こんにちは!高知県議・細木りょうです。

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2021年6月定例会閉会

2021-06-28 22:02:09 | 日記
6月28日市議会定例会が閉会となりました。
共産党市議団は、桂浜荘特別会計補正予算(1.1億円)への専決処分についての議案に反対、その他補正予算や予算外議案全て賛成しました。
桂浜荘補正専決処分に対し反対討論
閉会前の24日、予算決算常任委員会後期全体会において、党市議団を代表し、迫議員が反対討論を行いました。※下記①全文参照ください
その要旨は、専決予算の内容が問題ではなく、指定管理契約の重大な変更である点、高知市観光の最重要課題でありながら議会を開かず、緊急度もあいまいなまま専決処分によって議会に諮らず多額の予算を執行した点です。
9月休館は決定しましたが、その後老朽化対策など活用について桂浜公園全体の計画の中でどう位置づけていくのか、市民の意見も聴きながら方向性を決めなければなりません。
団提出の「LGBT法早期成立求める意見書」が可決
市議団は、上記意見書(※下記②意見書全文参照ください)のほか「性犯罪に関する刑法改正を」「女性支援法制定を」「経口避妊薬の早期承認と保険適用を」「新たな難民保護法新設を」「東京オリパラ開催中止を」など6本の意見書議案を提出。
LGBT法は、与野党合意されていた最低限の内容にも関わらず自民党内部の反対により、提出が見送られたもの。賛成多数で可決されました。(反対は自民党保守中道の会6名、新こうち未来3名、その他2名)その他議案はすべて賛成少数で否決されました。

①市第90号令和3年度高知市国民宿舎運営事業特別会計補正予算についての市長専決処分の承認議案は、その市長専決とした形式が問題と考え反対するものです。
 この予算は、市議会が承認を与えた指定管理契約の重大な変更に大きくかかわり、特に、今後の桂浜荘をどうするのかという高知市観光の最重要問題に直結する予算であり、市長専決にしたことは議会と市長の信義関係に重大な問題を持ち込むものとなっており、看過できません。
 観光開発公社側との合意ができたのであれば、この間のコロナ対策支援を継続しつつ、議会にはかり慎重な審議を行い、議会の結論を受けた後に、4月1日に遡って清算すればいいのであって、市長専決を回避する手段はないはずがなく、議会にはかる暇がないということは理由にならないと考えます。
 6月4日の市長定例記者会見の場では、9月末での休館後の桂浜荘をどうするのかについての記者からの質問に、副市長は「コロナの影響を見ていく必要もあるが、再開するとしてもすぐに再開することにはならない」とし、民間活力による大規模改修後に民間に運営をしてもらうなどの選択肢が語られもし、市長からも「廃館にはしないのが市の規定路線だ」との強いメッセージが語られていました。
 今回の予算は、大規模改修による多額の借金を一般会計予算で穴埋めしてきた市政の重大な「失政」に対する総括もないままに、今後の桂浜観光全体の方向付けへの誘導という側面を持つ重大な予算であり、市長専決という手法をとったことに強く抗議するものです。
 専決議案は、一般に「議会の承認が得られなかった場合といえども当該処分の効力には影響がない」と解釈されているのではありますが、今回の場合は、承認を与えないことも、議会の判断として必要であると考えるものであります。
 よって、当承認議案には反対であります。

②LGBT法案の早期成立を求める意見書
 
LGBT法案(性的指向及び性自認の多様性に関する国民の理解の増進に関する法律案)は超党派の議員連盟で検討され、政府に理解増進のための基本計画の策定を義務づけるほか、企業や学校にも理解促進や相談体制の確保に努めるよう求める内容であり、与野党の合意案ができていたにもかかわらず、与党の一部から反発があり、土壇場になって2021年度通常国会への提出を断念するという事態となった。
五輪憲章には性別や性的指向による差別の禁止が盛り込まれているが、開催国として東京五輪・パラリンピック前の成立を目指していたが実現できず、国際社会に日本のジェンダー平等にかかる後進性をあらためてアピールすることとなった。
世界では多くの国で性的少数者への差別禁止法が制定され、日本も法律で差別を禁止するよう国連からこれまでも勧告を受けており、国内の自治体ではすでに差別禁止を規定する自治体や、本市のようにパートナーシップ制度を導入する自治体が増加する中、この法案は理念法の位置づけであり、差別禁止規定や罰則もない当たり前の理念であり、早期に成立をめざすべき法案である。
よって国会および政府に対し、LGBT法の成立を早期に成立するよう求める。

