６２５ クサオオアリ亜属 ヨツボシオオアリ

画像は今年採集した脱翅メスのコロニー。
ヨツボシオオアリは複雌コロニー実現の試みを続けていたこともあるが、
今までコロニー作りには成功していない。
今年はワーカー数１０を越えるので、
大規模コロニー形成に向けて出発できそうだ。

ヨツボシオオアリのメジャー級ワーカーは、
形も色彩も惚れ惚れする。
観賞用としても、自然観察用としてもお勧めものだ。

雄雌羽アリは羽化後越冬し、
翌年５月に結婚飛行する。
クサオオアリは羽化した年の８月ごろ飛行する。
ケブカツヤオオアリは確認がとれていないが、
クサオオアリと同様と考えている。
生態上からみて、
クサオオアリとケブカツヤオオアリはウメマツオオアリ級、
ヨツボシオオアリはオオアリ亜属級である。

　　　　　ふじひろ

６２４ クサオオアリ亜属 ケブカツヤオオアリ

画像はケブカツヤオオアリのＷ３０のコロニー。
他にＷ１０のコロニーがある。
ここ数年ワーカーの数は殆ど変わらない。
無事越冬させ、来年は起死回生の年にしたいものだ。

人工蟻巣などの飼育環境、
給餌管理のあり方など課題山積だ。

　　　　ふじひろ

６２３ クサオオアリ亜属 クサオオアリ

クサオオアリ亜属はクサオオアリ、ケブカツヤオオアリ、ヨツボシオオアリの３種である。
現在この３種を飼育しているが、あまり成果をあげていない。
私の飼育法に問題があるのだろう。

目標は雌雄の羽アリを生産することだが、
そのためにはコロニーの巨大化を進めなければならない。

画像は０８脱翅メスのコロニー。
ワーカーは５匹になっている。
もう一つコロニーがあるが、それはワーカーが４匹である。
越冬から来年が頑張りどころである。

　　　　ふじひろ