７８０ ニコバレシスオオアリ 現況

このアリのワーカーは赤っぽい大きいものと黒っぽい小さいものと二種類ある。
このようなワーカー構成のコロニーを有する種類は魅力がある。
このアリは湿度と密閉性に敏感だ。
管理をミスると一挙に崩壊しそうだ。

ワーカー数が爆発的に増えている。
幼虫、サナギの数も増え続けている。
これからの課題は越冬管理だ。



　　　


バッタを攻撃するワーカー。


　　　


　　　　　　ふじひろ

７７９ ツヤクシケアリ 蟻巣内各室状況

この室では幼虫が育成されている。
ミルワームが運び込まれ、直接幼虫に与えられている。

　　　　



この室でも幼虫が育成されているが、殆どの幼虫は終令である。
幼虫は脱皮しサナギになる。

　　　　



この室の幼虫は大きめに見える。
確信はないが、
多分メス羽蟻の幼虫になるのだろう。

　　　　


　　　　ふじひろ

７７８ バルバルスクロナガアリ 現況

今春、平型石膏蟻巣に引っ越しを試みたものの失敗してしまったコロニー。
ワーカー総数は変わらないが、大型ワーカーが５匹ほど誕生した。
頭部が赤くなんとも愛嬌がある。
幼虫の運搬やヒエ、アワの種子を噛み砕く光景を観察できた。

　　　　



この人工蟻巣、少し乾燥気味だと思うが、
コロニーは気に入っているようだ。
新しい蟻巣を作るかどうか思案中である。

　　　　


　　　　　ふじひろ

７７７ ツヤクシケアリ 現況

今年は様々な実験を行ったため、
多くのサナギとワーカーを失った。
しかし、このコロニーは逞しい。
ガラスが湿っているため、鮮明に観察できないが、
多数の幼虫が成長し、蛹化に向かっている。
越冬羽アリ幼虫はこれから出てくるのであろうか。

　　　　ふじひろ


　　　

７７６ ケブカアメイロオオアリ 現況

平型の石膏蟻巣に営巣させているケブカアメイロオオアリのコロニー。
サナギを他用するため多くのサナギを取り出したが、なんとか持ちこたえ、かっての盛況を取り戻した。
画像は全巣室の一部である。
全体でワーカー数は３００を超えていそうだ。

　　　　　　


画像は女王のいる巣室の一画。
女王もすこぶる元気だ。

　　　　　　


　　　　ふじひろ

７７５ ２０１０ムネアカオオアリ脱翅メス 現況

今年奥多摩で採集したムネアカオオアリ脱翅メスのコロニー。
すべてのサナギが羽化し、現在のワーカー数は３０ほど。
今までの私の飼育経験では一番多い。
越冬幼虫もあるので、来春のスタートダッシュも期待できる。

　　　　　ふじひろ

　　　

７７４ トゲアリ 現況

今年２月にムネアカオオアリに寄生させたトゲアリの脱メスコロニー。
ホストは１０匹程度の老ワーカーで、子育て意欲が乏しい。
その後、初期コロニーからのサナギを導入、トゲアリコロニーの継続を図った。
９月にサナギを採集、１００個ほど一挙に導入した。
現在サナギがすべて羽化、
トゲアリ女王も健在で来年の本格的コロニー化へのスタート台に立つことができた。

　　　　　　ふじひろ


　　　　

７７３ クロナガアリＱ３コロニー 現況

３年目を迎えているクロナガアリＱ３コロニー。
食料不足で飢餓状態だったが、
あべさんにカゼグサをもらい一息ついた。
クロナガアリ女王以下一同「あべさん、ありがとうございます」

　　　　　　　　

画像は巣室全体。
ワーカー数は約１００程度か。