蟻取物語

蟻の採集や飼育に関する研究成果を、写真等を活用して公開する。

228 蟻生態園 人工蟻巣 アカヤマアリ

2008年01月29日 11時25分40秒 | Weblog
アカヤマアリは爆発的に増えるので、
この程度の蟻巣の大きさが最低限必要だ。
アカヤマアリは春の巣と夏の巣があって、
毎年引越しするようだ。
夏の巣はやや涼しい場所で、木質部まで巣室を拡大していることがある。
この人工蟻巣は石膏室(土)と木質室からなっている。

    ふじひろ   

227 蟻生態園 アカヤマアリ

2008年01月28日 12時29分30秒 | Weblog
ヤマクロヤマアリを飼育していた蟻巣から
ヤマクロヤマアリのコロニーを大型ケースに移し変えた。
この人工蟻巣を補修し、
アカヤマアリのコロニーを収容した。
ワーカーはクロヤマアリのみで、70匹程度。

さて、移し変えたヤマクロヤマアリコロニー(Q3)用の
人工蟻巣を作らなければ。

     ふじひろ   

225 蟻生態園 人工蟻巣 オオアリ類(W100)

2008年01月26日 14時14分51秒 | Weblog
飼育ケース(22×14×16)に入れる
木製の人工蟻巣を試作してみた。
オオアリ類の初期コロニーからw100程度までの
コロニーを飼育することを念頭において作成した。

飼育対象種類は、
オオアリ亜属、ミカドオオアリ亜属、アメイロオオアリ亜属、
クサオオアリ亜属である。

写真は巣部を撮影したものである。

     ふじひろ   

223 蟻生態園 人工蟻巣 クロヤマアリ

2008年01月14日 13時12分05秒 | Weblog
現在クロヤマアリの大コロニーを越冬させているが、
この目的はワーカーの蛹を採集するためである。
真夏地表が乾燥するので、
蛹の採集が困難になるからである。
これで採集した蛹はアカヤマアリのコロニー補給や、
サムライアリの寄生後にコロニー維持に活用する。

蟻巣はふたつある。
一つは石膏を入れ充分な湿度を保ち、
もうひとつは空の箱である。

     ふじひろ   

221 越冬管理 アメイロオオアリ 給餌開始

2008年01月07日 11時17分41秒 | Weblog
越冬中のアメイロオオアリコロニー
日中10℃を越えると、巣の外に出てくる。
5℃を下回っても越冬する気配がない。
そこで給餌することにし、
越冬させるのを止めることにした。
ケブカアメイロオオアリと共に、
室内温室で20℃で管理することにする。

    ふじひろ       

217 越冬管理 トゲアリ寄生

2008年01月04日 11時51分01秒 | Weblog
越冬中のムネアカオオアリのコロニー(W30)に、
トゲアリ脱翅雌を入れた。
インキュウベーターを1℃に設定し、
コロニーが営巣している蟻巣を入れてみた。

1週間経過した後見てみると、
トゲアリは、ムネアカオオアリワーカーの中に潜りこんでいた。
特段攻撃された様子はみられなかった。

鮮明な写真は撮れなくて残念であるが。

     ふじひろ   

216 蟻生態園 人工蟻巣 ヤマアリ類立型蟻巣 1

2008年01月03日 09時18分24秒 | Weblog
現在ヤマクロヤマアリ(Q3)コロニーを飼育している
木部と石膏部からなる立型の人工蟻巣。
昨年からこの蟻巣を活用したが、すこぶる順調だった。

今年はヤマクロヤマアリを他の蟻巣に移し、
アカヤマアリを営巣させる計画だ。
アカヤマアリは、盛夏木質内に営巣場所を広げる傾向があるから、
そのような状況を確認してみようと考えている。

     ふじひろ   

215 蟻生態園 人工蟻巣 ケブカクロオオアリ コロニー拡大用

2008年01月02日 12時27分45秒 | Weblog
現在使用しているケブカクロオオアリ コロニー拡大用の蟻巣とケース
コロニーに馴染んでいるので、今年も継続するつもり。
ケースのサイズは25×30×18cm。

単純な平箱型の人工蟻巣だが、
現在のところまで順調にいっている。

    ふじひろ