脱翅雌が初期コロニーを建設していく過程にはいくつかのパターンがある。
一つめはQ1でスタートし、Q1コロニー建設に成功するもの。
二つめはQ1又はQ複でスタートし、 コロニー建設に成功した段階でQ1になるもの。
三つめはQ1又はQ複でスタートし、
コロニー建設に成功してもその体制を維持するもの。
四つめは他種類のコロニーに侵入し、
Qを殺害して自己のコロニーを建設するもの。
二つめの形態を相互寄生と名づけた。
この代表的な種類はヨツボシオオアリである。
実証してはいないが、
クサオオアリ亜属の共通の特色かもしれない。
ヨツボシオオアリの脱翅雌のコロニー建設時の
ワーカー生産数は普通3~4匹だろう。
コロニー建設は非常な困難を伴う。
しかしQ複でコロニー建設を進めれば、成功確率は飛躍的に増大する。
写真は今年採集した脱翅雌をQ1で飼育したものである。
ワーカーは4匹羽化したが、
2匹が死亡し、現在は2匹である。
このような現状でのコロニー建設は、 自然界ではきびしすぎるだろう。
ふじひろ
一つめはQ1でスタートし、Q1コロニー建設に成功するもの。
二つめはQ1又はQ複でスタートし、 コロニー建設に成功した段階でQ1になるもの。
三つめはQ1又はQ複でスタートし、
コロニー建設に成功してもその体制を維持するもの。
四つめは他種類のコロニーに侵入し、
Qを殺害して自己のコロニーを建設するもの。
二つめの形態を相互寄生と名づけた。
この代表的な種類はヨツボシオオアリである。
実証してはいないが、
クサオオアリ亜属の共通の特色かもしれない。
ヨツボシオオアリの脱翅雌のコロニー建設時の
ワーカー生産数は普通3~4匹だろう。
コロニー建設は非常な困難を伴う。
しかしQ複でコロニー建設を進めれば、成功確率は飛躍的に増大する。
写真は今年採集した脱翅雌をQ1で飼育したものである。
ワーカーは4匹羽化したが、
2匹が死亡し、現在は2匹である。
このような現状でのコロニー建設は、 自然界ではきびしすぎるだろう。
ふじひろ