こんにちは!高知県議・細木りょうです。

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第二期高知市中心市街地活性化基本計画について

2017-05-31 10:17:30 | 日記
 5月25日に行われた第3回第二期高知市中心市街地活性化基本計画策定検討委員会を傍聴しましたのでご報告いたします。
 まず計画区域ですが、北は高知駅、南は一部鏡川まで、西は枡形商店街、東はさえんば商店街までの市中心部約142haとなっています。
 この会では、中心市街地における課題として、高知城歴史博物館オープンや来夏完成の新図書館複合施設(オーテピア)、幕末維新博、外国クルーズ船寄航増加などをチャンスと捉えた対応、滞留時間増、居住人口増、偏在化是正と回遊性向上などが挙げられており、めざす中心市街地像として、「チャンスを活かし、もてなし集い、過ごす新たなまち、”土佐の高知”」が提案されています。
 また活性化の目標として①訪れるにも便利、過ごすにも便利、暮らすにも便利なまち②商業・観光・歴史・文化・教育・福祉などが融合した多機能なまち、として42項目にのぼる事業(新図書館西敷地活用など継続27事業、新規15事業)が登載されています。
 新規事業として子育て支援施設と共同住宅の複合施設(民間)建設や、日曜市活性化、オーテピア連携事業、既存イベント登載などですが、あまり新味はありません。
 一期計画でどのような効果が生まれたのかの検証、国の認定を受ける必要性、まちづくりは人づくりの視点、商店個店の魅力向上などが大切ではないかと感じました。
 また委員からは公共交通利用促進の観点で、かるぽーと前への電停新設要望が出され、市事務局は県道一宮はりまや線の拡幅工事とあわせての検討事項と回答する場面もありました。


外国クルーズ船の寄航増により、高知城からひろめ市場、帯屋町周辺は多くの外国の方でにぎわいを見せています。
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『まちなか広場市民フォーラム』にぜひご参加を!

2017-05-24 00:39:32 | 日記
新図書館西敷地活用について考える企画(主催:高知まちなか広場プロジェクト)です。

日時:6月3日(土)15:00~17:00 
場所:高知県婦人会館(永国寺町6-19)
基調講演
 「中心市街地におけるオープンスペースの役割と活用」
              (国土交通省四国地方整備局担当より)
〇新図書館西敷地活用の経過報告
〇なんでも語ろう!まちなか広場
*参加無料でどなたでもご参加いただけます!

(まちなか広場プロジェクトが作成している案内ちらしより)
 高知市は、2018年夏に完成予定の県市合築図書館の西側に生まれる敷地約2500㎡について、現在の中心市街地活性化計画で「賑わい広場整備」と位置づけしているものを変更し、民間業者に30年から50年間占有させて、容積率・建ぺい率いっぱいにビルを建設する「高度利用」計画に変更しようとしています。
 この土地は、歴史ある追手前小学校の跡地に生まれた、高知市の中心部にある市民の大切な財産です。
 わたしたち「高知まちなか広場プロジェクト」は、大学や高校、新図書館、高知城歴史博物館など文教地区と中心商店街、日曜市などが集積するこの場所の活用について、市民の憩いの場、市街地のにぎわい創出などのオープンスペースとして活用していくことを求めています。

●市民も「広場」を求めています
 昨年末、高知市が実施した市民アンケート(※下記)では、「広場」機能を求める声がトップに。その他上位にランクインしたものも憩いの空間によって生み出される機能が上位となっています。
※図書館西敷地の利活用に関する市民アンケート(2016年12月高知市実施)結果「ふさわしい機能」
1 広場機能(62.9%)
2 観光客のリピーターを増やすことができる機能(58.4%)
3 家族連れでこどもが安全に遊ぶことができる機能(56.8%)
4 日曜市やよさこい祭りを充実、発展させる機能(55.1%)
5 街への移動に不便を感じている高齢者や障がい者学生等
  が利用できる機能(45.8%)    

●国土交通省のオープンスペースの考え方
 国交省は、「社会資本が一定程度整備された中で、緑とオープンスペースのもつ多機能性を再認識し、各種施策に取り組むことが必要である」との「新たな時代の都市公園等のあり方検討会最終報告書」をまとめています。いま、全国で「まちなか広場」が注目されていて、空間は都市の〝風格や品格〟を高めるものとして評価されています。
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平成の治安維持法=共謀罪が強行採決

