横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

雁首に煙草

2016-08-27 06:08:18 | 日記



ガンクビソウ(キク科)
市民の森の何ヶ所かでガンクビソウが咲いている。





サジガンクビソウとよく似ているが、ガンクビソウは花の時期に根生葉が残っていない。
それに市民の森ではガンクビソウの花期が1か月ぐらい遅い。





茎の先の方につく頭花はやや下を向く。
外周は雌花で中央部分が両性花のようだ。






ヤブタバコ(キク科)
ヤブタバコも花の形はガンクビソウに似ている。





しかしヤブタバコは茎の先で長い枝を四方に伸ばすので草姿はガンクビソウと異なる。






また互生する葉の葉腋に花がついて枝にずらーっと並ぶのもガンクビソウと区別できる。



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命をつなぐために

2016-08-26 05:48:59 | 日記



保全センターの谷戸にはさまざまな虫がいる。
斜面の木のまわりを飛んでときどき葉に止まっているのはイチモンジチョウだ。
スイカズラの葉に卵を産もうとしているのだろうか。





蜂のほうは蝶のようにヒラヒラではないが、あちこちの葉の上を飛んで廻っている。






クロハラヒメバチのようだ。
卵を産み付けようとスズメガの幼虫を探しているのかもしれない。






池の方に目をやるとアシナガグモの仲間がいた。
葉の裏にいたのが移動しようとしている。






向こうに同じぐらいのがいて、さっと組み合った。
細い蜘蛛の糸の上で縄張り争いか何かとも見えたが・・・交接らしい。






たぶん上が雌で下が雄だ。2分ぐらいで離れていった。


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紅い花

2016-08-25 06:31:51 | 日記



保全センターでロープの上にナツアカネが止まった。
今年になってナツアカネを見たのは初めてのような気がする。

まださほど紅くない。






大きな紅い花をつけているのはアメリカデイゴだ。






マメ科らしく大きな旗弁と細長い竜骨弁からなる蝶形花で、
雄シベは竜骨弁にそって合着し先端で分かれている。






甘い蜜があるのか小さなアリがいっぱい来ていた。

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花や葉を食べる虫

2016-08-24 06:00:51 | 日記



神奈川県自然環境保全センターの一角にムラサキナツフジ(マメ科)が咲いている。
サツマサッコウやサッコウフジなどとも呼ばれる蔓性の落葉低木だ。






この木ではウラギンシジミの幼虫が花を食べるのだが時期が過ぎたか見当たらない。
かわりに黒と黄色の小さな虫がいくつもいた。






クロウリハムシだ。ウリハムシというもののウリ科に限らず、葉だけでなく花も食べる。






クサギカメムシの幼虫もいた。
クサギカメムシもクサギだけでなくいろんな木につくらしい。マメ科でもよく見られる。


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アオバト再び

2016-08-23 06:07:15 | 日記



大磯にやってくるアオバトたち。まだまだ盛んだ。






丹沢から20~30kmを飛んで照ヶ崎海岸の岩礁にやってくる。






丹沢で食べる果実には含まれないナトリウムを摂取するために海水を飲むそうだ。
しかし、そんな知恵をどうして手に入れたのか不思議だ。






見ていると短時間で飛びたつので、それほど大量に飲んでいるとは思えない。

ゆっくりしてくれれば写真の枚数もバリエーションも増えるのだが・・・






親子連れが磯遊びにやって来た。
アオバトのことは気にしていない。






だんだん増えて10人以上が広い範囲で磯を楽しんでいた。






アオバトは少し遠いところに着地するようになった。

アオバトを見るには朝早く到着して10時には切り上げるぐらいが良さそうだ。


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