気軽に茶道をしてます。

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「プラジャーク・クヮルテットwith山崎智子」を京都で

2016-12-09 11:55:07 | 音楽
午後7時前の京都地下鉄北山駅のすぐそばの植物園は真っ暗
でも「京都府立陶板名画の庭」は怪しい光で彩られ、
笙・篳篥などの雅楽の音が聞こえ焚きました。
アートプロジェクト「京都北山光の庭」と銘打ち
「神宿る・神游び」の光の世界が開催中16時から20時まで
 
入場無料なので、少しだけ中に、
コンクリートの壁に源氏物語の世界、
桐壷、花宴、幻・・6つの歌が浮かび上がっておりました。
 
午後7時から「プラジャーク・クヮルテットwith山崎智子」
京都コンサートホールへ急がなくては行けません。
通路からの「最後の審判」ミケランジェロも怪しげ

今日のコンサートホールの廻りが、平日なのに明るい?
クリスマスツリーや地面にトナカイ等も投影されており、

大ホールでアロージャズオーケストラがもうすでに開演中
小ホール「プラジャーク・クヮルテットwith山崎智子」
八分くらいの入りです。

プラジャーク・クヮルテットは、チェコの弦楽四重奏団で
1972年結成され2010年までは初期メンバーであったが、
2015年に第1ヴァイオリンを若手女性ヴァイオリニスト
ヤナ・ヴォナシュコーヴァの加入により、新時代を迎える
[Vn]ヤナ・ヴォナシュコーヴァ、
[Vn]ヴラスティミル・ホレク
[Va]ヨセフ・クルソニュ、
[Vc]ミハル・カニュカ で構成され、
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第10番変ホ長調op.74[ハープ]
約30分の演奏時間、渋い曲なのですが若手をうまく盛り立て、
音の鮮やかさにもう少しこの4人を聴きたいと思わせました。
そして[Va]山碕智子さん(ロータス・カルテット)が加わり
モーツァルト:弦楽五重奏曲 第4番 ト短調 K.516
車の中で一番よく聞く曲(CDを替えないからなのですが)で
アルバンベルグ盤と引けを取らない華麗な演奏の半時間。
休憩後、後半は、期待させまいた。
ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 op.111  
半時間程度でゆっくりめ?、二本のビオラは大活躍で、
きれいなワルツも聴けました。
大拍手です。アンコールは
モーツァルト弦楽五重奏曲第1番変ロ長調K.174から第三楽章
響きが若々しさに溢れており、若手が加入されたことより
今まで以上に音楽的な深みが増してくることでしょうね。

今後のプラジャーク・クヮルテットの予定です。
12/9 (金)大阪倶楽部4階ホール
12/11(日)愛西市文化会館 ピアノ榊原祐子、コントラバス榊原和修
12/12(月)愛西市文化会館 マスタークラス