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(24日の選挙)鹿屋市長に嶋田氏初当選 三つどもえ制す

2010-02-02 05:10:13 | Weblog
(24日の選挙)鹿屋市長に嶋田氏初当選 三つどもえ制す  2010年1月25日 南日本
http://373news.com/_senkyo/index.php?ym=201001&storyid=21764
 任期満了に伴う鹿屋市長選挙は24日投票が行われ、即日開票の結果、会社社長の嶋田芳博氏(61)=無所属=が、元鹿屋商工会議所会頭の岡崎継義氏(70)=無所属・公明党推薦、元鹿屋市議の本白水捷司氏(66)=無所属=を抑え、新人同士の三つどもえの戦いを制し、初当選を果たした。
 投票率は2006年の前回市長選時(49.78%)を6.96ポイント上回る56.74%だった。
★鹿屋市 市長選挙結果
当 23296 嶋田芳博 61 男 無新 会社役員
  16079 岡崎継義 70 男 無新 無職
  7347 本白水捷司 66 男 無新 貸家業



 一昨日ではなく1週間前に行われた首長選挙で、いささか時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお伝えしたいと思います。
 鹿児島県鹿屋市は、大隅半島(右側の半島)の中央部に位置する2006年に旧鹿屋市と吾平町・串良町・輝北町が合併して発足した人口10.5万人程のかっては海軍基地があったところでも有名な市ですが、市長選は旧鹿屋市時代から市長を続けて4年前の前回選挙でも圧倒的支持の元再選された山下栄氏が74歳と高齢もあり勇退を発表したため、市長選は、産業火薬販売会社長の嶋田芳博氏、貸家業の本白水捷司氏、無職で公明が推薦する岡崎継義氏による3新人の争いとなりましたが、
 鹿屋ロータリークラブ会長などとして地域振興に取り組んできた実績や経営者としての経験を強調し、「市民が主役の市政を市民と一緒に対話しながらつくりたい。透明で迅速な市政を目指します」と訴えた嶋田芳博氏が23296票と過半の票を獲得し見事初当選を決めました。
 鹿屋商工会議所会頭として市の経済振興に携わった実績をアピールし、「鹿屋の厳しい経済状況が私に立候補を決意させた。市民一人ひとりの幸せの実現のため、長年、ものづくり、人づくりをしてきた経験を生かしたい」と決意を語った岡崎継義氏は16079票を獲得。
 「若者の都会流出などで疲弊している動きを今止めなければならない。誰もが安心して暮らしていける鹿屋をつくっていきたい」と訴えると共に、地域活性化の方策について「企業誘致を積極的に進めていく。それで地域が潤い、経済や商店街の活性化につながる」と述べ、農業振興については食料供給基地の任務を果たす農業育成が急務とし、「そのカギが高所得の作物の栽培技術を指導する技術者の導入。生産性の高い農業の確立や、民主党政権が掲げる農林漁業の6次産業化を早期に実現する必要がある」と強調した本白水捷司氏は思いのほか伸び悩み7347票に留まりました。
 新市長となる嶋田芳博氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。

都城市長選、長峯さん笑顔の再選

2010-02-02 05:08:47 | Weblog
都城市長選、長峯さん笑顔の再選 2010年1月25日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100125-OYT8T00453.htm
 一騎打ちとなった都城市長選では、現職・長峯誠さん(40)(無所属=民主・公明推薦)が、新人の前市議・山田裕一さん(49)(無所属)を下して、再選を果たした。
 「当選確実」の吉報が届くと、長峯さんの同市の事務所は拍手と歓声に包まれた。長峯さんは支援者と握手を交わし、万歳を繰り返した。
 選挙戦では、これまでの行財政改革や企業誘致などの実績をアピール。マニフェストの中で、都城インターチェンジ付近を活用するサブシティ構想実現に向けた主張のほか、市職員120人削減や業務の民間委託推進、企業立地なども訴えた。
 各地の集会で実績と政策を浸透させる一方、培ってきた支援者や、市内15地区の後援会が精力的に活動。民主、公明、主要団体からの推薦を得て、終始優勢に選挙戦を運んだ。
 山田さんは、旧1市4町の特性をいかしたまちづくりに取り組む「五つ星構想」推進を掲げ、サブシティ構想を批判。反現職票の獲得を狙ったが、及ばなかった。
★都城市 市長選挙結果
当 61194 長峯誠 40 男 無現 都城市長
  27925  山田裕一 49 男 無新 (有)ティーアールワイ専務


