６８４ ミカドオオアリ（ケース内Ｐ）Ｑ３コロニー 推論

「６８３」の経過から以下のように推論する。
同巣出身の複数女王が同巣内に同居している場合は、
争うこともなく、分巣することもない。
しかも新女王達は産卵もしない。

越冬中に巣内フェロモンになんらかの変化が起こり、
女王同士に仄かな対立関係が生じる。
越冬が終わると、あるものは巣外に出るか、あるものは争いの末死亡する。
その結果女王は１匹だけ残る。

この間女王達は産卵することはない。
互いに卵巣萎縮フェロモン（女王物質）が作用し合っているものと思われる。
女王が１匹になると、卵巣が回復し産卵を始める。

　　　　ふじひろ　　　

６８３ ミカドオオアリ（ケース内Ｐ）Ｑ３コロニー 経過

昨年成功したケース内ペアリングＱ３コロニーの経過である。
Ｑ３すべて健在で越冬。
越冬中Ｑ１が行方不明に。
Ｑ２が無事越冬を終える。
３月６日Ｑ１片方触覚が欠損していることを確認。
１０日後そのＱ１が死亡。
この間Ｑの産卵は認められなかった。

その後残されたＱ１が産卵を始めた。
画像は現在のものである。

　　　　ふじひろ　　　

６８２ 黒化ムネアカオオアリ 現況

越冬幼虫が成長し始めた。
今年の気候偏重が悪影響を与えているようだ。
明日からは気候も安定しそうなので、
給餌に注意し見守っていこう。

今年は亜高山帯に出かけ、
カラフトクロオオアリと共に採集してきたいものだ。

　　　　ふじひろ　　　

６８１ トゲアリ 産卵

ムネアカオオアリに寄生させていたトゲアリが産卵した。
ワーカーの数は２０．
彼女たちは皆年寄りで育児に情熱があるとも思えない。
ただただトゲアリの子を育ててほしいと願うのみ。

　　　　　ふじひろ　　　

６８０ クロナガアリ用人工蟻巣

クロナガアリ用人工蟻巣」を製作した。
サイズは４００×１５０×４０mmと前２作に比べ幅が５０mmほだ狭い。
形態機能は前２作とほぼ同じ。
少し乾燥させてからビニールテープで両面をとめ、
クロナガアリＱ３コロニーを入れるつもりだ。

　　　　ふじひろ　　　

６７９ ツヤクシケアリ 蛹化

本格的な蛹化が始まった。
羽アリがでると楽しみがふえるのだが。

気温が乱高下、飼育環境が最悪だ。

　　　　ふじひろ　　　　

６７８ ミカドオオアリ（ケース内Ｐ Ｑ１） 近況

昨年のケース内ペアリングによる女王のコロニー。
猛烈に産卵を続けている。
越冬幼虫もかなり成長してきている。

自然交尾との相違を調べているが、
今迄のところ特に変わったところがない。

　　　　ふじひろ　　　

６７７ アカヤマアリ 近況

今年は寒暖の差が激しくアカヤマアリの産卵が遅れていた。
ここにきてようやく採餌行為が目立つようになり、女王も産卵を始めた。
巣室が暖まると、蟻巣の最上部の木質室に集まってくる。
餌は乾燥ミルワームと昆虫ゼリー。

　　　　ふじひろ　　　

６７６ ツヤクシケアリ 幼虫

越冬幼虫は終齢をむかえた。
一部の幼虫が蛹化しつつある。
青色から黄色に体色が変わってくる。

　　　　ふじひろ　　　

６７５ツヤクシケアリ 女王

女王は卵塊室に止まっている。
取り巻きワーカーは５，６匹。
華奢な体で腹部も大きくない。
だが、確実に産卵を続けている。
たくましい。

　　　ふじひろ　　　

６７４ ケブカアメイロオオアリ 女王登場

今朝見たら、女王が引越ししてきた。
ほっと胸をなでおろす。
これで全員引越し完了だ。
新蟻巣に慣れるまで数日かかるだろうが、
気温が上がってくれば、採餌行為も始まり子育ても進むだろう。

それにしても寒い。
雪が降った。

　　　　　ふじひろ　　　

６７３ ケブカアメイロオオアリ 引越し中

旧蟻巣と連結、引越しを開始。
幼虫、サナギが運び込まれる。
だが、女王がいくら待っても出てこない。
もしかして連結用チュウブを差し込んだ時ヒットさせたかも・・・・

それにしても、寒い。
寒波が去るまで室温に注意しなければ。

　　　　ふじひろ　　　

６７２ ケブカアメイロオオアリ用人工蟻巣 ２

巣室を拡大してみる。
巣室の高さは２０mmあるが、オオアリ亜属ではこれぐらいの高さが必要だと思う。
左側の空洞は給水用である。

　　　　ふじひろ　　　

６７１ ケブカアメイロオオアリ用人工蟻巣

ガラス（３００×６００㎜）を割ってしまったので、
結局ツヤクシケアリと同型の人工蟻巣を製作した。
この蟻巣でもＷ１０００までは持ちこたえるだろう。

早速引越しを開始した。

　　　ふじひろ　　　

６７０ ツヤクシケアリ 卵塊

卵塊がいくつか見られる。
順調に産卵が続いているようだ。

巣内が鮮明に見えるようになった。
各巣室の状況を定期的に公開していこう。

　　　　ふじひろ