市原郷の選挙事務所で「私の力不足で申し訳ない。皆さんにはお世話になりました」と頭を下げた。新井氏は市民税減税を掲げ、「市民負担の軽減を第一にする」と訴え、医療問題や高齢者対策の充実を主張、ミニ集会も200カ所で開催したが支持が広がらなかった。
負けた原因を問われ、新井氏は「思いつかない」としながらも、「10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。新市長には頑張ってもらいたい」と語った。衆院選の影響については「国政の選挙とは違う」と述べた。一方、元旧花園町長で連合後援会長の柳雅己氏は「こういう結果が出たので(衆院選の影響が)ないと言えばうそになるかも」と話した。
深谷市議補選(被選挙数1)は7日投開票され、無所属前職の武井敏男氏(63)が当選した。投票率は53・72%だった。
◆埼玉県深谷市 市長選挙結果
当 33861 小島進 49 男 無新 会社員
27922 新井家光 54 男 無現 市長
埼玉県深谷市は、県北部にある2006年1月に旧深谷市と岡部町・川本町・花園町が合併してできた人口14.5万人程の市で、市長選は前回無投票当選した現職の新井家光氏に対して、
会社員で民主・みんなの党・連合埼玉が推薦する小島進氏が挑みましたが、
「事業仕分けで救急医療体制の改善」を訴えた小島進氏が33861票を獲得し、
「市民税減税による市民の負担軽減」を訴え27922票を獲得した現職の新井家光氏を破り、見事初当選を決めています。
新市長となる小島氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。
それにしても、落選した現職新井氏の『10年間改革をしてきたが、反発した人がいたのは事実。』という言い草は、いくら負けて悔しいからとはいえ、10年間も市長を務めてきた人間のコメントとしてはどうなんでしょうね…(呆れ
まるで『議員は市長に無条件に従うべきだ!』と言わんばかりの言い方には いささか反発さえ感じてしまいますし、厳しい言い方になりますが、ワンマン振りが目立ち始めた市長から人心が離れていることに、当の本人が気づいていなかっただけのことでは…という気がしてなりません。