2017-05-24 00:37:06 | 日記
 
 
 国民の8割近くが説明不足と答える中、23日衆議院で「共謀罪」が強行採決されました。
 電話・メール・LINEを覗かれるなど、警察の国民監視をさらに“凶暴”化する法律を
数の力で”強暴“採決するアベ政治を絶対に許しません。
 同日県庁前で行われた市民・野党共同の抗議行動に参加。ビラを受け取ってくれた市民
の方は「本当に腹が立ってしょうがない。国会前へ行って抗議したいくらい」と怒りの声が。
 なんとしても四たび廃案へ!!
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和歌山市の「リノベーション」と水辺を活かしたまちづくり

2017-05-17 06:27:09 | 日記

シャッター通り商店街を「リノベーション」
和歌山市では人口減少に伴い、まちの衰退が著しく、写真の中心的な商店街「ぶらくり丁」でも空き店舗が増加し、いわゆる“シャッター通り商店街”となっていました。リノベーションとは建物を改修、または使い方を変更し新たな価値を生み出すことですが、

写真のおしゃれな洋菓子店は、もとはぼろぼろの空き店舗だったものを市の主催するリノベーションスクール(短期集中合宿)に参加した若い方が改装、地元の農産物を使い好評のようです。こうした店舗が商店街の中にいくつか生まれ、波及的に空き店舗が埋まり、産業振興、雇用創出、コミュニティ再生、エリア価値の向上につながっています。

水辺を楽しく使いこなすまちづくり
 和歌山市も高知市とおなじ城下町ですが、和歌山市駅とまちなかの商店街をつなぐ「市堀川」に注目、河川敷地占用許可の緩和を活かし、今あるインフラ=“水辺”を活かした官民協働のまちづくりをすすめています。水辺を使った「まちなか河岸」、マーケット&カヌー体験などの楽しい企画が好評で、大勢の市民が楽しんでいるとのことでした。

 空き店舗をリノベーションしてオープンした地酒バー「水辺座」

 左側にある和歌山市営の駐車場を今後撤去し、イベントも可能な親水公園として整備する方針が決まっています。
 
 補助金頼みの商店街の活性化や、川にふたをして道路をつくる計画などが高知市で進められていますが、今あるものを“人づくり”とあわせ活かし、楽しいまちづくりを進める和歌山の取り組みは非常に参考になります。

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県道「はりまや町一宮線」拡幅事業

2017-05-13 16:48:09 | 日記

未着手部分の工事 今年度に判断
 都市計画道路として、比島交通公園からかるぽーと前木屋橋までの全長1,765m区間のうち、2011年3月に、はりまや橋(旧新堀)小学校までの北側が整備されましたが、残る区間280m(うち110mは写真のように開口 工事費用約26億円)については、新堀川に生息する希少生物(「絶滅危惧種」のコアマモ、シオマネキ、「注目種」のアカメ、トビハゼなど)の扱いや、新堀川を覆うことへの反対意見などから、工事を一時中止して、整備後の交通量や新堀川の自然環境の復元状況調査を県が実施し、今年度工事を再開するかどうか判断することとしています。
 2012年の交通量調査では、4車線化により交通量が増加している現状が報告されています。また近隣の市民アンケートでは、道路が広がり通勤などに便利になった、歩道が整備され散歩しやすくなったなど肯定的な意見がある一方、大型バス運行含め交通量増加により通学児童への通学が危険、車のスピードが速くなり危険、水辺や緑が減ったなどの意見も出されています。




自然・文化・歴史を生かしたまちづくりを
 はりまや橋からわずか400mの場所にこのような希少生物が生息する場所は全国でもわずかだと思われます。また周辺には中江兆民や河田小龍生誕地、武市半平太の道場跡など歴史遺産もたくさんあります。かるぽーとや商店街との連携、新堀川の水辺を活かしたまちづくりが求められているのではないでしょうか。

<はりまや町・一宮線まちづくり協議会>
6月20日(火)10:00場所未定 *傍聴可です
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