気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

初釜を考える

2022-01-23 17:20:34 | お稽古
初釜」とは、新しい年をむかえて最初に釜を火にかける事 
このとき、元旦に汲んだ井華水『若水』を使う
この湯で御茶をいただくと 体によく万病を防ぎ、
これから1年間の邪気を払うことができる
と言う厳粛な行事ですが・・・
   

一般的には家族で除夜を迎え、お節、お屠蘇で
お正月をお祝いしますので
新年最初のお茶会を「初釜」としています 
 

この「初釜」の意味を鑑みながら
今年もコロナ禍の中
初釜が出来て感謝!感謝!
   

昨年に引き続き午前、午後の二部制に
午前は
汲み出し➡席入り➡初炭➡お菓子➡濃茶➡薄茶➡席改め➡点心➡終了
午後は
汲み出し➡点心➡お菓子➡席入り➡濃茶➡後炭➡薄茶➡終了

お客様は6人以内とし、点心は同室3人づつ分かれて
いただいてもらいました

なおCOVID-19対策として
各部屋に加湿空気清浄機(プラズマクラスター付)を置き
アルコールでの手指消毒の徹底、蹲では所作だけに
会話ではマスク着用、できるだけ黙食でとお願いを

主菓子は「花びら餅」芳月庵
   

干菓子は「薬師寺飛天樫舎、「雪輪」芳月庵
   

懐石は「半月弁当」(懐石かこむら
煮物椀は「お雑煮」(芳月庵)
最後にほうじ茶
と簡略化いたしました
 

終了後、何事もなく一週間経ちましたので
ほっとしております

**芳月庵とは自製のこと


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