蟻取物語

蟻の採集や飼育に関する研究成果を、写真等を活用して公開する。

1171 トゲアリ現況

2022年09月24日 13時09分46秒 | Weblog

一日につきクロオオアリワーカーを一匹ずつ投入しています。

はじめて大型ワーカーを投入してみました。

遭遇した時は、互いに威嚇、攻撃の様子を見せませんでしたが、

やがて無防備のクロオオアリに、攻撃をしかけました。首に咬みつき、体を接触していきます。

臭い付けでしょうね。

右に殺されたワーカーが一匹います。

いつになったら落ち着くの分かりません。


1169 トゲアリ寄生(1)

2022年09月19日 12時27分25秒 | Weblog

9月16日、トゲアリ新女王二匹を入手した。

昨年、2匹をクロオオアリのコロニーに寄生させることを試みたが失敗した。

今年もめげずに挑戦してみることにした。

試験管にチュウブを連結させて飼育器を作成した。(画像1 現況)

 

9月16日、「飼育器1」にクロオオアリコロニーAから小さなワーカー1匹を選んで投入した。

同じく「飼育器2」にクロオオアリコロニーCから小さなワーカー1匹を選んで投入する。

両者とも激しく威嚇しあう。だが、生体に問題は起きなかった。まずは安心。

 

9月17日、「飼育器1」において、ワカーが死んでいた。

両「飼育器」にワーカー1匹ずつを投入、ワーカーに抵抗する気配なし。両女王はワーカーを押さえつけ包み込んで臭い付けを試みる。(画像2)

 

9月18日、両「飼育器」にワーカー2匹を投入、プロゼリーを与える。

9月19日、「飼育器1」にワーカー2匹、「飼育器2」にワーカー1匹を投入。

女王は丹念に臭い付けをしている。栄養交換が行われているのが、観察できた。

 

「画像1」

「画像2」

「画像3」

 

 


1168 クサオオアリ、チクシトゲアリ新女王

2022年09月13日 10時50分21秒 | Weblog

クサオオアリ、チクシトゲアリの新女王一個体ずつです。

二個体とも正常で産卵しています。

今回は8(6)ミリと10(8)ミリのチュウブを交互に連結して飼育器としています。

コットンに水を含ませて湿気を保持しています。

最初は試験管で飼育していましたが、落ち着かないので移し替えしました。

これが良かったようです。

これで成功しましたら。アクリル管の飼育器を制作してみたいと思います。

 


1167 アメイロオオアリ新女王(2ー2) 触覚欠損等

2022年09月12日 10時07分37秒 | Weblog

アメイロオオアリ女王の触覚欠損等4個体の画像です。

上段は死亡個体、二段目は右触覚全損、三段目は右鞭節欠損、四段目は左鞭節欠損です。

鞭節欠損個体には蛹を与えました。羽化しています。産卵も見られ、生態に異常は見られません。

コロニー建設が可能か、楽しみです。

触覚全損の個体にも産卵が見られ、これからどうなるか観察のしどころがあります。

 


1166 アメイロオオアリ新女王(2-1) 正常

2022年09月11日 13時32分22秒 | Weblog

友人がアメイロオオアリ女王8匹、クサオオアリ女王1匹、チクシトゲアリ女王1匹を持って来てくれました。

それから一週間が経過しますので、現況を報告していきたいと思います。

今回はアメイロオオアリ新女王の一回目です。

4匹が健在でした。試験管で飼育しています。4匹とも、順調で5~6個の卵を産んでいます。

新女王からの飼育は初めてなので分かりませんが、今年中に羽化するといいのですが。

 

 


1165 ミカドオオアリA・Bコロニー 現況

2022年09月07日 14時30分15秒 | Weblog

ミカドオオアリのAコロニー(2021)の女王が突然死しました。

元気だったので、がっかりです。ワーカー二匹と卵塊が残りました。

どうも、ミカドオオアリにはツキがありません。

 

一方、Bコロニー(2022)は健在です。

ワーカー5匹、幼虫、卵っ塊も確認できます。

 

越冬中に、AコロニーをBコロニーに合体させます。

 

「Aコロニー」

 

「Bコロニー」