
新治市民の森の林縁。葉の上に何かポツポツと付いている草があった。

ナツトウダイだ。もう実が出来ている。

突然、ルリタテハがやってきた。ナツトウダイではなく近くの草の上に止まった。
ルリタテハは花の蜜を吸うわけではないので、ちょっと一休みというところか。

ルリシジミと同じように成虫で越冬していたムラサキシジミ。
翅の紫色がちょっと褪せているようにも見える。

オオアラセイトウとかショカッサイとかムラサキハナナとか、別名の多い花。
そこにヒラヒラ飛んできて蜜を吸っているのはモンキアゲハだ。
モンキアゲハは蛹で越冬して、春になってから羽化するそうだ。

同じように蛹で越冬したアオスジアゲハは満開のハルジオンで蜜を吸っていた。

林の中のやや暗いところではクロヒカゲがひっそりと葉の上に止まっていた。
今回は見なかったが、よく探せばヒカゲチョウもいるのだろう。
アカシジミなどゼフィルスと呼ばれるチョウたちには会わなかった。
あと2週間ほどもすれば見られるに違いない。

トンボのほうは、シオヤトンボの雄、雌に出会った。

これからいろんなトンボが増えるのだろう。ゼフィルスと合わせて近いうちにまた訪ねよう。