四国ブロック国会要請行動を行いました

　25日、共産党四国ブロックは政府要請行動を行い、高知県からは塚地さち県議、浜川ゆりこ参議院県選挙区予定候補（子ども子育て支援委員会責任者）、春名なおあき元衆議院議員、下本ふみお市議らと一緒に参加し、南海地震対策、ＴＰＰ、オスプレイ、原発、産業振興と雇用改善など厳しい高知の現状を伝え、政府としてしっかり対応と要望を行いました。（写真提供：志位和夫秘書室　細木は左端）

○高知市は地震後、世界でも類のない長期浸水地域であり、ポンプの耐震・耐水化や増設など事前防災の観点で抜本対策を。
＜国土交通省＞
事前の対策はこれから。被災後の排水対策は、地方負担のないように努める。

○嶺北地域でのオスプレイの訓練や低空飛行訓練は、防災ヘリ、ドクターヘリとの衝突も考えられる。防ぐための対策は。
＜外務・防衛・国土交通省＞
米軍の飛行訓練は日本の安全保障上重要であり、中止などは求めない。飛行訓練の約１時間前に国内航空法に基づき「フライトプラン（飛行計画）」が米軍から提出されているが、軍事上の機密であり、自治体への報告は考えていない。

○その他
ＴＰＰ参加交渉については「守るべきものは守ってくれる」との認識で、1年前の懇談で反対の立場だったのとは大きな違いが。また原子力規制庁も経済産業省も原発再稼働の立場であり、廃炉にするための担当省庁がないことなども交渉の中で明らかになりました。

市町村議員セミナー報告

　先週、滋賀県大津市にある全国市町村国際文化研修所で、2013年度第１回市町村議会議員特別セミナーが開催され参加しました。
　今回の研修は「福祉」がテーマであり、①これからの日本の福祉②児童虐待問題③障害者福祉④子育て支援の４つの講義が行われました。
　そのうち子育て支援施策について、兵庫県播磨町の取り組みの一部をご紹介します。
□生まれる前から支援　
「子育て支援ハンドブック」の配布
□こんにちは赤ちゃん事業　
民生児童委員などが各家庭を訪問
□3人乗り自転車レンタルやリサイクルプラザでのベビー用品貸し出し
□子育て応援スペース充実
公共・民間施設への授乳・おむつ交換・キッズ
スペース確保や　「赤ちゃんの駅」設置
□パパ応援事業　
父子手帳の配布
□怒らん子育て講座、子育て支援NPOとの協働
事業
□その他、こども医療費の無料化拡大、保育料
独自軽減、中学校給食実施など。

＊高知市は財源を理由に、市民からの要望に背を向け、県下で最も子育て支援策が遅れています。国からの防災関連支援など財政状況が好転を見せる中、子育て支援強化すべきと感じました。

五台山小学校で児童クラブが開設

　４月１日から、五台山小学校で児童クラブ「オレンジ」が開設しました。保護者のみなさんが取り組まれたアンケート調査や教育委員会への要請活動などが実を結びました。よかったですね♪
　また、児童クラブは今年度から１８時まで開設時間が延長されることになり、働くお父さんやお母さんにとって、安心して預けることができるようになりました。

土佐電問題での総務委員会報告

　私の所属する総務常任委員会は１日、土佐電役員と元暴力団組長らとの問題で、土佐電鉄に関わる２０１２年度未執行予算と２０１３年度予算合計1億1千万円余りの執行について、市民生活に影響を及ぼす自由民権記念館とはりまや橋バスターミナルの指定管理委託料などの執行を認めました。
　しかし、交通政策課に関わる補助金合計７６６３万円については執行留保としました。今後は県警及び土電内部の調査結果にもとづき随時委員会を開催し執行を判断、場合によっては5年間遡及しての補助金返還や指定管理の契約見直しもありうる状況となっています。