
由布島は周囲2km。人口は10数人で全島が亜熱帯植物園になっている。

小さな池には睡蓮が咲いていた。

地面に咲く青紫の花に見覚えがあるような気がした。

ヒメキランソウ(シソ科)
キランソウに似ているが関東で見る「地獄の窯の蓋」の姿とは何か違う。
沖縄などで年を通して咲くヒメキランソウだ。
姫というが花はキランソウより大きめだ。また葉に艶がある。

細い茎に紅い花のハナチョウジ。

ハナチョウジ(ゴマノハグサ科)
丁子の名前になった花姿が面白い。
葉っぱらしいものが見当たらない。退化しているそうだ。

同じ漏斗形の花でも、こちらは青紫色で少し大きい。

ツンベルギア・フォーゲリアナ(キツネノマゴ科)
ツンベルギア・フォーゲリアナは熱帯アフリカ原産の蔓性常緑低木だ。
花筒の部分が白いのがアクセントになっている。

ゲットウ(ショウガ科)
大きな葉に房状の花はゲットウ(月桃)、別名サニンだ。
沖縄では餅をサニンの葉に包んで蒸すそうだ。

唇弁は黄色で赤い紋が入っていた。

歩いていると目の前にヒラヒラするものがいた。
葉に止まったのはオオゴマダラだ。しかも2頭。

地上に降りた。交尾している。
ツアーのご婦人たちは 人前ではしたない などと冗談をいう。

進んでいくと蝶園があって、その中にもオオゴマダラがたくさんいた。

ショウジョウソウで吸蜜するオオゴマダラ。

2頭仲良く並んで。

オオゴマダラの蛹。
園内の別の場所にあったのを展示のため、この枝にぶら下げたのだろう。

リュウキュウアサギマダラやベニモンアゲハなども見られた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます