蟻取物語

蟻の採集や飼育に関する研究成果を、写真等を活用して公開する。

471 飼育開始 越冬点検 ツヤクロヤマアリ

2009年02月27日 11時06分47秒 | Weblog
画像はツヤクロヤマアリ、W4コロニー。

コロニーに産卵がみられた。
体色は艶のある黒色。
黒褐色の脚が特徴。
褐色のヤマクロヤマアリと区別できる。

コロニーが維持できるか微妙だ。

    ふじひろ   

470 飼育開始 越冬点検 ケブカクロオオアリ

2009年02月26日 15時14分53秒 | Weblog
画像はケブカクロオオアリのコロニー。

現在越冬用蟻巣に営巣させてある。
幼虫が増え狭くなったら、
観察用ケース内蟻巣に引越しさせるつもりだ。

飼育しているコロニーは二つ。
いずれもケース内ペアリングによるものだ。
画像のコロニーでは、
大型ワーカーが死に絶え、
今は次世代の小型ワーカーのみになっている。
ワーカー数は50を越えている。

     ふじひろ  

466 飼育開始 越冬点検 ミカドオオアリ

2009年02月20日 11時25分18秒 | Weblog
画像はミカドオオアリのコロニー。

コロニーは三つ越冬させたが、
すべて無事に越冬を終えた。
ワーカー個体の目だった減少は見られなかった。

寒暖の変化に対応できる種なので、
室内での飼育を開始する。

今年はコロニー育成に向けての試金石になるだろう。

   ふじひろ  

465 飼育開始 越冬点検 ツヤクロヤマアリ

2009年02月19日 11時03分33秒 | Weblog
画像はツヤクロヤマアリコロニー、Q1W10.

全滅していたと思い、
昨年リストから外し放置していた。
女王が若干のワーカーと蟻巣の石膏の中に潜り込んでいた。
暖め、ゼリーを与えると、
すぐ活動を始めた。

生命力の強さをあらためて感じる。

    ふじひろ   

461 飼育開始 越冬状況点検 ヨツボシオオアリ

2009年02月13日 15時57分44秒 | Weblog
画像はヨツボシオオアリQ1W3コロニー。

ヨツボシオオアリのコロニーは4コロニーを越冬させた。
4コロニーの内訳は、
Q1W0.Q1W2、Q1W3、Q1W4である。
すべてのコロニーが無事冬をこすことができた。
明日は外気温が20℃を越えるらしい。
飼育を開始しよう。

    ふじひろ   


460 2009計画 飼育 ツヤクシケアリ 2

2009年02月12日 11時04分11秒 | Weblog
画像は新蟻巣に引越しさせたツヤクシケアリのコロニー。

越冬させていた石膏蟻巣が乾燥させていたので、
新しい石膏蟻巣に移した。
Q1、W28、それから2~3mmの幼虫が12.
越冬幼虫は想像していたより、大きく数も多かった。
少し早いが、飼育開始だ。

    ふじひろ   

459 2009計画 飼育 ツヤクシケアリ 1

2009年02月10日 15時23分22秒 | Weblog
画像はツヤクシケアリのコロニー。

昨年軽井沢で採集したコロニーを飼育している。
どんな種類でも初めての種は途惑うことが多い。
このアリの場合は、
なんといっても営巣場所の特殊性にある。
岩礫地や川原の砂地まじりの地の土中に営巣している。

巣の深さは40cmほどだ。
寒冷地のアリにしては浅い。
この浅さで保湿性と防水性を確保するためには、
このような土壌環境が適しているのだろう。

     ふじひろ   

458 2009計画 飼育 ミカドオオアリ

2009年02月09日 13時15分43秒 | Weblog
画像はミカドオオアリのコロニー。

ミカドオオアリは身近なアリだが、
どうも私には相性が悪く、飼育に成功しているとは言えない。
何度も逃走されたし、
脱翅メスからのコロニー化も順調に行っていない。
今年はもう少しマジメに取り組むことにしよう。
できれば新たに脱翅メスを採集したいものだ。

ミカドオオアリは我家の庭に放し飼いにする最優先の対象種なのだ。

    ふじひろ   

457 2009計画 飼育 アカヤマアリ

2009年02月06日 15時36分23秒 | Weblog
画像はアカヤマアリ初期コロニー。

子供の頃から北海道でアカヤマアリを飼育していたので、
今でも愛着がある。
マメに管理していると、アットいうまにコロニーが大きくなってしまう。
人工蟻巣の工夫が必要だ。

課題は、
一つにワーカーの大きさがクロヤマアリどまりであること。
二つに胸部の赤色の鮮やかさが失われてしまうことである。

南関東という地理的環境の限界かもしれないが、
今年はこの課題に挑戦したいと思う。

    ふじひろ