オオスズメバチの顔写真を初めて撮れました。
どこかのオッチャンのような顔ですが、口を開いて噛んでやるという姿勢です。
威嚇するときはこの鋭い口でカチカチ音を出すということです。
ハチの仲間では最もどう猛で刺されると猛烈に痛いというか、何匹にも刺されたら死ぬ。
何度もブログに書いていますが、一昨年こいつに刺されました。
エンジン付きの草払い機で草刈りしていて、巣の入り口を刈ってしまったから、当然と言えば当然刺されます。
痛いのって半端じゃない。
草刈り機から跳ねた石が当たったのだと思いました。
オオスズメバチは土の中に巣を作るから、知らずに私が襲ったわけです。分かっていればそんなことしませんが、刺される時ってそんなもの。
小さきときも何ハチだか分かりませんが刺されたことあります。
その時はかくれんぼをしていてハチの巣を踏んづけてしまった。
ハチだってむやみに刺しません。攻撃されるから刺します。
それに害虫も食べるのでむやみに駆除してはいけないとも言われます。
とはいっても、このオレンジ色のデカイハチが飛んでくるとドキッとします。
そこで毎年ハチの攻撃性が高まる9月を前にハチ取り器を仕掛けるわけです。
このハチ取り器の効果は抜群で、毎年2.3百匹くらい捕れていると思います。
この日も仕掛けて1時間くらいで入っていました。
写真はペットボトルの液に浮いている状態で生きています。
炭酸飲料のペットボトルに清酒(またはワイン)、お酢、砂糖を入れ、1.6センチの入り口を3箇所つけます。
(木の上に吊り下げます。)
すると発酵臭につられてこの液を飲みにペットボトルにはいってきます。
この液は余程食欲がわくらしく、作っているときにも寄ってきます。
飲みたいだけ飲むと、重くなって飛べず、最終はおぼれてしまうという賢い仕掛けです。
ペットボトルの中にハチの死骸が何重にもなっても臭いにつられて入ってきます。
香水はハチを呼ぶから自然の中に入ったら付けてはいけません。
チョウや蛾、カマキリ、蟻なども寄ってきますが、圧倒的にオオスズメバチが入ります。
この仕掛けの下でのんびり昼寝をしている参加者の写真を撮りました。
ハチの目線から、何とも幸せそうな姿に見えました。
こんな状態の人にハチは刺しません。蚊には刺されないように。