蟻取物語

蟻の採集や飼育に関する研究成果を、写真等を活用して公開する。

288 カラフトクロオオアリ 平穏続く

2008年04月29日 07時05分40秒 | Weblog
もう一つのコロニーでムネアカオオアリワーカーの反乱のあった
カラフトクロオオアリのコロニー
このコロニー、今日まで平穏無事である。
だが薄氷を踏む思い。

コロニーの活況は目覚しい。
小さい巣室に卵塊、幼虫、蛹が溢れている。
ケース内蟻巣セット(大・低)を作り引越しさせよう。
カラフトクロオオアリのコロニー化に成功すれば、
私にとっては、初めての成果である。

   ふじひろ   

287 アカヤマアリ 蛹最盛

2008年04月28日 04時26分38秒 | Weblog
アカヤマアリのコロニーで蛹が増えている。
このコロニーには、ワーカーがクロヤマアリのみなので、
羽化すれば、初のアカヤマアリワーカーの誕生となる。
新ワーカーの誕生は、
コロニー内を活況化させるので、今から楽しみである。

蛹は石膏部ではなく、
木質部に置かれているのも、アカヤマアリの特徴か。

    ふじひろ  

286 ケブカツヤオオアリ 蛹化

2008年04月27日 16時04分46秒 | Weblog
ケブカツヤオオアリの二つのコロニーで、
蛹化が始まった。
ヨツボシオオアリでもそうだが、
クサオオアリ亜属は飼育が難しい。
なかなかコロニーが大きくなっていかない。
飼育のポイントは忍耐力にあるのかもしれない。

とにかく希少種でもあるので、
雌羽蟻が生産されるほどのコロニーに育成していきたいものだ。

     ふじひろ     

285 ツヤクロヤマアリ 裸蛹

2008年04月26日 06時25分04秒 | Weblog
ツヤクロヤマアリのコロニーが盛況である。
上の巣室には裸蛹が沢山できている。
幼虫と蛹と裸蛹とワーカーの色彩バランスが美しい。

夏の高原で、大きめの平石の下に、
このような光景を観察することが出来ることがある。
人工蟻巣の中で見るのもまた格別である。

ことしは一挙にコロニーの拡大が出来そうだ。

     ふじひろ   

285 石膏人工蟻巣 クロナガアリ

2008年04月24日 04時47分18秒 | Weblog
新たに作成した石膏蟻巣
サイズは400×45×200㎜。
左側にゴミ捨て用の庭、
右側に給餌用のアクリルケースとチュウブを設置してある。

飼育種はクロオオアリ、ヤマアリ各種、ケブカアメイロオオアリ、
クロナガアリなど土中に営巣する種類。
この蟻巣にはクロナガアリを飼育する。

    ふじひろ   

283 新型石膏蟻巣 ケブカアメイロオオアリ

2008年04月21日 04時36分37秒 | Weblog
念願の石膏蟻巣が完成した。
サイズは400×45×150㎜。
右側に給餌チューブとアクリルケースの庭を設置したもの。
巣室はかなり広い。
撮影しやすくするためだ。

ケブカアメイロオオアリの初期コロニーを入れた。
出来るだけ早く、巣室がコロニーでいっぱいに満たされるようにしたいものだ。

    ふじひろ   


281 ケース内蟻巣セット(大・低) ケブカクロオオアリ(コロニーB)

2008年04月19日 05時39分44秒 | Weblog
ケブカクロオオアリのコロニーB。
昨年コロニーごと脱走されたが、幸運にも再採集できたコロニーである。
現在ワーカーは40匹程度。
再び100匹以上のコロニーを目指す。

写真の人工蟻巣に引越しさせた。
今までの平箱型の蟻巣よりも飼育環境が優れている。
産卵数が目覚しく増えている。

    ふじひろ   

280 カラフトクロオオアリ ワーカー反乱(続)

2008年04月18日 12時18分56秒 | Weblog
「271」参照
もう一つのカラフトクロオオアリ女王+ムネアカオオアリワーカーのコロニー
今のところ無事平穏だ。
反乱を起こすコロニー、起こさないコロニー
どこが違うのか、分からない。
飼育環境上違う点は、
反乱コロニーは乾燥していたことと、
人工蟻巣が狭かったことくらいか。

    ふじひろ