7月12日14時30分柏市で、
サムライアリの飛行があった。
気温は33℃、快晴、暑い。
早速クロヤマアリのコロニー(W20)に寄生させた。
今朝見ると、クロヤマアリ女王は殺され、
サムライアリの女王は腹部を膨らませ、
盛んにワーカーのグルーミングを受けていた。
12日には、クロクサアリ、クロヤマアリも飛行していた。
ひろふじ
サムライアリの飛行があった。
気温は33℃、快晴、暑い。
早速クロヤマアリのコロニー(W20)に寄生させた。
今朝見ると、クロヤマアリ女王は殺され、
サムライアリの女王は腹部を膨らませ、
盛んにワーカーのグルーミングを受けていた。
12日には、クロクサアリ、クロヤマアリも飛行していた。
ひろふじ
クロナガアリのコロニーを営巣させている
大型の人工蟻巣。
クロナガアリは専ら縦長のものを活用していたが、
今回初めて横長のものを製作してみた。
サイズは400×50×150㎜。
左側に庭部、右側上部に給餌用ケース、下部にチュウブを設置してある。
採餌行為の観察にはやや難があるが、
給餌管理、巣内観察に優れている。
ふじひろ
大型の人工蟻巣。
クロナガアリは専ら縦長のものを活用していたが、
今回初めて横長のものを製作してみた。
サイズは400×50×150㎜。
左側に庭部、右側上部に給餌用ケース、下部にチュウブを設置してある。
採餌行為の観察にはやや難があるが、
給餌管理、巣内観察に優れている。
ふじひろ
上下の人口蟻巣はどちらもケブカアメイロオオアリのコロニーを営巣させている。
これらの人口蟻巣は「376」のハヤシクロヤマアリの
人工蟻巣と同じ構造になっている。
上の人口蟻巣はワーカーは9匹、サイズは255×50×110㎜、
下の人口蟻巣はワーカー19匹、サイズは400×50×150㎜。
飼育しやすく、観察にも適している。
ふじひろ
これらの人口蟻巣は「376」のハヤシクロヤマアリの
人工蟻巣と同じ構造になっている。
上の人口蟻巣はワーカーは9匹、サイズは255×50×110㎜、
下の人口蟻巣はワーカー19匹、サイズは400×50×150㎜。
飼育しやすく、観察にも適している。
ふじひろ
今年からアカヤマアリの飼育に活用している
木材石膏人工蟻巣。
アカヤマアリは春の巣と夏の避暑巣を持っていることで知られているが、
その他に夏には樹木の中に営巣場所を拡大するという特徴がある。
この人工蟻巣の構造は、
上部樹木室が3段、下部石膏室が2段ある。
左側が巣部、右側に庭部区間、
給餌用チュウブは左側に2、上に1、右側に1設置してある。
観察してみると蛹は樹木部に、幼虫は石膏部に置かれることが多い。
採餌は右側チュウブの昆虫ゼリーにせっせと通い続けている。
サイズは「373」人工蟻巣と同じ、340×30×280㎜。
まだ改良の余地があるが、
アカヤマアリ用の人工蟻巣としては、最高傑作だ。
現在クロヤマアリの蛹を大量に投与している。
すべてが羽化し、充分な栄養を与えたら、
インキュベーター内で越冬管理に入る。
ふじひろ
木材石膏人工蟻巣。
アカヤマアリは春の巣と夏の避暑巣を持っていることで知られているが、
その他に夏には樹木の中に営巣場所を拡大するという特徴がある。
この人工蟻巣の構造は、
上部樹木室が3段、下部石膏室が2段ある。
左側が巣部、右側に庭部区間、
給餌用チュウブは左側に2、上に1、右側に1設置してある。
観察してみると蛹は樹木部に、幼虫は石膏部に置かれることが多い。
採餌は右側チュウブの昆虫ゼリーにせっせと通い続けている。
サイズは「373」人工蟻巣と同じ、340×30×280㎜。
まだ改良の余地があるが、
アカヤマアリ用の人工蟻巣としては、最高傑作だ。
現在クロヤマアリの蛹を大量に投与している。
すべてが羽化し、充分な栄養を与えたら、
インキュベーター内で越冬管理に入る。
ふじひろ
少しでも自然状態に近いことを目指して設計した。
上部より下部のほうが、湿度がたかくなるようにしてある。
左側に給餌用のアクリルケース、
右側はごみ捨て場兼庭部。
サイズは340×30×280㎜。
我家への見学者の多くが、この人工蟻巣を№1にあげる。
巣内観察が楽しいからだろう。
そろそろインキュベーターに入れて、
越冬管理に。
ふじひろ
上部より下部のほうが、湿度がたかくなるようにしてある。
左側に給餌用のアクリルケース、
右側はごみ捨て場兼庭部。
サイズは340×30×280㎜。
我家への見学者の多くが、この人工蟻巣を№1にあげる。
巣内観察が楽しいからだろう。
そろそろインキュベーターに入れて、
越冬管理に。
ふじひろ
土中営巣種は何と言ってもヤマアリ属だろう。
各環境で繁栄を謳歌している。
写真はハヤシクロヤマアリを営巣させている人工蟻巣。
木枠に石膏を流し込み、巣室を掘り込んで、
両面にガラスをあててある。
サイズは255×50×110㎜。
巣室の広さは200×30×40㎜。
左側に給餌用チュウブ、右側には庭部のアクリルケースを設置してある。
やや小型だが、
飼育環境も良好で、観察面でも優れている。
ふじひろ
各環境で繁栄を謳歌している。