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2021年6月議会個人質問要旨

2021-06-22 23:37:43 | 日記
☆今議会は3名が登壇しました。答弁要旨を報告します。
<はた愛>
・コロナ対策
接種予約困難者への予約の保障は
答)インターネット、電話、郵送での予約が困難な方については、ケママネや障害福祉の関係機関、地域の支援者により周知したい。

介護職員等への今後のワクチン接種順位は
答)介護や保育分野で働かれている方は人とのふれあいが避けられないため、できるだけ早い時期に接種できるよう調整したい。
*その他、政治姿勢(オリンピック中止、性犯罪に関する刑法見直し問題点)、DV被害者個人情報漏洩再発防止、人権にかかわる校則問題の改善など

<島崎やすおみ>
・9月休館予定の桂浜荘との契約変更に伴う委託料1.1億円の専決処分
 議会への説明不足。なぜ臨時議会を招集しなかったのか
市長)相手方である公社との合意がずれ込み、従業員の賃金など事業費を確保するため緊急措置として専決処分となった。
*その他、西敷地、市税1%還元、投票所運営、かるぽーと休館中の公民館活動保証など

<浜口かず子>
・鏡鉱山開発計画
開発支援を改め、鏡川清流保全、自然を生かした政策へ転換すべき
市長)環境と地域経済の活性化とのバランスに留意しながら必要に応じて支援していきたい。
・ヤングケアラー
家族の介護のため、こどもたちの教育等の機会が失われていることへの見解と対応は
市長)大人や社会が対応すべき家庭内のケアニーズを過重に支えている場合、早期に把握し、必要な支援に結び付けることが重要。
・生理の貧困
ジェンダー平等の立場から必要な対策を
答)8月に行われる県の配布事業に先立ち、災害備蓄用生理用品を活用し、各施設へ配布したい。
*その他、特別支援教育現場の教員増、介護保険料引き下げなど

☆先日NHKスペシャルで「検証“医療先進国”なぜ保健所は追い込まれたか」が放映されました。新型インフルエンザが流行した教訓を生かすことなく、これまで政府は保健所、人員配置、予算を大幅に減らしてきました。そのツケが現下の新型コロナ危機を招き、保健所は追い込まれ、職員疲弊につながっています。21日、日本共産党自治体労働者後援会のみなさん、中根こうさく比例候補と一緒にこうした公務労働の状況など県庁前で訴えました。
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明日から6月定例会個人質問

2021-06-15 21:44:44 | 日記
明日6月16日からの個人質問には14名が登壇、うち共産党市議団は、下記の3名が質問を行います。
<はた愛>
政治姿勢(オリンピック中止、性犯罪に関する刑法見直し問題点)、本市のDV被害者個人情報漏洩事件再発防止、コロナ対策(移動支援、接種予約困難者支援、優先接種などワクチン接種体制改善、PCR検査拡大)、人権にかかわる校則問題の改善
<島崎やすおみ>
コロナ対策(追加補正など事業者支援強化)、西敷地(広場機能、スケジュール)、かるぽーと(休館中の公民館活動保証)桂浜荘(専決処分の妥当性)、市税1%還元事業、コロナ下での投票所運営、秦中央保育園跡地活用など
<浜口かず子>
鏡鉱山開発計画(断念の経過と環境保全)、ヤングケアラー(本市の実態と支援)生理の貧困(人権課題として公共施設・学校への生理用品配置)、特別支援教育(教員増など学びの保障)、介護保険料引き下げ