 一昨日ではなく1週間前に行われた首長選挙で、いささか時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお伝えしたいと思います。
宮崎県都城市は、県南部に位置する2006年1月に旧都城市と山之口町・高城町・山田町・高崎町が合併して誕生した人口16.8万人程の県内で2番目に人口の多い市で、市長選は4年前の前回選挙戦でライバル候補に圧勝して、しかもまだ40歳と若い現職の長峯誠氏に対して、(有)ティーアールワイ専務で49歳の山田裕一氏が挑みましたが、
  サブシティ構想の推進や市職員120人削減や民間委託の推進など行財政改革の続行を強調すると共に、15件の企業立地や子育て支援策として子どもを預かる「ファミリーサポートセンター」の創設、観光客3万人アップを訴えた現職の長峯誠氏が61194票を獲得し、
 合併後の疲弊が著しいとして旧4町に人材や財源、権限などを大幅移譲すると提唱して、長峯氏の「サブシティ構想」では新市の一体的な発展につながらないと批判する共に、市民税の引き下げや学校給食の段階的無料化、女性の副市長登用を掲げ27925票を獲得した山田裕一氏
 に圧勝して危なげなく再選を決めました。

延岡市長選、首藤さん実績評価で再選

2010-02-02 05:07:12 | Weblog
延岡市長選、首藤さん実績評価で再選 2010年1月25日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100125-OYT8T00455.htm
 延岡市長選は、現職・首藤正治さん(54)(無所属=民主・公明・社民推薦)が、新人の前県議会副議長・井本英雄さん(63)(無所属)を破って再選を果たした。
 当選確実の一報が入ると、同市昭和町の事務所は支持者の歓声に包まれた。首藤さんは、医療関連産業で市の発展を目指すメディカルタウン構想などを挙げて「懸命に取り組んでいきたい」と、2期目の抱負を力強く語った。
 首藤さんは、市内全域を網羅する後援会をはじめ、推薦を受けた政党や各種団体の支援を受けての選挙戦を展開。オフィスビルの誘致によって310人の雇用が創出されることや、「地域医療を守る条例」の制定といった実績を強調した。
 市政の継続を掲げ、メディカルタウン構想の実現やJR延岡駅と周辺整備なども強く訴え、有権者から幅広い支持を集めた。
 井本さんは、3000人の新規雇用創出や大学病院設置を主張。県議時代の後援会を中心に支持を求め、元県議会議長らの支援も受けたが、浸透できなかった。
◆延岡市 市長選挙結果
当 41738 首藤正治 54 男 無現 延岡市長
  23029 井本英雄 63 男 無新 宮崎県議、無職


 一昨日ではなく1週間前に行われた首長選挙で、いささか時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお伝えしたいと思います。
 宮崎県延岡市は、県北部に位置する人口13万人程の旭化成などの工場があるいわゆる企業城下町で、市長選は4年前の前回選挙戦で5人による新人同士の争いを制して初当選した民主・公明・社民が推薦する首藤正治氏に対して、宮崎県議の井本英雄氏が挑みましたが、
 「企業誘致、行政改革、医療など様々な課題に取り組んできた。大きな問題の解決はこれから。何が何でも勝つ」と再選への決意を語った現職の首藤正治氏が41738票を獲得し、
延岡公共職業安定所管内の有効求人倍率が県内で最低レベルであることに触れ、「若い人はみんな外へ出て行き、人口は減って減って減りまくっている。延岡のどこに中心市街地と呼べるところがあるのか」と雇用創出を訴え23029票を獲得した井本英雄氏 に圧勝して再選を決めました。
 まあ、こちらはおおよその勝負は見えていたかな…とも思うのですが、再選された首藤氏は次の4年間でどのような実績を残してくれるのでしょうか…。

宮崎市長選、戸敷さん再挑戦実る

2010-02-02 05:04:25 | Weblog
宮崎市長選、戸敷さん再挑戦実る 2010年1月25日 読売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20100125-OYT8T00452.htm
 新人3氏が争った宮崎市長選は、旧佐土原町長・戸敷正さん(57)(無所属)が、前県議・由利英治さん(60)(無所属)と、前市議・斉藤了介さん(43)(無所属=民主・公明推薦)を破って初当選を決めた。
 同市橘通西2の事務所に当選確実が伝えられると、「バンザーイ!」と大歓声がわき上がり、戸敷さんは詰めかけた支援者にもみくちゃにされた。紅潮した顔で握手を繰り返し、「市民が主役の街づくりをしたい」と力強く宣言した。
 前回の市長選で惜敗した直後に再挑戦を決意した。市内をくまなく回って後援会組織を整え、知名度アップにも成功。陣営には当初、選挙戦を楽観視する見方もあった。
 しかし、現市政の路線継承を期待する市議26人が斉藤さんを擁立したことで、事態は一変。各議員の後援会組織を基盤に浸透を許し、連合宮崎などが支援に回ったことで逆風に
さらされた。
 だが、陣営は危機感をバネに支持固めを改めて徹底した。支援する市議11人もフル回転して、新たな支持者を掘り起こし、猛追を振り切った。
 一方、由利さんは立候補表明が告示の約2か月前と遅れ、浸透できなかった。
◆宮崎市 市長選挙結果
当 81951 戸敷正 57 男 無新 元旧佐土原町長、農業
  48739 斉藤了介 43 男 無新 元宮崎市議、無職
  10892 由利英治 60 男 無新 元宮崎県議、無職



