問題の触覚欠損の3個体です。
鞭節欠損個体にはハンディがあると思われるので、右鞭節欠損の個体(A)には蛹を一個与えました。
左鞭節欠損個体(B)には初期コロニーワーカー2匹を与えました。
右触覚全損個体(C)は、そのままにしておきました。
採集日から36日経過後の結果が以下のとおりです。
「A個体」 蛹が羽化し働いています。卵はすべて孵化、一個蛹化しています。
今月中には、コロニーが形成できそうです。
「B個体」 卵は全て孵化、成長しています。今月中か来月初旬にはコロニーが形成できそうな勢いです。
「C個体」 正直あまり期待していなかったのですが、現状は「B個体」とほぼ同じです。
これには、大満足」です。
その結果、分かったことは、触覚欠損個体であっても一部であれば、正常個体と同じコロニー形成能力があると認められることです。
「A個体」
「B個体」
「C個体」
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