☆昨日の市議会で今年度の委員会所属等が決まりました。共産党市議団の各議員についての所属は以下の通り。
◎委員長 〇副委員長
総務(はた、浜口)建設(下本)厚生(〇下元、島崎)経済文教(◎細木、迫)議会運営(迫、はた)
その他
広報委員会(島崎)、競馬組合議会(島崎)、都市計画審議会(浜口)、病院企業団議会(細木)、食肉センター議会(下元)、社会福祉審議会(下本)
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2021年6月 高知市議会定例会は11日から

2021-06-08 23:50:43 | 日記
 議案概要について 
今議会には予算議案2,条例議案13,その他議案9の合計24議案で補正予算額は8.8億円です。
 特徴は、新型コロナウイルス感染症拡大にともなう市民のくらし応援のための「低所得子育て支援世帯支援」(一人あたり5万円 対象約15000人)や住居確保給付金、障がい者雇用での就労継続支援事業費ほか合計約5.6億円。その他、すずめ共同作業所建て替え支援約2,6億円、鏡川流域関係人口創出事業費2000万円、不育症検査費用助成240万円など。

 市長専決処分 桂浜荘、マイナンバーカード交付センターで合計17500万円
 桂浜荘はコロナの影響により大幅な利用客減少のため、9月から休館が決定となり、今後の再開はめどが立っていません。専決処分の1.1億円については、運営を委託している桂浜公園観光開発公社に対し、運営方法を4月~9月まで「利用料金制」から「徴収委託制」に変更するために発生するものですが、市にとっても重要な案件であるため、議会に諮らず専決することは問題といえます。
 また多くの市民が情報漏洩や国の監視について不安を感じるマイナンバーの交付センター設置(デンテツターミナルビル4F)費用にかかる市長専決額は6500万円(全額国費)です。

 6月議会日程

開会 提案理由説明 11日
常任委員などの選任 14日
個人質問 16日~18日、21日
常任委員会 22日~25日
委員長報告、採決、閉会28日
*請願・陳情の受付しめきりは、17日正午です。
*本会議・委員会とも誰でも自由に傍聴可能です。(コロナ対策にご協力をお願いします)
*個人質問について
 執行部へのコロナ対策配慮を理由に、議会運営委員会の決定により質問数が制限されたため、共産党市議団からは、はた愛、島崎やすおみ、浜口かず子の3名のみ。この決定については、質問権の制限は市民の負託に応えることができないと7日、市議団は議長と議会運営委員長に対し、申し入れを行いました。


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コロナ ワクチン接種・支援メニュー

2021-06-01 23:39:25 | 日記
 県内のコロナ感染が拡大しています。ワクチンは沈静化の有効な手段であり「誰一人取り残さない」スムーズな接種が求められますが、ワクチン以外にもクラスター防止のための検査拡大、飲食店はじめ影響を受けている業者への補償、生活困窮する市民への支援も重要です。
 6月定例会は11日から開会です。コロナ対策として、ワクチン接種の進め方改善、飲食店従業員さんのPCR検査がはじまりますがさらなる業種への検査拡大、十分な補償や支援の継続と強化などしっかり求めます。

<ワクチン接種について>
 接種医療機関は“モデルナ社”ワクチン導入とあわせ現行の73から100以上に増やし、集団接種も進める。高齢者の接種完了は7月末を目指しているが、接種できていない方には郵送で通知を行う予定。

<高知市の支援制度など>
・子育て世帯生活支援特別給付金(児童一人当たり5万円)
 ※対象:ひとり親世帯6000人、その他世帯9000人を想定。申請は来年2月末まで
・国保保険料減免、感染者(疑含む)傷病手当支給
・市税徴収猶予、水道料金支払い猶予
・生活福祉資金貸付の要件緩和
・こころの相談窓口開設
・飲食店打ち勝つ業態転換支援、ECサイト開設支援
・営業自粛店舗支援金(消毒費用10万円、休業1日2万円)
・テレワーク導入支援
・中小企業生産性向上設備導入支援
*このほかにも支援メニューがあります。ぜひご相談ください。
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