ケブカクロオオアリの名を知ったのは、
40年ほど前、馬場喜之著「アリの生態」という本で
「全身の背面に白い長毛がある。色は黒いが、クロオオアリより光沢がある」
と、書かれていました。
なにか架空の生き物のようで、信じられない気持ちでした。
「棲息場所は日当たりのいい乾燥地」で「巣は樹木・朽木中につくる」
という記事をたよりに、40年近く探し続けました。
しかし、一度も遭遇できませんでした。
ケブカクロオオアリは、私にとって幻の蟻になったのです。
40年ほど前、馬場喜之著「アリの生態」という本で
「全身の背面に白い長毛がある。色は黒いが、クロオオアリより光沢がある」
と、書かれていました。
なにか架空の生き物のようで、信じられない気持ちでした。
「棲息場所は日当たりのいい乾燥地」で「巣は樹木・朽木中につくる」
という記事をたよりに、40年近く探し続けました。
しかし、一度も遭遇できませんでした。
ケブカクロオオアリは、私にとって幻の蟻になったのです。