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●自然の姿に接すると駅前緑化なんてみみっちいと感じるが・・・

2009年05月23日 16時53分34秒 | 環境の緑化と美化

週1回の作業で畑の水やりをどうしているんですか?
とたまに聞かれることがあります。
答えは「水やりはしません」。

水撒きなんて出来ません。水やりは雨にお任せです。
種を蒔くときも天気予報で数日の間に雨が降る時にします。
雨が降らないと植物は根を伸ばし水分を吸収しようとしますのでなんとかなります。
ところが土の浅いプランターや西口駅前の植栽帯ではそうはいきません。

東武寄りの植栽帯は最初からあるので、多分深さはあると思いますが、中の島になっている植栽帯は元々タクシー乗り場で道路だったところです。そのために計っていませんが土の深さは30センチから35センチくらいでしょう。先端は何と6センチしかありません。
その場所に昨年ヒマワリを植えたので、真夏は朝晩水やりをしていました。
下は地下街があるので、簡単に言うと屋上緑化の場所なんです。

おまけにふくろ祭りがあると1ヶ月以上植栽帯の上に舞台が作られ、花はもちろんツツジまで枯れてしまいます。工事人が抜いたり踏まれたりもあり、だんだん緑が減っていきます。
菜の花やヒマワリを植える場所もツツジを寄せて空いてしまった場所です。
つまりここの場所は放っておくと植物は育たない場所なんです。
タクシー乗り場脇の植栽帯はツツジが1本生えていただけだったんです。

これじゃあまりにもひどいから、アイポイントで管理しています。
管理してから3年半、踏まれるし抜かれるしゲロやおしっこ、ウンチや汚いパンツまであっても黙々とみなさんがきれいにしてくれています。

もちろんアイポイントの方々だけでなく、東武、ホープセンター、豊島区等々の清掃も含めてです。
ただ花を植えるのはアイポイントで行っています。最初の整備は助成金で行われましたが、その後はみなさんの自腹で花を植えています。一切補助を受けていません。それは玄関口をきれいにしたい一心から。

前ページのコメントに駅前の緑化はいろいろな方法があるとのご指摘の返答です。
土のある場所とない場所では方法が異なります。
私たちがやっていることは労力が多く結果は大したことがないのですが、目先でも行動することが大切と思っています。
そこからまた別の方法を見つけることが出来ると思います。


それより、行動することによって人のつながりが出来、また次の行動につながっていくのだと思っています。急がず休まず、自然のリズムに合わせて行動していきます。

冒頭の写真は5月20日に千葉県の標高370メートルくらいの山頂から撮った180度のパノラマ写真です。千葉県は愛宕山(407メートル)が最高峰。
日本本来の木、シイ・タブ・カシの木が延々と覆い尽くしている。手は入れていないのに、これが自然。駅前とはあまりにも違う。

コメント
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