写真はハヤシクロヤマアリを営巣させている人工蟻巣。
木枠に石膏を流し込み、巣室を掘り込んで、
両面にガラスをあててある。
サイズは255×50×110㎜。
巣室の広さは200×30×40㎜。
左側に給餌用チュウブ、右側には庭部のアクリルケースを設置してある。
やや小型だが、
飼育環境も良好で、観察面でも優れている。
ふじひろ
今日から暫く私の人工蟻巣に関する考え方を述べていきたい。
人工蟻巣は自然の営巣状態を真似て、
飼育観察可能な営巣空間を創造することにより作りあげる。
原則として、
土中に営巣するものは、石膏を、
樹木中に営巣するものは、木材を巣室の材料とする。
そして、如何に自然らしいか、
飼育しやすいか、観察出来るかを設計のポイントにする。
順次写真を使って説明していこう。
脱翅雌を飼育するときは、
私は小さい透明ケースを使うことにしている。
サイズは90×70×20㎜。
土中営巣種はケースの底に石膏を敷き、
樹木営巣種は湿らせたスポンジを入れておく。
写真左上はクロヤマアリ、左下はクロナガアリ、
右はムネアカオオアリである。
ワーカーが羽化し揃ってきたら、新しい人工蟻巣に移し変える。
ふじひろ
人工蟻巣は自然の営巣状態を真似て、
飼育観察可能な営巣空間を創造することにより作りあげる。
原則として、
土中に営巣するものは、石膏を、
樹木中に営巣するものは、木材を巣室の材料とする。
そして、如何に自然らしいか、
飼育しやすいか、観察出来るかを設計のポイントにする。
順次写真を使って説明していこう。
脱翅雌を飼育するときは、
私は小さい透明ケースを使うことにしている。
サイズは90×70×20㎜。
土中営巣種はケースの底に石膏を敷き、
樹木営巣種は湿らせたスポンジを入れておく。
写真左上はクロヤマアリ、左下はクロナガアリ、
右はムネアカオオアリである。
ワーカーが羽化し揃ってきたら、新しい人工蟻巣に移し変える。
ふじひろ
現在飼育している種類は以下のとうり18種である。
(オオアリ亜属)
クロオオアリ、ムネアカオオアリ、ニシムネアカオオアリ、
カラフトクロオオアリ、ケブカクロオオアリ
(アメイロオオアリ亜属)
アメイロオオアリ、ケブカアメイロオオアリ
(ミカドオオアリ亜属)
ミカドオオアリ
(クサオオアリ亜属)
ヨツボシオオアリ、ケブカツヤオオアリ
(ヤマアリ属)
クロヤマアリ、アカヤマアリ、ヤマクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリ
ハヤシクロヤマアリ
(クロナガアリ属)
クロナガアリ
(トゲアリ亜属)
トゲアリ
(ウメマツオオアリ亜属)
ウメマツオオアリ
このうち、ここ数年で採集した貴重種は、
ケブカクロオオアリ、ニシムネアカオオアリ、
アメイロオオアリ、ケブカアメイロオオアリ、
ケブカツヤオオアリ、トゲアリである。
これから採集する計画のある種は、
ツヤミカドオオアリ、クサオオアリ、ツヤクシケアリ、
アシナガアリ、ツノアカヤマアリである。
このうち今年採集を計画しているのは、ツヤクシケアリである。
採集、飼育を断念した種は、
オキナワクロオオアリ、エゾアカヤマアリ、ケズネアカヤマアリ、
ユミセオオアリ、アギトアリ、クロトゲアリである。
(オオアリ亜属)
クロオオアリ、ムネアカオオアリ、ニシムネアカオオアリ、
カラフトクロオオアリ、ケブカクロオオアリ
(アメイロオオアリ亜属)
アメイロオオアリ、ケブカアメイロオオアリ
(ミカドオオアリ亜属)
ミカドオオアリ
(クサオオアリ亜属)
ヨツボシオオアリ、ケブカツヤオオアリ
(ヤマアリ属)
クロヤマアリ、アカヤマアリ、ヤマクロヤマアリ、ツヤクロヤマアリ
ハヤシクロヤマアリ
(クロナガアリ属)
クロナガアリ
(トゲアリ亜属)
トゲアリ
(ウメマツオオアリ亜属)
ウメマツオオアリ
このうち、ここ数年で採集した貴重種は、
ケブカクロオオアリ、ニシムネアカオオアリ、
アメイロオオアリ、ケブカアメイロオオアリ、
ケブカツヤオオアリ、トゲアリである。
これから採集する計画のある種は、
ツヤミカドオオアリ、クサオオアリ、ツヤクシケアリ、
アシナガアリ、ツノアカヤマアリである。
このうち今年採集を計画しているのは、ツヤクシケアリである。
採集、飼育を断念した種は、
オキナワクロオオアリ、エゾアカヤマアリ、ケズネアカヤマアリ、
ユミセオオアリ、アギトアリ、クロトゲアリである。
梅雨の晴れ間にクロヤマアリの蛹を大量採集した。
アカヤマアリのコロニーに与えるためだ。
雨後の晴れた日には、蛹を表面近くにあげてくるので、
採集が容易になる。
七つの巣に板トラップをしかけた。
梅雨明けまでに、もう一回採集するつもりだ。
サムライアリのコロニー形成に利用する計画だが、成功するかどうか。
ふじひろ
アカヤマアリのコロニーに与えるためだ。
雨後の晴れた日には、蛹を表面近くにあげてくるので、
採集が容易になる。
七つの巣に板トラップをしかけた。
梅雨明けまでに、もう一回採集するつもりだ。
サムライアリのコロニー形成に利用する計画だが、成功するかどうか。
ふじひろ