 一昨日ではなく1週間前に行われた首長選挙で、いささか時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお伝えしたいと思います。
 宮崎市は、2006年1月に田野町・佐土原町・高岡町を編入した県都37万人の市で、市長選は1994年から4期16年市長を務めた津村重光氏が出馬を見送ったため、市長選は、元宮崎県議の由利英治氏、元旧佐土原町長の戸敷正氏、元宮崎市議で43歳と若い民主と公明が推薦する斉藤了介氏の3新人による争いとなりましたが、
 「(津村市長の4期)16年間の政治は市民のための政治ではなかった。市民の気持ちを酌んだ政治をしないといけない」と現政権を批判、刷新・大変革を求めた戸敷正氏が81951票と57%近い票を獲得し、
「津村市長から市長のバトンをしっかり受け取って皆さんの幸福度、満足度を高めたい。市民が主役の市役所づくりをしたい」と現市政の継続を訴え48739票を獲得した斉藤了介氏、
 市民税の10%減税、事業仕分けの実施、女性副市長の登用を訴え「脱しがらみで、手作りの選挙運動」をアピールして10892票を獲得した 由利英治氏 を圧倒して初当選を決めました。
 県都のある都市で現政権を批判する方が当選するケースはあまり記憶にありませんが、新市長となる戸敷正氏はどのような市政運営を行ってくれるのでしょうか…。
 県都にふさわしい、かつ庶民の痛みもわかる素晴らしい政治を行って欲しいですね。

(24日の選挙)松浦市長に友広氏再選 新市議19人決まる

2010-02-02 05:02:17 | Weblog
(24日の選挙)松浦市長に友広氏再選 新市議19人決まる 2010年1月25日 日経
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20100125/01.shtml
 任期満了に伴う松浦市長選と市議選は24日、投開票が行われ、市長選は、現職で無所属の友広郁洋氏(67)が前市議会議長の中塚祐介氏(58)=民主推薦=と元県議の田中広太郎氏(62)の無所属新人2人を大差で破り再選を果たした。21人が立候補した市議選も19人(現職16、新人3)の当選が決まった。
 合併後の初代市長を務めた友広氏は喫緊の課題だった行財政改革の成果を掲げた上で、既存企業の支援による産業振興や福岡都市圏からの交流人口拡大などを訴えた。
 昨年9月に出馬を正式表明した後は130もの団体からの推薦を得て、支持の輪を着実に拡大。新人2人の追随を許さなかった。
 中塚氏は、政権与党とのパイプの重要性を強調、松浦入りした民主党国会議員の応援を受けた。松浦の現状に警鐘を鳴らし、人口増加策や市役所改革、農漁業振興などを主張したが、及ばなかった。
 旧市時代を含め3度目の挑戦となった田中氏は市職員の民間研修制度など独自性の強い施策による意識改革などを表明。出馬表明が告示1カ月前と出遅れ、中塚氏と現職批判票を分け合う結果となった。
 当日有権者数は2万1041人(男9835、女1万1206)。投票率は市長選が81・59%(男80・68、女82・39)で前回を2・34ポイント下回った。市議選も81・60%(男80・68、女82・40)で2・34ポイント下回った=市選管調べ=。
★松浦市 市長選挙結果
当 10923 友広郁洋 67 男 無現 松浦市長
  3915 中塚祐介 58 男 無新 元松浦市議
  2076 田中広太郎 62 男 無新 元県議、社会福祉法人理事長




 一昨日ではなく1週間前に行われた首長選挙で、いささか時期を逸した感もなくもないのですが、選挙結果をお伝えしたいと思います。
 長崎県松浦市は、県北部に位置する2006年1月に旧松浦市と福島町・鷹島町が合併してできた人口2.5万人程の市で、市長選は4年前の選挙戦で新人同士の争いを制した現職の友広郁洋氏に対して、前回も挑戦したものの友広氏に倍近い大差をつけられて敗れた元県議で社会福祉法人理事長の田中広太郎氏、元松浦市議の中塚祐介氏の両新人が挑みましたが、現職の友広郁洋氏が全投票数の3分の2近い得票数を獲得し、新人2人を一蹴し、全く危なげなく再選を決めました。
 まあ、これだけ強い現職相手に対立候補が分裂してしまったのでは、勝負もはなから見えていたように思いますね。