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京都・河原町ビブレ、7月メド閉店 近隣の阪急に続き

2010-02-04 07:20:53 | Weblog
京都・河原町ビブレ、7月メド閉店 近隣の阪急に続き 2010年2月4日 日経夕刊
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20100203ATFB0300L03022010.html
 イオン傘下のマイカル(大阪市)は3日、京都市中京区の商業ビル「河原町ビブレ」を7月をめどに閉店すると決めた。市内中心部の繁華街に位置し、若者向けのファッション専門店ビブレを運営していたが、周辺へ競合店舗の進出が相次ぎ、近年は営業赤字が続いていた。
 河原町ビブレは地上6階、地下1階建てで、生活雑貨専門店「ロフト」などのテナントも入る。改装などを通じて顧客獲得を目指したが「商圏の変化で対応できなくなったうえ、店舗も老朽化したため、やむを得ず閉店を判断した」(マイカル)という。
 京都・河原町では1月に、エイチ・ツー・オーリテイリング(H2O)が百貨店「四条河原町阪急」の閉店を発表したばかり。

「河原町ビブレ」7月閉店 開業40年、商圏変化響く 2010年2月4日 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P20100203000082&genre=B1&area=K00
 京都市中京区の商業施設「河原町ビブレ」が7月末で閉店することが3日分かった。最大テナントの雑貨量販店「京都ロフト」は市内で移転する方針。周辺では、先月28日に百貨店「四条河原町阪急」の今秋閉店が発表されたばかりで、京都を代表する繁華街・四条河原町の集客力低下が懸念されている。
 河原町ビブレは地下1階、地上6階建てで、売り場面積は約7千平方メートル。1970年に衣料品専門の「ニチイ」として開業し、83年から若者向け衣料に特化した「ビブレ」に衣替えした。2003年からは1~5階にロフトを誘致し、直営部分は地下1階に絞っていた。
 ビブレを運営するイオングループのマイカル(大阪市)は「JR京都駅周辺の開発が進み、京都の商圏が変化したことが響き、売り上げが下がっていた」(社長室)としている。ビブレは、北区の「北大路ビブレ」など全国に18店あるが「ほかに閉店の予定はない」という。
 買い物に訪れた左京区の女性会社員(59)は「昔からよく来ていたので残念。ロフトの移転先が気になります」。近くの大学生(19)も「びっくりした。河原町全体がさみしくなるのでは」と残念そうだった。




 う~ん…(滝汗 
 デフレの進行と共に、百貨店やファッション関係など高付加価値産業が軒並み厳しいことは聞いていましたが、河原町阪急に続いて、今度は河原町ビブレも閉店ですか…(絶句
 学生時代京都に住んでいた私から見れば、河原町ビブレと言えば、立地こそ河原町通りから少し入ったところにあるとはいえ、南北は四条通り~三条通り、東西は烏丸通り~河原町
通りという繁華街のど真ん中に位置するお洒落なファッションブランドが沢山入っているビルというイメージが強く(恥ずかしながら、ビルの大半がロフトに入れ替わっていることは全く知りませんでした)、学生時代には何度も通った記憶があるだけに、閉店と言われても全くピンときませんし、まあ駅前に伊勢丹が開業した影響で若者等の人の流れも大分変わってしまったんだろうな…とは思いますが、それでも『まさかあのビブレが…』とただただ驚くことしかできません。
 京都は、観光の街としては今後も健在だと信じていますが、河原町阪急に続いてビブレもなくなってしまうのでは、街の活気という意味では随分寂しくなりそうですね…(溜息