蟻取物語

蟻の採集や飼育に関する研究成果を、写真等を活用して公開する。

549 ケブカアメイロオオアリ Bコロニー

2009年05月28日 16時33分49秒 | Weblog
画像は巣室の一番左、奥の部分。

コロニーBは、
ワーカー40超、幼虫、サナギ各40超。

水分は昆虫ゼリーからとっている。
ミルワームを毎日1匹食べている。
この人工蟻巣に移し変えてから、産卵数が急激に増えた。

夏が来る前にワーカーを100匹以上にしたいものだ。

    ふじひろ

547 近況 ケブカアメイロオオアリ B 人工蟻巣

2009年05月28日 06時40分56秒 | Weblog
ケブカアメイロオオアリを営巣させていた人工蟻巣は、
乾燥しやすく、巣室も大きすぎたので、
この欠点を補正すべく、新しく作り直した。

サイズは400×50×150㎜。
左上部に給水チュウブ、右上部に給餌チュウブ、
右下部に多目的庭。

観察よりもコロニー拡大を目的にした人工蟻巣である。

    ふじひろ

545 ミカドオオアリ コロニーPB

2009年05月25日 11時25分18秒 | Weblog
サテライトCのケース内ペアリングによってできたコロニーを、
コロニーPBと呼称する。

コロニーPBには3匹の女王がいる。
サテライトから飛び立ったメスが交尾後、
再びもとのサテライトに戻ってきたという感じだ。
Q3状態は3週間ほど続いているが、
目だった変化は認められない。
3匹の女王は腹部がおなじように膨らんでおり、
平等に扱われているようだ。

問題は今後どのような経過を辿るかである。
Q3状態が続く、
Q2になる、
Q1となり、単雌状態におさまる、
コロニーが壊滅する。

四つの選択肢のうち、皆さんはどれを選ぶかな?

544 ミカドオオアリ ケース内ペアリング コロニーPB

2009年05月25日 11時06分10秒 | Weblog
ミカドオオアリ サテライトC、
ケース内ペアリングにより、多くの交尾済メスを得た。
5月10日、蟻巣を開放した。
雄アリは全部、雌アリは5匹を残して天空に飛び立った。

5月20日新しい蟻巣に移し変えた。
コロニー構成は、羽蟻サナギが7、幼虫多数、ワーカー約70、
羽アリ雌5、脱翅メス3である。

羽アリ雌は多分交尾済であろう。
蟻巣から取り出し、別のケースに入れた。

画像は新蟻巣の全体像である。

      ふじひろ

543 ミカドオオアリ ケース内ペアリングコロニーPA

2009年05月24日 16時02分10秒 | Weblog
サテライトB、ケース内ペアリングによって、
新女王を迎えた。
このコロニーをPAと呼称する。

サテライトBは交尾後3匹の脱翅メスを巣内で確認できていたが、
新蟻巣に移して再度確認したところ、
女王は1匹だけになっていた。
巣外に脱翅メスが1匹死んでいるのが確認できた。

複雌から単雌へ、原因は不明だ。
ミカドオオアリが単雌種だということだけが、
理由ではなさそうだ。
サテライトCがこのことに問題提起している。

     ふじひろ

542 ミカドオオアリ サテライトA サナギ

2009年05月24日 15時39分16秒 | Weblog
サテライトAで蛹化が始まったので、
当初の計画どうり、07脱翅メスのコロニーに投入した。
この女王は脱翅メス採集後すぐ別コロニーの蛹を投入したためか、
今まで一度も産卵せず現在に至っている。

そろそろワーカーの寿命が尽きるので、
再度サナギを投入したものである。
女王の腹部もかなり膨らんできているので、
産卵を期待しているのだが・・・・・

    ふじひろ